３輪の花のブローチ

３月の食事会のときに、初めてつけたブローチです。
薄いピンクの珊瑚の、ひとつひとつ形の違う花びらを３枚で一輪にした花が、３輪。花の芯にちいさいダイヤが１つづつ。

珊瑚も上品で綺麗で花もよいですが、面白いのは茎の表現。枝に、ボコボコ、ブツブツがついていて、なんだか珊瑚の枝のようです。
珊瑚の部分が滑らかで上品でほんとうの花のようで、金具の細工の部分が珊瑚ぽい。逆というか、ギャップが。
もっと凝った彫りの珊瑚が好きな私ですが、そのギャップが気に入って（あともちろん全体に上品な姿も気に入って）、珊瑚はつるっと磨いただけのようなこのブローチを買いました。


ブルーグレーの渋めのスーツは、インの服とアクセサリーでけっこう表情が変わるので、もっと個性的なブローチがよいかなとも思いましたが、上品に決まるこのブローチを合わせることにしました。

ブローチ自身も、珊瑚のピンクが淡く微妙なので、白や水色の服につけるのと、紺や黒の服とでは、ブローチの表情もかなり変わります。