Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

秋の野

2021年09月16日 | 茶道
昨日は、お稽古へ。
中置で濃茶、水指棚のある重茶碗で薄茶をお稽古しました。
中置は少し前に薄茶をしたので、その時ほどマゴつきはしませんでしたが、要所要所でえーっととなってしまいます。
そういうお点法は好きです。頭を使いますね。それでなくても中置は好きなお点法です。

水指棚の薄茶は、はじめの頃の苦手科目でした。始めと終わりの飾付けを忘れるのです。
と、いうことに気づいたら、できるようになりました
ところが今回は重茶碗で、茶器は老松。さりげなくハードル高め★これも、えーっととかおっと、とかなりました。

昼食のあとは、先週初めて濃茶を習い始めた方に、二回、お点法を説明させていただきました。
1回目はけっこう混乱されて、説明も何かと大変。午前中何かたくさん作ってと話されてたっけ。2回目はだいぶ、思い出したか落ち着いたか、もちろん濃茶の扱いはしばしばアヤフヤですが、薄茶と同じなところはだいぶしっかりされました。
私もお点法をきちんと言葉にできていない箇所が露呈。

というわけで、今日はいい感じに頭を使い通し。コロナ禍で閉塞感あり単調になりがちなアタマに気持ちよい刺激。楽しく過ごしました。


茶花は河原撫子、露草、銀水引。



お菓子は秋の野でした。東宮さんの薯蕷饅頭はほんとおいしいです。



干菓子に、お稽古仲間さんの金沢土産だそうで、妙蓮せんべい。
れんこん菓子というので、羮ものか? それとも穴のあいたお煎餅…と思ったら、可愛らしい花でした。



妙蓮せんべいがテストの花丸みたいと、余分な分を少し子どもにお土産にとくださって。

箱を開けながら
「れんこんが入ってるんだって。」
「?…やさい?」
「お菓子。」
お菓子を手に
「れんこん入りのおせんべい」
 「?…やさい?」
「お花。」

ふざけて笑って、楽しく頂きました。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初雁 | トップ | 会館掃除 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿