Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像-展

2007年05月01日 | art
「ダ・ヴィンチ・コード」以来のレオナルド・ダ・ヴィンチブームもそろそろ下火かと思いきや、「受胎告知」が初来日ということで、テレビでも観て、見逃さないうち早めにと思って、観てきました。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像-」展。

いやー、しかし、ツラいです、ダ・ヴィンチ。 類例のない天才。
「受胎告知」来日というので、つい絵を観るキモチで出かけてしまったわけですが、絵らしい絵は、「受胎告知」だけでした。
あと伝ダ・ヴィンチ作という《少年キリスト像》の他は、「聖アンナ、聖母子と洗礼者聖ヨハネ」、も「東方三博士の礼拝」もみな写真やパネルの展示。
っていうか、画家としてのダ・ヴィンチというより、人体・水・空気などの仕組みや法則を追求した考え方とダ・ヴィンチの絵をおこした模型がほとんどでした。

確かにそれがダ・ヴィンチの実像なのでしょうし、その深い背景の理解なしに絵だけを観てもしかたないのでしょうが、その、天才の独特の世界観を理解するのは、詳しい説明と模型があっても、ツライんですね。
以前、森アーツセンターにレスター手稿を見に行った時と同じ…。


しかも、「受胎告知」をゆっくり観られるように、混まないうちにと、展覧会初期の早い時間にでかけたのに、それほど大行列でもないのに、「絵の前で立ち止まらないで下さい~」との警備で、しかも いったん通り抜けたらもう戻れない仕組みになっていて、超ガッカリでした。

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