小さなエノキに、アカボシゴマダラの幼虫が2匹いた。
この幼虫はエノキの幼木によくいるので、目にすることが多い。
ゴマダラチョウやオオムラサキの幼虫は、越冬中の落ち葉の中にいるのは見ることができるが、このように越冬を終えたのをエノキで見るのは、なかなか難しい。
このアカボシゴマダラだが、関東地方で見られるものは「特定外来生物」に指定されているのは知っていた。(奄美地方にいるのは外来種ではない)
しかし、それはどういうことなのだろう。
このことを先日偶然聴いた。
テレビでは相変わらず新型コロナの放送が多いが、以前からラジオはよく聞いていた。
先日選局をしていると、「昆虫の外来種」という言葉が耳に入った。
聴いていると、「アカボシゴマダラは外来種なので、飼育するのに許可が必要。幼虫を捕まえて持ち歩くことも禁止されている。・・・・・」という。
この幼虫を持って移動させて違う場所に置くだけで違反ということになる。
外来生物法では「許可なく野外に放ったり・植えたり・まいたりした場合、3年以下 もしくは300万円以下の罰金」とある。
どのくらい厳しく取り締まるのか分からないが?
ついつい最後まで聞いてしまったが、面白かった。
誰がしゃべっているのだろうと思っていたら、小松貴さんだった。
番組は、NHKラジオ第2のカルチャーラジオ科学と人間の「虫たちの不思議な世界」という番組だった。
それも最終回第12回の再放送という一番最後の放送。
あと11回聞いてみたいと調べると、NHKらじるらじるの聞き逃しで6回から12回まではまだ聞けるようだ。 → クリック
外出ができない時期、昆虫に興味がありましたら、いかがですか。
小松さんは、このブログでも何度か紹介していますが、本当に昆虫探しのすごい、なかなか個性的な昆虫学者です。
長池公園でお会いした時の様子。 → クリック
著書の紹介。 → クリック
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