Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

炉開き

2011年11月02日 | 茶道
今週も炉のシーズンが始まりました。風炉で使っていたよりずっと大きな丸釜から暖かそうな白い湯気がほわほわと上がります。
今日はたまたま暖かめの気候でしたが、これから肌寒くなるとこれがなんとも嬉しいのです。


さて、半年ぶりの炉なので、お稽古は復習から。棚を使ったお薄と、同じく棚を使って濃茶を復習しました。
久しぶりで風炉ぼけしていると、お茶器を反対側に置き合せようとしてみたり、柄杓が反対側から回ったり、そんなこんなで頭が混乱してくると、風炉と同じ流れのところもどうしたらよいのか訳が分からなくなってきて、お茶を入れないでお湯を入れそうになったり、蓋置をあけないで蓋をとろうとしたり、いろいろなことに。
自分が混乱しているときは世の終わりみたいな心境ですが、他の方の混乱を見ている分には実に楽しいことになります


お菓子は東宮さんの栗餅に、お手土産の空也最中。栗餅は皮を除いた漉し餡に栗がおいしく、空也最中も餡が上品で、いずれもとても美味しくいただきました

茶花は、杜鵑水引(赤、白)、薄でした。


お借りした七官青磁の花入にて。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
侘び寂び (赤坂うさぎ)
2011-11-03 09:01:40
今回の生け花は秋の物寂しさがよく出ていますね。
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花入にも合せて (ぴんくこあら)
2011-11-03 22:21:09
今回は、七官青磁という、侘茶というよりもわりと格式のある花入に入れたので、品格が出せればと思ったのですが・・・
まだまだ勉強不足ということですね~ 茶花は難しいです。
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