Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

芸大茶会2017、素晴らしかったです。。。

2017年10月21日 | 茶道
芸大茶会に伺ってきました。

明日は台風!? という、どうにか小降りの雨。風邪気味で前日は頭痛と、頭痛薬に負けて胃の不快に悩まされ、もうお洋服で…と思いました。が、当日は気合の問題か体調はけっこう良く目覚め、たまには着たかった、古い着物を(だいぶ)きれいに直していただいた訪問着に、若いころ赤い振袖に締めた帯で、出かけました!
 

けっこう軽い気持ちで、もちろん楽しみにはしていたのですが、軽いノリで出かけたお茶会でしたが、素晴らしかった。。。
いちにちたっぷり過ごして、もういっぱいいっぱいになって疲れて帰ってまいりました。


芸大さまのお茶席。。。 芸大などご縁のないわたくし、存在も知らなかった大石膏室で、学長さまのバイオリン生演奏が天上から流れてくるのを、雲の滝の中で聴くような。。。 まずいきなりアタマの中をばっさりとカラにして堪能する下地を塗り替えていただいたような、エキサイティングなスタートでした。
今回のために芸大の先生方が制作されたという斬新にして品格のあるお道具を拝見し、おいしいお菓子をお茶をいただき、なんてなんてすばらしいと名残惜しくお席を立ちました。


家元席の待ち時間には、弦楽四重奏を。
これも素晴らしく、たった4人の演奏とは思えない、これだけの音が出るのかと目を凝らしたり、目を閉じて楽しんだり、心地よく時間を過ごしました。
家元席は、お道具は、展覧会などで記憶にもあるお道具もありながら、仄暗い空間でライトアップの演出にまた新しく拝見。これも初めて入った正木記念館。。。こんなところにこんな大きな和空間があったとは。。。 もう、驚くことばかりです。
お菓子もお濃茶もおいしくじゅうぶんいただいて、それも幸せ。。。


東博へ移動して、九条館に、応挙館。
機会が開かれているとは知りながらなかなか伺えなくて、初めての応挙館でのお茶会でした。
最後に伺ったので参席が少なく、お手伝いの学生さん方とご一緒の最後のお席となりました。学生さん方もお疲れさまでした。でもここで美術倶楽部さんのお席でお茶をいただくのは、なかなか貴重な経験になると思いますよ。。。
こちらでもすてきな空間でおいしいお菓子とお薄をいただき、素晴らしいお道具も拝見し、またまた、幸せ。。。


思いがけず、何かあまりに非日常の、お茶と芸術にいっぱいに満たされた一日を過ごしてしまいました。
すーーーーごいねーーーー。。。
なまじ内容を知らずに伺ってしまったので、あまりに想定外?

ご一緒したお稽古仲間さんは、帰り道「酔っ払いのように意識朦朧状態」とメールをくださいましたが、分かる。タマシイが、宙を飛んじゃったよね。。。
 
私は帰宅後、夕食に、事前に作っておいた鶏ハムを切り分けながら、指をすこし切りました
私も足が地についていない。。。


素晴らしかったです
楽しませていただきました。どうもありがとうございました。。。

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