思っていることを 思っているまま伝えることのもどかしさ
盛田志保子さんの短歌集『木曜日』の中に
” ひらがなは たぐいまれなる 空中にぼっかり浮いて 制止する言語 ”
という一首があったのを思い出して
なんとなく 今日の気分にピッタリのような気がして
(もどかしさが 相手に届かないで 空中にぽっかり浮いている感じが)
まいいか~~♪と小雨の中を歩き出した木曜日です (*´艸`*)
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イヨカズラの花が 咲いていました♪
ある程度の高さまで自立して伸び
途中から蔓状になる カモメヅル属の植物です。
イヨカズラ(伊予葛) (キョウチクトウ科カモメヅル属)
花言葉は 「飾らない美」「華奢」「幸い」「凛々しさ」
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別名 ”スズメノオゴケ(雀の麻小笥)”と言います。
昔 麻糸を紡ぐ時に入れておく入れ物のことを
オゴケ(麻小笥)と言ったそうですが
イヨカズラの果実が オゴケのカタチにそっくりだということから
スズメノオゴケと呼ばれていたそうです。
花に似合わない 大きな不思議なカタチの実です。 (*´艸`*)
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フナバラソウも カモメヅル属の花ですが
フナバラソウは 蔓にはならなくて自立して成長します♪
フナバラソウ(舟腹草) (キョウチクトウ科カモメヅル属)
花言葉は 不明です。
日本固有種です。
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熟した果実が 2つに割れて
その片方が 舟の腹のように見えるところから
フナバラソウ(舟腹草)と名付けられました 🚢
よく見ると カモメヅルの仲間の花は
みな複雑で美しく 興味深い構造をしています♪
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ムラサキの花も 咲いていました♪
花は白ですが 根が紫色をしていて
”紫根”と呼ばれ 薬用に用いられたり(切り傷 やけど等)
紫色の染料などに使われたり(江戸紫の色)
用途が広かったことから
ムラサキという名前が広く用いられたとの事です。
ムラサキ(紫) (ムラサキ科ムラサキ属)
花言葉は 不明です。
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思いがけなく
ツクシカラマツの花とも出会えました♪
ツクシカラマツ(筑紫唐松)(キンポウゲ科カラマツソウ属)
花言葉は 「さりげない優しさ」
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筑紫という文字が名前にありますが
九州には自生していないということなので
由来は不明だそうです。
カラマツソウと同じく
花びらのように見える白い部分は
花糸(しべ)と呼ばれるもので
ガクも花弁も無い花になります。
ほんのりピンクが可愛い花です♪
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写真を撮っていたら 雨が上がってきました♪
顔を上げて ふと見ると 葉っぱの向こうに
ヒメウラナミジャノメさんがいました 🦋
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表翅が見えました~~👀
後ろ翅表(下方)の眼状紋が
左右2つずつあるのは (♂)と思われます。
時にもっと多い眼状紋を持つ個体もあるので 絶対的ではありませんが
(♀)は 普通4つですが もっと多い個体もあります。
裏翅の眼状紋についても 多い個体もありますが
裏翅の 波状模様は ヒメウラナミジャノメと
ウラナミジャノメにしか見られないものなので
同定しやすいです。
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蝶が苦手な方は この 👀眼状紋を見るだけでも 怖いかもしれませんね~~m(_ _)m
私は すっかり慣れましたが(笑)
図鑑を見ていると まだ見たことが無い蝶の中には ギョギョッ😲😢な蝶がたくさんいるので
どこまで慣れるかは… 未定です~~ (*´艸`*)
今日も 拙いブログを見て下さいまして有難うございます♪ 心より感謝申し上げます 💖