昨日は気持ちの良い青空が広がったので、紅葉と空を撮ろうと、OM-D E-M5 Ⅱにフォーサーズ用の8mmのフィッシュアイレンズに1.4倍のテレコンをつけて、長池公園に行ってみた。
雲一つない青空である。
遊歩道のに入り、例によって手すりを見ていくと、ヒゲナガサシガメの幼虫が触角をまっすぐに伸ばしたままで全く動かないでいた。
たまにはフィッシュアイレンズで撮るのもいいかと撮影準備をしていると、左側からクヌギカメムシ?(ヘラクヌギカメムシ?)がいつの間にか近づいてきた。
クヌギカメムシは目があまり良くないのか、ヒゲナガサシガメ幼虫の脚を踏みつけた。
瞬間、ヒゲナガサシガメ幼虫は横に移動し、触角を少し曲げてまた動かなくなる。
何事もなかったかのように、クヌギカメムシはすたすたと歩き続ける。
このヒゲナガサシガメの幼虫は飛べないので、これからひたすら歩いて越冬場所を探すのだろう。
こんなにのんびりしていていいのかい!と心配になるが、こいつにはこいつのやり方で、どこかのツバキの葉の裏かなにかの越冬場所をしっかりと探すことだろう。
久しぶりにフィッシュアイレンズで昆虫を撮ったら、背景も写るが、当然ながら鉄の手すりまで変形してしまった。
でも、いつもいつもマクロレンズ撮影より、たまには違うレンズで楽しむのもいいですね。
なかなか難しいですけれど。
交換レンズをうまく使いこなすと、気に入った写真になりますね。