H高校では、初めから黒板に書くことはプリントにして、渡していた。授業では、プリントを使って予習の確認をして説明していく。黒板を使うことはあまりない。黒板に書く行為はけっこう時間がかかるものである。時間を無駄にすることなく、スピーディーに授業は進む。もちろん音読はしっかりと取り入れ、生徒たちも必死だった。
S高校では、黒板の端から端まで、三色のチョークを色分けして、わかりやすく書く。毎回プリントを使うが、黒板に書くこととは異なる。生徒達がプリントに書き込み、板書して、声に出して読み、ノートに書く、といった作業を取り入れる。
学校が変われば授業のやり方も変わるものである