今回も北海道にての話題です。
ジュウシホシクビナガハムシで検索するとおびただしい数の怒りのブログが出てきます。
アスパラスの大害虫ということで、家庭菜園でも大量発生して、なんとも憎い奴といった具合です。
庭の隅の家庭菜園の一角に、一株のアスパラガスがあった。
以前もいたので、いるかなとみると案の定、数匹のジュウシホシクビナガハムシがいた。
緑の中に、小さいが結構目立つオレンジ色をしている。
ところがこの虫は人が近づくとポロポロとすぐに落ちてしまうのだが、アスパラの葉や茎が入り乱れているので、途中引っ掛かりながらである。
何しろ大量発生して、捕っても捕っても捕りきれないくらいで、アスパラの栽培者にとっては目の敵のようだ。
何しろ見つけたら駆除するということが続いているからか、この虫は人を見たら落ちるというのが強く刷り込まれているようだ。
他の虫でこれほど落ちるのは見たことがないが、近づいただけで逃げたがる。
目立つ色なので落ちても見つかると思うがなかなか見つからない。
地面の小さな草や落ち葉をどけてもなかなか見つからない。
やっと見つけたのはこんな格好をして小石の間にいた。
よほど人間を嫌っているのか?
それでも、ゆっくりとわからないように近づいて、逃げなかったのもいる。
臆病というか目ざといのと、のんびりした性格のがいるようで、のんびりしたのをマクロレンズで撮るとこんな感じである。
左の小さな黒いのが幼虫だが、まだまだたくさんいた。
ちなみに幼虫は逃げない。
きっと、目を吊り上げた人に駆除されているのだろう。
北海道には昭和の終わりころに本州から入ってきたようだが、北海道の寒さでも、この時期成虫になったのが越冬して、来年また産卵して人間との戦いが始まる。
それほど個体数がいるように思えませんが…
北海道では比較的多いのでしょうか?
のんびりの個体、近くで撮れてよかったですね!
見られる気がしませんが、もし見つけたときにはそーっと近づこうと思います。
長池公園でも、畑のアスパラで最近見つかっています。
北海道では結構アスパラガスを育てている人がいるみたい。
ハムシの一種や、バラゾウムシ何て言われているのは、検索では害虫駆除会社ばかり出てきますね。
家庭菜園のアスパラ見つけたら夏から秋に探してみてください。小さいけれど結構鮮やかな色です。