季のはな*季のいろ

散歩道で出会う花など♪

小雨散歩の木曜日☔  イヨカズラ フナバラソウ ムラサキ ツクシカラマツ  🦋ヒメウラナミジャノメ蝶 

2021-05-27 | 散歩道の花



   思っていることを 思っているまま伝えることのもどかしさ

   盛田志保子さんの短歌集『木曜日』の中に
   ” ひらがなは たぐいまれなる 空中にぼっかり浮いて 制止する言語 ”
   という一首があったのを思い出して

   なんとなく 今日の気分にピッタリのような気がして
  (もどかしさが 相手に届かないで 空中にぽっかり浮いている感じが)
   まいいか~~♪と小雨の中を歩き出した木曜日です (*´艸`*)




            








   イヨカズラの花が 咲いていました♪
   ある程度の高さまで自立して伸び
   途中から蔓状になる カモメヅル属の植物です。

   イヨカズラ(伊予葛) (キョウチクトウ科カモメヅル属)
   花言葉は 「飾らない美」「華奢」「幸い」「凛々しさ」





                







   別名 ”スズメノオゴケ(雀の麻小笥)”と言います。
   昔 麻糸を紡ぐ時に入れておく入れ物のことを
   オゴケ(麻小笥)と言ったそうですが
   イヨカズラの果実が オゴケのカタチにそっくりだということから
   スズメノオゴケと呼ばれていたそうです。

   花に似合わない 大きな不思議なカタチの実です。 (*´艸`*)





            







   フナバラソウも カモメヅル属の花ですが
   フナバラソウは 蔓にはならなくて自立して成長します♪

   フナバラソウ(舟腹草) (キョウチクトウ科カモメヅル属)
   花言葉は 不明です。

   日本固有種です。


   


                







   熟した果実が 2つに割れて
   その片方が 舟の腹のように見えるところから
   フナバラソウ(舟腹草)と名付けられました 🚢

   よく見ると カモメヅルの仲間の花は
   みな複雑で美しく 興味深い構造をしています♪





                







   ムラサキの花も 咲いていました♪
 
   花は白ですが 根が紫色をしていて
   ”紫根”と呼ばれ 薬用に用いられたり(切り傷 やけど等)
   紫色の染料などに使われたり(江戸紫の色)
   用途が広かったことから
   ムラサキという名前が広く用いられたとの事です。

   ムラサキ(紫) (ムラサキ科ムラサキ属) 
   花言葉は 不明です。





            








   思いがけなく
   ツクシカラマツの花とも出会えました♪

   ツクシカラマツ(筑紫唐松)(キンポウゲ科カラマツソウ属)
   花言葉は 「さりげない優しさ」


   
   

                







   筑紫という文字が名前にありますが
   九州には自生していないということなので
   由来は不明だそうです。

   カラマツソウと同じく
   花びらのように見える白い部分は
   花糸(しべ)と呼ばれるもので
   ガクも花弁も無い花になります。

   ほんのりピンクが可愛い花です♪





            







   写真を撮っていたら 雨が上がってきました♪

   顔を上げて ふと見ると 葉っぱの向こうに
   ヒメウラナミジャノメさんがいました 🦋





            







   表翅が見えました~~👀

   後ろ翅表(下方)の眼状紋が
   左右2つずつあるのは (♂)と思われます。
   時にもっと多い眼状紋を持つ個体もあるので 絶対的ではありませんが
   (♀)は 普通4つですが もっと多い個体もあります。

   裏翅の眼状紋についても 多い個体もありますが
   裏翅の 波状模様は ヒメウラナミジャノメと
   ウラナミジャノメにしか見られないものなので
   同定しやすいです。

  
   


            



   蝶が苦手な方は この 👀眼状紋を見るだけでも 怖いかもしれませんね~~m(_ _)m

   私は すっかり慣れましたが(笑)
   図鑑を見ていると まだ見たことが無い蝶の中には ギョギョッ😲😢な蝶がたくさんいるので
   どこまで慣れるかは… 未定です~~ (*´艸`*)
   



                              今日も 拙いブログを見て下さいまして有難うございます♪ 心より感謝申し上げます 💖