ほんとうにごちそうさまでした

旅先でスケジューリングに失敗し、朝ご飯を食べ損ねたまま出発することになりました。

漁港で朝ご飯を営業しているお店を探しましたが、その漁港にはなく、そのまま次の目的地へ向かう途中も「朝ご飯、朝ご飯・・・」。
そこでみかけた「いくら」とのぼりを立てた花屋さん？を訪ねたところ、花屋さんというのは間違いで、お花が趣味のおかあさんがやっておられるさかなやさんでした！
お心当たりにお電話して頂きましたが、朝ご飯をやっているお店はなく、そこで寂しく乾物などを買わせて頂いていたところ、おかあさんが「ゆうべの残り物のサンマと、おとうさんが作った（加工した）いくらで、朝の残りご飯でよかったら！」と、急きょ朝ご飯をごちそうくださるとのこと・・・！！

そんなにも私たち、お腹をすかせた顔をしていたでしょうか。
（していたかもしれません・・・）
それでぱぱっと手早く出してくださったのが写真の朝ご飯！


感激です。

おとうさんは元漁師さんだったとかで、お好みでいくらの醤油づけを手作り。
「おとうさんあんまり食べないから、全部食べちゃってもいいわよ！」と言っていただいたのですが、サンマもおいしくてとても全部はいただけません～。

サーモンのおさしみ、塩でもんで一晩置いたサンマ、同じくサンマの煮付け、ウコッケイの生卵、大根のお味噌汁。。。


この旅行でいっちばんおいしかったのは、この朝ご飯だったかもしれません。こんなに手早くおいしいものを出せるおかあさんに、憧れてしまいました。

旅先で幸せを頂きました。
ほんとうにありがとうございました。