暑い日が続くので、あまり虫の撮影もしていませんが、短時間の近所撮影はしています。
暑いといっても、今年はまだ夜汗が噴き出して暑くて眠れないというのはないようですが。
草刈はされても、クズはあっという間にはえてくる。
クズの葉の上でカメムシがじっとしていた。
上翅に黒い点があるホシハラビロヘリカメムシだった。
ちょっと離れたところでは、マルカメムシの群れの中に、やはりホシハラビロヘリカメムシがいた。
以前撮影したものですが、幼虫はこんな形です。
カメムシは、幼虫と成虫で全く違う色や形になるものがいるので、なかなか難しいが、さらに分類が難しい。
カメムシの仲間は、カメムシ目に含まれる。
カメムシ目とは半翅目とも言われるが、半分翅とは何だろう。
前翅の半分が硬く革質の部分と、軟らかい膜質の部分があるからとか。
まあ、みんな口が注射針のようになっていると思った方がわかりやすいかも。
カメムシ目の中には、カメムシ科があるのは分かるが、〇〇カメムシという名前でもカメムシ科とは限らないところがわかりにくい。
カスミカメムシ科、キンカメムシ科、クヌギカメムシ科、ツチカメムシ科、ヘリカメムシ科、サシガメ科、等々たくさんある。
これらはカメムシ目の中のカメムシ亜目だが、この中にはグンバイ科、アメンボ科等もある。
さらにカメムシ目にはヨコバイ亜目というのがあり、そこにはセミ、アブラムシ、ツノゼミ、アワフキ、ヨコバイ、ウンカの仲間等が含まれる。
こう見ると、カメムシ目というのは、ものすごく広いですね。
昆虫の撮影をすると、科名ごとに分類するが、カメムシはいつも面倒だ。
このホシハラビロヘリカメムシは、カメムシ目、カメムシ亜目、ヘリカメムシ科ということになる。
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