出産いらい順調に減ってきて、今年読んだ本はとうとう10冊。厳密には、10冊完読できなかった
そういう年もあります。はい。ま、読んだ本に硬い本もあるし。
代わりに? 絵本を240冊くらい読んでいるし。。。
『好日日記 季節のように生きる』 森下 典子
『花のお江戸で粗茶一服』 松村 栄子
なかなかよかったですよねぇ、映画『日日是好日』。
というか、私は原作になった前著のファンです。茶道の何がいいのか。各流派のお家元さまが説かれるのは、もちろん決して軽く見るわけではないけれども、そりゃ、その道のプロフェッショナルが良く言うのは当たり前だよね~という思いが、特に門外漢には禁じ得ない。未経験者あるいは経験の浅い人に対する説得力が弱くなりがちだと思うのです。
その点、軽~い気持ちで習い始め、型ばかりでどこがいいのと思いつつ継続して、型から入り心を見出し、人生の傍らに置いて年月を過ごした方のこのエッセイには、そこに訴えかける力があります。
お茶の習い始めの方には、ぜったいおススメ。あ、こちらよりも前著、『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』ね。
『花のお江戸で粗茶一服』も、小説版、〝茶道のココロとは何ぞ”入門書。
雨にも負けず、風にも負けず、のこのシリーズ、ほんと面白いし、茶道ってなにさをなかなか深く抑えていらっしゃると思うのです。待望の続編!出ていました。
ぜひ!!
『新・生産性立国論』 デービッド・アトキンソン
前著の一部で説いていたことの具体論かなぁと思いつつ、論点の新しそうな著書が出ると思わず買ってしまう。Mr.アトキンソン。雑事に追われる日常、こういう新鮮な視点からの問題提起は刺激的だし、確かに!と思わせられ、参考になります。
『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』 半藤 一利,出口 治明
『オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉』 大石 静,阿川 佐和子
こちらの2対談も、新しい視点が楽しい。
何年か前のNHK大河ドラマで吉田松陰を観ていて、なんだこりゃ、と思いました。暗殺の元締めかい!?
吉田松陰は、維新後、大久保亡き後の権力者が、維新を正当化するためにカリスマ化した、実はテロリスト? なかなか読書の時間がとれないので他の本まであたれないけれども、そういう評価もあるんだ~、と、いろいろ刺激を受けた対談。
『オンナの…』も、あーもう、古い女性の倫理みたいなのを思い切り離れた、こういう人生もあるのね~みたいな。自由って、どこまででも行けるなぁみたいな。自己決定・自己責任が前提だけれどもね。
『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方』 茂木 健一郎
茂木 健一郎さんということで思わず買ってしまった4歳児の母でしたが、おおむね、最近の幼児教育の論調と同一路線でしょうか。まーどっちにしろ、5歳に、なってしまいました★
『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』 加藤 俊徳
ずいぶん売れているようなのでつられて購入しましたが。まぁ。。。
『まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ』 吉永 南央
『西の魔女が死んだ』 梨木 香歩
『クラカトアの大噴火 -世界の歴史を動かした火山』 サイモン・ウィンチェスター
高校時代から、地学とか地球物理とかに興味があった私。
もう10年来でしょうか、20年来でしょうか、どこかで知ったこの本、ずーーーーっと心にかかっていました。1~2年前、Amazonの中古で見つけて購入! 積んでありました。
400ページ超えの大著。昨年からちょっとまとまった本を読めるようになったかな~と思い、夏ごろから手を付けました。
が、重なる弔事、毎月の帰省。諸々の手続き。
実は、まだ読み終えておりません。
でもやめちゃおうとはぜんぜん思わない。。。 これは、また、ありうる話。日本でも起こりえること。。。
と、この年末になって、現実になってしまいました。インドネシア、スンダ海峡で噴火し津波を引き起こしたのは、この、〝クラカトア”です。
あぁぁぁぁ。なんだか怖い。
この本を読んだことが、来年の安全につながりますように。
数は激減ですが、必ずしも不足や不満の印象ではない、この1年の読書でした。
2017年の17冊はこちら
2016年の25冊はこちら
2015年の25冊はこちら
2014年の29冊はこちら
2013年の72冊はこちら
2012年の70冊はこちら
2011年の70冊はこちら
2010年の70冊はこちら
2009年の42冊はこちら
2008年の51冊はこちら
そういう年もあります。はい。ま、読んだ本に硬い本もあるし。
代わりに? 絵本を240冊くらい読んでいるし。。。
『好日日記 季節のように生きる』 森下 典子
『花のお江戸で粗茶一服』 松村 栄子
なかなかよかったですよねぇ、映画『日日是好日』。
というか、私は原作になった前著のファンです。茶道の何がいいのか。各流派のお家元さまが説かれるのは、もちろん決して軽く見るわけではないけれども、そりゃ、その道のプロフェッショナルが良く言うのは当たり前だよね~という思いが、特に門外漢には禁じ得ない。未経験者あるいは経験の浅い人に対する説得力が弱くなりがちだと思うのです。
その点、軽~い気持ちで習い始め、型ばかりでどこがいいのと思いつつ継続して、型から入り心を見出し、人生の傍らに置いて年月を過ごした方のこのエッセイには、そこに訴えかける力があります。
お茶の習い始めの方には、ぜったいおススメ。あ、こちらよりも前著、『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』ね。
『花のお江戸で粗茶一服』も、小説版、〝茶道のココロとは何ぞ”入門書。
雨にも負けず、風にも負けず、のこのシリーズ、ほんと面白いし、茶道ってなにさをなかなか深く抑えていらっしゃると思うのです。待望の続編!出ていました。
ぜひ!!
『新・生産性立国論』 デービッド・アトキンソン
前著の一部で説いていたことの具体論かなぁと思いつつ、論点の新しそうな著書が出ると思わず買ってしまう。Mr.アトキンソン。雑事に追われる日常、こういう新鮮な視点からの問題提起は刺激的だし、確かに!と思わせられ、参考になります。
『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』 半藤 一利,出口 治明
『オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉』 大石 静,阿川 佐和子
こちらの2対談も、新しい視点が楽しい。
何年か前のNHK大河ドラマで吉田松陰を観ていて、なんだこりゃ、と思いました。暗殺の元締めかい!?
吉田松陰は、維新後、大久保亡き後の権力者が、維新を正当化するためにカリスマ化した、実はテロリスト? なかなか読書の時間がとれないので他の本まであたれないけれども、そういう評価もあるんだ~、と、いろいろ刺激を受けた対談。
『オンナの…』も、あーもう、古い女性の倫理みたいなのを思い切り離れた、こういう人生もあるのね~みたいな。自由って、どこまででも行けるなぁみたいな。自己決定・自己責任が前提だけれどもね。
『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方』 茂木 健一郎
茂木 健一郎さんということで思わず買ってしまった4歳児の母でしたが、おおむね、最近の幼児教育の論調と同一路線でしょうか。まーどっちにしろ、5歳に、なってしまいました★
『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』 加藤 俊徳
ずいぶん売れているようなのでつられて購入しましたが。まぁ。。。
『まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ』 吉永 南央
『西の魔女が死んだ』 梨木 香歩
『クラカトアの大噴火 -世界の歴史を動かした火山』 サイモン・ウィンチェスター
高校時代から、地学とか地球物理とかに興味があった私。
もう10年来でしょうか、20年来でしょうか、どこかで知ったこの本、ずーーーーっと心にかかっていました。1~2年前、Amazonの中古で見つけて購入! 積んでありました。
400ページ超えの大著。昨年からちょっとまとまった本を読めるようになったかな~と思い、夏ごろから手を付けました。
が、重なる弔事、毎月の帰省。諸々の手続き。
実は、まだ読み終えておりません。
でもやめちゃおうとはぜんぜん思わない。。。 これは、また、ありうる話。日本でも起こりえること。。。
と、この年末になって、現実になってしまいました。インドネシア、スンダ海峡で噴火し津波を引き起こしたのは、この、〝クラカトア”です。
あぁぁぁぁ。なんだか怖い。
この本を読んだことが、来年の安全につながりますように。
数は激減ですが、必ずしも不足や不満の印象ではない、この1年の読書でした。
2017年の17冊はこちら
2016年の25冊はこちら
2015年の25冊はこちら
2014年の29冊はこちら
2013年の72冊はこちら
2012年の70冊はこちら
2011年の70冊はこちら
2010年の70冊はこちら
2009年の42冊はこちら
2008年の51冊はこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます