Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

セパレートパンプス

2005年05月10日 | fashion
昨日ここに、今年はセパレートパンプスがお店にたくさん出ているもようと書いたら、今日の帰りのバスの中で、足首ストラップ付きのセパレートパンプスを履いた人がいらして、ふと考え込んでしまいました。

セパレートパンプスや、セパレートに近い繰りの深いパンプスは、足が長く見える効果があってステキだと思っています。「繰りが深い」っていうのは、甲を覆う手前のところが、幅広く切られているっていうことです。
バリエーションで、上の写真のようなのもあります。甲を覆う革と側面を覆う革を別にして斜めに接いであって、そのため、その接ぎ目にあたるところが三角に深めになっているタイプです。

その深くなっている部分が、足の縦のラインを下に延長して見せるので、足が長いような目の錯覚(!)を招いてくれる靴ということだと思います。

ところが繰りを深くすると、足の側面の支えが薄くなって、かかとが抜けやすくなってしまいます。歩くたびにスポッスポッと音がしそうなんですよね。
なので、繰りが深いパンプスはかかとの覆いの部分が、高く硬いのが履きやすい。


ところが「足首ストラップ付きのセパレートパンプス」っていうのは、それを、足首に巻きつけてしまうことで補おうとしている、っていうことなのかな!?!?
だけど、足首にストラップが巻いていると、そこで足の縦のラインがいちど切れてしまい、足長効果が逆だよね? それじゃせっかくセパレートの甲斐がないのでは!?


と思って、今Webで検索してみたら、足首ストラップがあると足を華奢に見せてくれる…と書いたショップがありました。
そうか、足首ストラップがついた時点で、足長→華奢に、狙いが変わっているのか。

ようやく納得。
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