一日清閑一日福

思い出等をゆっくり綴っていきます。

サプリメントと漢方薬

2024-03-31 | 徒然日記
小林製薬のサプリメントの健康被害が報じられていますが、サプリメントに重大な副作用はないと思っている人は多いです。それと同じように漢方薬に重大な副作用はないと思っている人も多いです。

私は5年程前に漢方薬を服用した後に酷い咳、高熱、浮腫、倦怠感で入院しました。薬剤性肝機能障害、薬剤性肺炎でした。いろいろな検査をした結果、原因は漢方薬だと指摘された時は驚きましたが、当時のお医者様にはとても感謝しています。

昨日のニュースです。
日本大学板橋病院(東京都板橋区)は30日、腎機能低下で入院した3人の女性患者が、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を昨年春頃から摂取していたと発表した。同病院は関連を疑い、今年2月上旬に同社に問い合わせたが、「同様の報告はない」と回答されたという。
同大の阿部雅紀教授(腎臓高血圧内科)によると、3人は昨年12月から今年2月、尿の泡立ちや濁りの異常を感じるなどして受診した。2人は50歳代、1人は70歳代で、腎機能が低下していた。入院後の検査で、3人は薬剤などが原因で起こることが多い「尿細管間質性腎炎」を起こしていることがわかった。持病や常用薬はなかったが、いずれも昨年の春頃からこのサプリメントの摂取を続けていた。1人は腎機能がかなり悪化しており、放置していれば透析治療などが必要になるおそれがあった。同病院は同じような症例が3例続いたため、2月1日に同社の問い合わせ窓口に連絡した。同月22日に同社担当者が事情を聞きたいと同病院を訪れたため、経緯や病状、検査結果などを説明したという。3人は薬物治療を受け、腎機能は回復に向かっている。半年から1年ほど通院する必要があるという。阿部教授は、「メーカーはしっかり原因究明をしてほしい。腎臓は悪化するまで症状を自覚しにくいので、心配があれば医療機関を受診してほしい」と話している。
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