換気扇

去年暮れは大掃除をほぼ全くできませんでした。

そんなに掃除熱心でない私が言うのもなんですが、「年末」とか「節句」とかというのは、日ごろ「いずれやろう」と思っているその「いずれ」。先延ばししていることをやるきっかけが、黙っていても定期的にやって来てくれるのです。自分なりのきっかけをつかむのは簡単なようで意外と難しい。それが暦に従って誰にでも平等にやってくる、チャンスなのですね。
昔から、この日にはこれをやるという慣習は、あながち意味のないことではないのではないかと思うのです。
このところ七十二節句の本をいくつか書店でみかけますが、そういうことが見直されるのはいいなぁと思います。
家の掃除だけではなく、生活の習慣とか、気持ちの切り替えとか、生き方の切り替えとか。
そうやって習慣的にけじめのあるというかリズムのある生活をすることが、いろんな意味でいいことなのではないかと思います。



それを挽回しようと思ったわけではなかったのですが、軽い気持ちで換気扇の掃除を始めたら、フィルターの掃除でやっぱりおおごとになりました。

外側を掃除しながらフィルターをぬるま湯に浸けておいて、歯ブラシで延々と擦っていったら、終わる頃には薄暗くなって、干していた布団を取り込むタイミングを逸していました


換気扇はぴかぴか。
でもがんばってまたくたびれてしまいました★