祝い励ます茶会

４月から転職するお茶のお稽古仲間の門出を、お祝いして励ますお茶会でした。

お床には、贈る花ということで、胡蝶蘭が飾られました。ぜんぜん茶花っぽくない花ですが、こう生けられてみるとしっくりくるのが不思議です。
また志戸呂（しとろ）焼きの香炉にお香が焚かれ、よい香りがしていました。

主菓子はとらやの「手折桜」。明治42年から作られているという伝統の上生菓子です。
お菓子もお茶もたいへんおいしくいただきました。






お薄のお干菓子には、祝われるご正客から、塩野のお干菓子が供されました。
なんとも春らしくうららかなお菓子です。


お心づくしのよいお茶会でした。
転職でしばらくお稽古を休まれるご正客も、早く新しい職場になじんでご活躍され、またお稽古にも復帰されますように。