Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

釣釜 オマケお稽古

2016年04月16日 | 茶道
熊谷草が咲きました。


茶室を作ったときから、だんなさんと、熊谷草が咲いたら熊谷草茶会をやりたいね、傘でも出して野点にする? などなど言っておりました。
が。実際のところお茶事を準備する余裕がなく…
それでも、やれる時にできるだけ何かしらやっておきたくて、お弁当持参で、お稽古付きの、こじんまり「イベント」という感じで、先生とお稽古仲間さんにお運びいただきました。


はじめにだんなさんの展示をご紹介。
子どもが、みなさんの前に立ってせっせと「ここ!」「ここ!」「見て。」と、学芸員ばりのご案内ぶりがなんとも面白かったです。ぜんぶ知ってるのよね、どこに、どんなのが飾ってあるのか。
 



室礼は、釣釜で。
中柱のある小間は釣釜はやらないとのことですが、そういっていてはお茶室がいくつもないと一通りお稽古もできないですから、ここは、まあ!

気分だけは「熊谷草茶会」なので、お花は避けて、若く柔らかい楓を一枝入れました。
 

お菓子は当方も含めお持ち寄りで、千歳虎屋さんの「若楓」を主菓子に、鶴屋吉信「池汀美人」、「月世界」、和三盆など。
 

 



途中でお昼寝してしまった子どもは、目を覚ますと、「まだいる?」と偵察。食事もそこそこに「まだいる?」と、お茶室に駆け戻ってパパさんの隣でお薄をすこしいただきました。

だんなさんが、縁側のサッシを開けたり、塩梅よく演出してくれて、さわやかで心地よい光と風を感じながら、釣釜のお茶を楽しみました。
ちょっと中途半端でしたが、思い切って開催してよかったです。よい一日を過ごしました。

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