Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

アカシアの花の咲く中を

2018年06月04日 | Weblog
秋田のおばあちゃんが危篤との報せで急遽駆け付けました。着いた日はほんの数言は話もできましたが、最後3日ほど。看取らせていただきました。
弔問の親戚やご近所から、「こんどきたお嫁さんいいひとなのよ、孫がかわいいのよ、会話ができるようになって、おばあちゃんおばあちゃんって、おいでって手を引いてくれるんだけどなかなかついて行かれないのよ」など話していたと伺いました。ありがたいなぁ。。。

子どもも看取りから湯灌納棺、火葬、告別式、埋葬まで一通り立ち会いました。
逆にずっと立ち会えたため状況がわかったか、騒いだり妙に怖がったりもなく、お寺さんの幼稚園に通っているおかげか本堂にあがっても驚くこともなく、お焼香をし手を合わせました。
それでも、帰京した夜には、ぬいぐるみに向かって「おばあちゃん亡くなったんだよ、もう会えないんだよ」と話していました。一週間ぶりに登園した園バスの先生に「いつ帰ってきたの?」と訊かれてた際にも、「おばあちゃんが亡くなってお別れ会をして、その次の日に帰ってきた」と話したそうです。




十和田樹海ラインの特産としてアカシア蜂蜜があります。
アカシアなんて最も一般的な蜂蜜ですが、このあたりは本当に地域の特産品。この時期、川沿い、線路沿い、国道沿い、あちこちで、ずーーーっとアカシアの花房が続き白くなった光景が見られます。
車窓からのブレた写真しかありませんが、川のこちらも、向こう岸の木々も、ほとんど、アカシアです。
 


往きは藤の花咲くなか。帰りは、往きにはつぼみだったアカシアが花咲くなかでした。
一週間のあいだにも、つぼみだったかきつばたや鉄線が、どんどん花になっていく中の葬儀でした。

体力がある限り、コーラスとお花に通っていたようです。
安らかに眠られますように。。。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日が落ちます | トップ | カブトムシの幼虫、来る!!! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿