11月3日に長池のかいぼりが行われた。
当日は曇りで午後から雨の予報もあったが、無事実施されて良かった。
前日まで池の水を懸命に排出をしていが、夜中にまた増えてしまっていた。
長池公園のスタッフ、井の頭かいぼりの大勢のスタッフ、それに大学や専門学校の環境や動物関係の学生さんと、一般ボランティア等々すごい人数が集まった。
かいぼりについての説明展示や採れた生き物の展示もされ、一般の見物人も大勢。
開始時にはまだ水が多かったが、専門家と一緒に子供を含めた一般ボランティアの人たちが入った。
水が多いので、採れた生き物はまだ少ない。
アメリカザリガニ、コシアキトンボのヤゴなど。
午後になると水も引いてきて専門家が池の中央まで入った。
いつもはこの広場には数人だが、今日は一般の見物も多い。
カイボリを聞いて、始めて来たという人もいた。
ブラックバスは50cm弱と言うのが何匹も出た。
オオクチバスと言うだけあってすごい口だ。
あとは、ブルーギルが沢山とウシガエルの大きいのが何匹も、アメリカザリガニも出た。
みんな外来種だ。
在来種は小さなヨシノボリという魚が少し採れただけ。
池に水が残っているので、まだまだ採りきれなかったのがいると思う。
これから3ヶ月ほど水を入れないで干すようだ。
以前の長池の写真はこんな感じで松林の明るい池の周りだったようなので、少し伐採して明るくするという話である。
これで水草が戻ればよいのだが。
ここには以前ジュンサイがあったということだし。
井の頭から来ていたかいぼりに詳しい方によると、ブラックバスやブルーギルがある程度駆除されると、天敵がいなくなったアメリカザリガニが大幅に増えるらしい。
アメリカザリガニは土に潜って駆除はしきれないらしい。
それも困ったものだが。
小学生の子供たちは普段見ることができないものを見たり触ったりできるので喜んでいた。
生き物好きの子供を増やすチャンスに少しはなったかと思う。
あと驚いたのは、かいぼりをすると必ず珍しいビン類が出て来るらしい。
今はない昔のコーラのビン等が出てきた。
何はともあれ無事終了したが、これから5ヶ月ほどどうなっていくのだろうか。
そしてその後、井の頭の池のように変化が見られるのだろうか。
今回は水生昆虫などはほとんど出なかったが、水草が増えて水生昆虫も増えるといいのだが。
初めてのかいぼり体験楽しませていただきました。
かいぼり以上にコーヒーを飲みながらの
昆虫・写真談議がよかったですね。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
ではでは。。。。。。や
色々と参考になりました。
かいぼりは滅多にないので、なかなか面白いものが見られて良かった。
また来るとき連絡して下さい。