熱海のMOA美術館で始まった「江戸と明治の華」を観ました。
明治のお雇い外国人医師ベルツのコレクションを基にした、ドイツの美術館の日本美術コレクションとのこと。
これがなかなか楽しかったのは、いわゆる日本美術に混じって、明治に輸出用に作成されたと思われる「日本美術」品。
解説にも、「日本人ならいいとは思わない」みたいなことが書かれているものすらある…。中国の壷を漆で作ってみました~かと思うデザインのものがあったり、透けるような鼈甲に金で絵を描いた飾り皿など、確かにあまり見たことのないものがあったり。「外人向けにTシャツにカブキの絵をプリントしちゃったような感じ?」との感想も…。
それでも、高い工芸技術が駆使されているところに明治の職人のプライドを感じさせられます。
でもその中でも興味を持ったのは、七宝製品。陶に線七宝を載せた杯や小壷など。これはきれいかも。
それから卵殻塗という漆の技法を初めて知りました。(大阪展での紹介ページ)
卵の殻の白に金蒔絵がきれい…。「うーん、欲しー。。。」と言っていたら、夫に「何に使うの?」といわれてしまいましたが…。
それからベルツが好きで収集していたという河鍋暁斎のコレクション。
確かに、あまり詳しくない私でも思わず暁斎らしいなぁと思ってしまう絵たち…。私はあんまり好みじゃないのですが…。しかしこういうのが好きという人はいらっしゃいますからねぇ。。。
通常展は早足で要所要所だけを摘まみ観で済ませてしまいましたが、中国商時代の饕餮の青銅器など、久しぶりにこの時代の青銅器を見ましたが、久しぶりに見るとまたいいなぁと思いました。
いずれにしても久しぶりで日本美術を堪能しました。
明治のお雇い外国人医師ベルツのコレクションを基にした、ドイツの美術館の日本美術コレクションとのこと。
これがなかなか楽しかったのは、いわゆる日本美術に混じって、明治に輸出用に作成されたと思われる「日本美術」品。
解説にも、「日本人ならいいとは思わない」みたいなことが書かれているものすらある…。中国の壷を漆で作ってみました~かと思うデザインのものがあったり、透けるような鼈甲に金で絵を描いた飾り皿など、確かにあまり見たことのないものがあったり。「外人向けにTシャツにカブキの絵をプリントしちゃったような感じ?」との感想も…。
それでも、高い工芸技術が駆使されているところに明治の職人のプライドを感じさせられます。
でもその中でも興味を持ったのは、七宝製品。陶に線七宝を載せた杯や小壷など。これはきれいかも。
それから卵殻塗という漆の技法を初めて知りました。(大阪展での紹介ページ)
卵の殻の白に金蒔絵がきれい…。「うーん、欲しー。。。」と言っていたら、夫に「何に使うの?」といわれてしまいましたが…。
それからベルツが好きで収集していたという河鍋暁斎のコレクション。
確かに、あまり詳しくない私でも思わず暁斎らしいなぁと思ってしまう絵たち…。私はあんまり好みじゃないのですが…。しかしこういうのが好きという人はいらっしゃいますからねぇ。。。
通常展は早足で要所要所だけを摘まみ観で済ませてしまいましたが、中国商時代の饕餮の青銅器など、久しぶりにこの時代の青銅器を見ましたが、久しぶりに見るとまたいいなぁと思いました。
いずれにしても久しぶりで日本美術を堪能しました。
緑の中の白亜の美術館、いいですよね。また中へ入ったとたんの内観がすごいですよね。
日本の美術館のなかではもっとも巨大かな?
明治は日本が外貨を獲得するために、絵は工芸品などをこぞって博覧会に出した、気合いが入った時代ですから、模索期で変なのもあるかもしれないけれど、見応えがあったのではないかな~なんて推察します。
暁斎の絵も沢山来ていたんですね。(あ、昔小田急でベルツのコレクションで展覧会していたかも)
永濯も見る機会が少ないので見てみたいかも。
とはいえ、MOA美術館まではちょっと~(笑)
そういえばMOA美術館でお茶は召し上がったんですか?
MOA美術館はエスカレーターの建物ですね。大江戸線より長い・・・(笑)。
最近の美術館は、建物そのものもずいぶん凝ったものが増えているように感じています。
確かに日本美術には珍しい、ところ狭しと装飾を施した凝りに凝った工芸品など、楽しみましたよ。
こんど漆塗を少し調べてみようかな~。卵殻塗はきれいでした・・・(まだ言ってる(笑))。