Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

照葉の色づき始め

2011年10月19日 | 茶道
仕事で日本橋へ。

日本橋もすっかり超高層ビル街になっています。空の重い曇天、しかも1本露地を曲がって細い通りになるとビル風が激しく、思ったより肌寒くて服装選択失敗です。
寒。


打合せ終了後、お稽古。

膝がまだパンパンに腫れて長く同じ体勢でいると痛くなるし、100℃以上曲げるの禁止なので、お点前できません。ナナメ座りで中置の濃茶点前をいちど復習しただけ。
そのあと先週に続いてお披露目のお稽古を見させていただき、自分でお点前したキモチで。

今後のお茶会に向けて早く直すベシとのこと。。。
いやまさしく



お菓子は、日本橋うさぎやさんの「紅葉」
ドラ焼きといえばうさぎや、うさぎやといえばドラ焼きの有名なお店ですが、上生菓子も作られているのでした。白に橙色がうっすらと色づき始めた彩色。紅葉というと真っ赤、黄色のお菓子がふつうですが、温暖化かヒートアイランドか、都内ではまだどの街路樹も青々としています。このくらいの色づき始めが、街のすなおな季節感に沿います。
しっかりした古典的な練切という感じでとてもおいしくいただきました。


茶花は、赤白キイロ。

ドウダンツツジ(照葉)、白式部(実)、セイタカアワダチソウです。
秋の花の季節のような気がしますが、意外と花が少なく・・・。照葉もまだ色づき始めない難しい時期です。
場所によって、種類によって、木によって(立地)によって、色づき始めた木をところどころ見かける程度。すこ~し黄ばみ始めたドウダンツツジの植え込みの中に、ほんと一枝だけ真っ赤になった枝がありました。照葉のハシリです。
白式部は、紫式部とそっくりですが実の白い種。
セイタカアワダチソウは悪名高い外来の雑草ですが、背の低く蕾がちの若いものはなかなか可愛らしい花でした。

このところ茶花を入れさせていただき、写真を撮ってくると、あとから写真を見て「ここの葉をもっと落とせばよかった」「下の枝は落とせばよかった」「枝の向きを反対にできなかったか」など、毎回反省ばかりです。
今回は、満天星躑躅の下のほうの小枝をずいぶん落としたのですが、白式部の下のほうの葉ももっと落としたほうがすっきりしたかな~、背高泡立草の花枝もすこし減らしたほうがよかったかな~などとぐずぐずと考えます。
どうしてその場で気がつかないかな~。
ほんとうはお茶室で写真は禁止ですが、そういう反省という意味では写真を撮ってくる意味はあります。
お稽古お稽古。

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2 コメント

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還暦 (赤坂 うさぎ)
2011-10-20 17:15:59
ついに昨日還暦になりました。60歳。
定年に伴う色々な書類作成がありますが
60と書き込むのは50代までとはちょっと違いますね。やっぱり第二ステージということなのかな。気持ちの持ち方が換わってきた感じがしますね。ブログも昨日から還暦仕様を追加しました。
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おめでとうございます (ぴんくこあら)
2011-10-20 23:32:24
いよいよ、ずっと準備をされてきた還暦なのですね。おめでとうございます。
新しい仕事人生が栄えあるものとなりますように。
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