Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

惜桜

2013年04月03日 | 茶道
昼ごろまでかなりな強い風に雨で、外に出たら下半身はびしょ濡れ★ テレビで交通機関の乱れも流していたりしてどうなることかと思いましたが、予報どおり、だんだん雨は上がってくれました。

身支度・荷造りしてから、後回しにしていた買い物にぱぱっと行って、果物や野菜はショッピングバッグのまま放り出し、お稽古へ。


半月ほど間があいてしまったので、お点前は、確認する意味で、覆輪なしのお茶碗での袋天目を台目で、と、炉のうちにと硯屏を。

長緒は、まさに散りつつある桜を惜しんで、桜に。
いつも「急にお稽古することになっても困らないように」と袱紗包に入れている結び方のコピーを見て結んでいましたが、ここ何回かお稽古していたので、たぶん初めて? コピーを見ないで結ぶことができました。
解くときにちょっと手古摺りましたが・・・ あっていたはずなんだけど・・・

間違っていた茶巾の畳み直しも、どうにか正しい取り方を覚えたようで、繰り返してお稽古した甲斐は、いろいろです。


さて、お菓子も桜。
 
大きな桜落雁「桜一輪大納言」と、叶 匠壽庵さんの「あも」。
他に、桜マシュマロなど、お手土産?にご持参いただいたり、なんだか水屋が桜色になっていました。


お花は、卜伴椿、庭梅、一重山吹。
 
深い花入にうまく入らず、いじいじ、いじいじ、ようやく立ってくれてこの角度以外決まらない。。。

庭梅は、1~2日前にもう満開になっていました。
 
開花の短い花みたいで、うっかりすると花を見そこねる年もあるほど。今年も、あたたかくなって一斉に咲いてしまったたところを雨に打たれて、下の方の、日陰で半ばつぼみが残っていた枝以外は、散り散りになってしまいました。

卜伴は「月光(がっこう)」ともよばれるそうで、花弁状に変形した蘂の白さが印象的です。蕾だとそれが見えないため、咲いたものを使います。

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