東博の「誕生!中国文明」展に行って来ました。
夏、殷、周、春秋時代頃の発掘品などの来日です。
このへんの時代は一昨年立て続けに読んでいた宮城谷昌光の小説の時代でもあり、元々青銅器の多彩さや、中国の謎の神話に基づく独特のデザインになどに興味を持っていた時代でもあります。
神獣像など、実に面白いです。なぜ虎の頭の上に龍を何匹も乗せて、更に背中にも動物を積み上げて、そして舌を出している!?!?
饕餮文をあしらった器類なども、後代のものになると抽象化してしまい、洗練されたデザインになるかわりに由来やどういう思想のものなのかが分かりにくくなりますが、太古のものは具象的なので、生命力というか、迫ってくるものがあります。
また、鄭の遺跡からの出土品という、鼎などの多数揃い道具の展示は圧巻。緑青が出ているなど色合いは当時のままではもちろんないでしょうが、宮廷での宴会の壮麗さがうかがわれました。
それで思い出すのは、根津美術館の殷・周時代の青銅器。あれは本当に素晴らしいコレクションです。また見に行きたいなぁ♪
それから、初期中国文明という点では、ぜひ長江流域の文明の展覧会も開催して欲しいです。三星堆など新発見遺跡の発掘で分かってきている古代の南方中国の文明にはとても魅力を感じています。
ところで今回のミュージアムショップは、商品の傾向といい売り場の雰囲気といい、ちょっといつもと違いました。売り込み熱心です。新鮮…★
たまにはこういうのもいいですね
夏、殷、周、春秋時代頃の発掘品などの来日です。
このへんの時代は一昨年立て続けに読んでいた宮城谷昌光の小説の時代でもあり、元々青銅器の多彩さや、中国の謎の神話に基づく独特のデザインになどに興味を持っていた時代でもあります。
神獣像など、実に面白いです。なぜ虎の頭の上に龍を何匹も乗せて、更に背中にも動物を積み上げて、そして舌を出している!?!?
饕餮文をあしらった器類なども、後代のものになると抽象化してしまい、洗練されたデザインになるかわりに由来やどういう思想のものなのかが分かりにくくなりますが、太古のものは具象的なので、生命力というか、迫ってくるものがあります。
また、鄭の遺跡からの出土品という、鼎などの多数揃い道具の展示は圧巻。緑青が出ているなど色合いは当時のままではもちろんないでしょうが、宮廷での宴会の壮麗さがうかがわれました。
それで思い出すのは、根津美術館の殷・周時代の青銅器。あれは本当に素晴らしいコレクションです。また見に行きたいなぁ♪
それから、初期中国文明という点では、ぜひ長江流域の文明の展覧会も開催して欲しいです。三星堆など新発見遺跡の発掘で分かってきている古代の南方中国の文明にはとても魅力を感じています。
ところで今回のミュージアムショップは、商品の傾向といい売り場の雰囲気といい、ちょっといつもと違いました。売り込み熱心です。新鮮…★
たまにはこういうのもいいですね
文化大革命で多くのものを失いながら、発掘によってこれだけのものがあるというのは中国はやはり懐が深いですね。
売り込みも中国の人はたしかに熱心です。すぐ値引きもしてくれる(笑)。
国立博物館内でこれは面白い。
そうですね。国立Museumも独立行政法人化し、採算が問われるのでしょか。面白いグッズや感銘を受けた展示品をあしらったグッズがあってつい買うこともありますが、街中で使うにはけっこう個性の強いものだったりしますね(笑)。
コメントありがとうございます。
なるほど文化大革命もあった国でした。歴史が深く国土の広い中国、まだまだ奇想天外な何か出るかもしれません。楽しみです。
値引きもあるのですか!(笑) それは気づきませんでした。