一日清閑一日福

思い出等をゆっくり綴っていきます。

平成26年度入試センター試験

2014-01-19 | S高校の思い出

今回のセンター試験は、TOEICを受験していたからかもしれないが、簡単だと感じた。解きながら、センター試験も、長文を読みこなす力と速読の力が必須であると思った。

TOEICは問題量が大変多く、終了時刻の5分前になんとか解答が終わったが、センター試験80分の筆記は、余裕をもって解答しても1時間もかからなかった。TOEICよりも簡単だったが、問4のBのネット上の広告のような問題や問5のダブルパッセージなど、TOEICの問題と傾向が良く似ているなあと思った

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センター試験英語の特例措置

2014-01-13 | 徒然日記

以下は新聞の内容である。

 関係者によると、特例措置の導入は、一発入試型のセンター試験ではなく、何度でもチャレンジできる資格試験を活用することで、生徒の日常的な学習意欲を高める狙いがある。
 具体的には、英語教育で国内外から評価の高い国際教養大学(秋田市)が実施している取り組みを参考に、例えば高校在学中にTOEFL(iBT)71点以上、同(PBT)530点以上、TOEIC780点以上、英検準1級以上の得点や資格を取得すれば、センター試験の英語科目を満点と換算する案が浮上している。ただし「点数や導入時期などは中教審で議論される」(関係者)という。

センター試験で、満点を取ることは先生でも難しいと思う。どうしてもつまらないところで、不注意なミスがあって、満点を逃してしまうことがあるからだ。英検準1級や、TOEIC780点で、センターの満点換算は良い制度かもしれないが、英検やTOEICの受験料も決して安くはない。TOEFLの受験料は、225ドル(約2万円)、試験時間も4時間30分かかる。教師生活をしていて、感じることは、教育にはお金がかかるなあ、ということだ。それに実際のところ、英検準1級は、普通の英語授業のカリキュラムで取得するのは並大抵ではないだろう・・・・

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前任校の思い出(50期生へのメッセージ)

2014-01-05 | H高校とF高校の思い出

H高校50期生へ書いた卒業新聞を見つけた。こんなことを書いていたのか、と懐かしく思った

「幸せな人生とは」

50期生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは今、大きな夢と目標をもって、意気揚々とされていることと思います。しかし長い人生の中には挫折や悩みもあります。事実、自分の進路に関して望み通りいかなかった人もたくさんいたことと思います。有名校に入り大企業に就職することだけが、幸せな人生では決してありません。同じ一つの事柄に対して幸せと感じる人もいればそうでない人もいるのですから、幸せというものは、結局は自分の心の中に存在するものだと思います。

この先、不透明な時代のなかで、自分自身を見つめる余裕を持ち、自分らしさを失うことなく、一つ一つの小さな喜びを幸せであると感じることができることは大切なことだと思います。また自分のことを大切にすると同時に、他人のために何かをしてあげることが、どれほど自分を嬉しい気持ちにさせてくれるか、実感してほしいと思います。そしてその気持ちは、永遠に自分の心の中に残り、やがては自分を幸福にしてくれるものになるのだと思います。

また、これからはボーダーレスの時代がやってきます。一つの家族、民族と言った枠を超えて、国と国が一つの大きな地球家族になろうとしています。そのような中で地球上には様々な考え方や、価値観をもった人々が存在し、お互いに人として相手を尊重していく姿勢が大切です。そして広い視野で物事を見つめることが必要になります。皆さんには、これからの世の中で人類愛の気持ちを持ち、「何が本当に大切なことなのか」を見失うことなく、自分の人生を前向きに生きてほしいと願っています。

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