このところあまりの暑さだったので、ほとんど昆虫の写真は撮影していない。
この日も、図書館に本を借りに行ったのだが、帰りにちょっとだけ公園に回ってみた。
でも、行くつもりはなかったので、レンズは標準ズームだけである。
カミキリなどもほとんどいなかったが、足元に小さな3mm程の黒と赤の虫が動いていた。
肉眼では何かの幼虫なのか甲虫なのかもわからない。
すぐ飛ばれてしまったが、すぐそばの葉の上にいるのを見つけた。
標準レンズで最大に接近して撮影し、拡大すると今までに撮ったことがない甲虫だった。
いやにきれいな色で、触角が少しおかしい。
そのうち首を振り始めた。
触角の手入れをしているようだ。
これは普通にいるヒロオビジョウカイモドキの♂で、この触角の第2節と3節が膨らんでいるのが特徴とか。
メスは普通の触角らしい。
何しろ3mmほどなので、これが限界だったが、今度見つけたら、触角を接写してみようと思う。大変複雑な形状をしているようなので。
これは前回のホソチビゾウムシと異なり、沢山の記事や写真が出てきたので本当に普通種らしいが、今まで何故か出会っていなかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます