昨年ムラサキツバメが来て産卵した自宅の窓の下にあるマテバシイを、時々見ていたのだが成虫も幼虫もなかなか見かけなかった。
先日の夕方帰宅時に、ちょっと見るとムラサキツバメが飛び回っている。
急いでカメラを持ってきて一枚撮影したところで飛び去ってしまった。
どうも、ムラサキツバメは夕方のほうが活発に飛翔するようだ。
産卵しているかと卵を探したが、どこにも見当たらない。
だいたい、このチョウはメスなのかどうかもわからない。
「フィールドガイド 日本のチョウ」では、翅裏の斑紋が明瞭な方がメスとあるが、これが明瞭なのかどうかもわからない。
「日本産蝶類標準図鑑」では、裏面の斑紋は♂♀同じであるとある。
もし産卵したのなら、ちょうど昨年と同じ時期に幼虫が見られるかもしれない。
昨年は、8月下旬に幼虫を撮影してこのブログにアップしている。
ムラサキツバメは年3~4回発生らしいが、8月に産卵したのが9月に蝶になって越冬するようだ。
そして、当地での集団越冬も、念願かなってこの冬は見ることができた。
昨年のように、これから幼虫が見られるだろうか。
そして集団越冬が見つかるだろうか。
ミドリシジミ類(キリシマ・ヒサマツを除く)が枝や芽に産卵するのに対して、マテバシイが常緑なので、葉っぱの裏に白いブツブツという感じで卵が見つかったりします。
また、成虫♀は産卵の合間に、暑い盛りでも開翅して休憩するので確認しやすいです。
エネルギーをひどく消耗して「寒気がする!」というところでしょうか。
まるで翅がソーラーパネルになっててチャージしているようにも見えます。
産卵するといいのですが。
葉裏も探してみますね。
産卵の合間の開翅も見たいですね。