季のはな*季のいろ

散歩道で出会う花など♪

欅紅葉を訪ねて 懐かしい場所へ~ 🏡  (京都 近代産業遺構の一つ 高野第3住宅レンガ広場) 

2023-11-09 | 散歩写真


 大阪市内では 楓の紅葉の前に 欅の紅葉が始まり
 所々で 赤や黄色に色を変えた木が見られるようになりました 🍁

 欅の紅葉は 木によって赤・橙・黄の3色に紅葉(黄葉)する とても面白くて美しい木ですが…
 その美しさを教えてもらった 懐かしい場所へ
 行くなら今しか無いと 突然思い立ち 行って来ました~~ 
 
 京都にあります 高野第三住宅のレンガ広場です  


            



 ここは 団地の中にあり 入居者の方々が生活されている真ん中にありますので
 そこに土足で入るような事はしてはいけないと思いながら 
 毎年 そっと撮らせていただいていた場所でした (*´艸`*)

 このレンガ塀と正面の建物は
 元・鐘紡(株)京都工場として建てられたもので
 明治41年(1908年)から 昭和50年(1975年)まで 日本の繊維産業を支えてきましたが
 工場が閉鎖されることになり 跡地に団地が建てられた時
 団地の人々の憩いの場として レンガ造りの工場の建物や塀の一角が残されたそうです 
  

            



 明治41年の建設時から 今年で115年になる正面の建物は
 当時 工場のボイラー室だったそうですが その後団地の管理塔として使われたと言います 🏡
 現在の様子については お話を聞ける人もいらっしゃらなかったので わかりません。


                



 窓に映る 空と木々が レンガの壁に映えて美しいと
 見るたびに 写真を撮りながら ため息をつきます 


                


                



 所々にあるアーチの通路は
 額縁のように お庭の木々を引き立てていました 


                



            



 以前は このアーチの裏側に パティオのような小さなスペースがあって
 住人の方々の憩いの場として使われていましたが
 現在 工事中のシートで覆われて 中に入ることが出来なくなっていました。
 築年数を思うと やむ負えないことと思います。 


            



 ちなみに 裏側のスペースの一部はこんな感じでした   ←(前に来た時の写真)
 ベンチがありましたので 必ずここに座って 明治を想像していたのを思い出します (*´艸`*)


                



 明治も大正も 昭和も平成も 遠くなりました~~
 令和の今までの115年を ここで見てきた遺構に
 日本の変化はどう映っているのでしょうか~~ (*´艸`*)
 聞いてみたい気がします 


                



 レンガ広場は 京都の近代産業遺構として残されていますが

 私にとっては どこかの美術館に展示して 残して欲しいと思うほど惚れたのが(笑) 
 やはり 秋に近くを歩いていて出会った 個人の邸宅のガレージの扉でした 
 どうしても写真に撮りたくて お声をかけさせていただき撮らせていただいたのですが
 数年前までは まだ見ることが出来ていましたが
 今回通った時には お家そのものが変わっていました。
 
 あの時 不躾なお願いにもかかわらず 写真を撮らせていただいたこと
 有難うございました 🙇
 いつ見ても 何度見ても 見飽きない 私の大切な1枚の写真になりましたことを
 どこかで出会えたら お伝えしたいと思いながら…
 投稿に加えました~~       ※ ちなみにこれは 一部です♪


            



 写真って いいですね~~ 



         今日も拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖






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