ハマユウ、蓮の花が咲き始めています。
そして今日のトマトの様子です。
一番下の段を2個収穫しました。
今、3つ目4つ目が色付き始めています。
こちらはミニトマト
こちらも、6月10日に初収穫し、現在21個
ピーマンです。
これも23個収穫しています。
温室1
一番右のが空芯菜
温室2
今年の植苗は4月25日
暖かくなるのが早かったので、サクランボが10日早く収穫になり、なぜか去年と同じタイミングで植苗もしました。
(暖地)
トマト ミニトマトは去年と同じ品種<F1こくうまパーフェクトEX>と<ピンキー>です。
ピーマンは<京ひかり>にしました、ちょっと長細い感じの画像ですね。
でも実際はそこまで細い感じではなく、肉詰めも出来そうなものでした。
今回はこんなメンバーです。
井戸のメンテナンスをしました。
他の人のブログで、「井戸の底から砂が湧いてきて段々浅くなるので底浚いをしている。」みたいな事を目にしますが、ウチはそんな事は全くなく、メンテナンスのたびに測るのですが、深さに変わりはありません。
だから、そういうメンテナンスは必要無いのですが、問題はカナケ水です。
元々直径125mmの塩ビパイプなので、ポンプでそのまんま揚げると、40Lぐらいが限界で、スピード調整しながら騙し騙し使っているのですが、鉄がよく出る期間は、井戸の底の方に酸化した鉄のヘドロが溜まって来て地下水の溜まるスピードが遅くなってきます。
<温室の冷却に使っている容器。 鉄の濃度が多い期間はこのように酸化した鉄が溜まって来ます。>
井戸のパイプ自体にも沢山穴を開けているのですが、多分これも詰まっているように思います。
<揚げた水を2時間位撹拌した様子>
通常、4時間撹拌した後、濾して散水用のタンクに貯めて使います。
さて掃除ですが、
<井戸の蓋部>
右のがガチャポンのパイプで左が電動ポンプに繋がっているパイプです。
蓋の隙間からホースを底まで突っ込み、ガチャポンで一気に底まで水が無くなるように揚水します。
イメージ的には、底から地下水が噴き出してきているはずなので、同時にホースで水を送り、底のヘドロと砂を掻き混ぜながら、揚水したり、一度しっかり貯めたりと繰り返します。
濃いサビが揚がってきます。
そんな事を30分も繰り返していると、段々綺麗な水に成ってきます。
もう何回かやりますか。
これくらい透明になるとええやろか。
そのあと、経路となっているパイプ内も水道水でヘドロの部分を流します。
電動ポンプの掃除出来る場所もやりました。
掃除する前は電動ポンプがタンク内に水を貯めるのに30秒以上かかっていましたが、掃除後は17秒でした。
メンテナンスをすると電気代も助かります。(^_^)
追記
しばらく調子よく水を揚げてたのですが、スイッチを入れてしばらくすると中垂れする現象が出てきたので、ポンプの会社(寺田ポンプ)に電話で聞くと、ポンプではなく、ポンプから井戸までの経路で空気が混入しているから、そこを探し出して処理したら直るかも、と教えて頂き、調べてみたら大正解!
接続部分でシール処理を施し、何事もないように元の状態に(^_^;)
寺田ポンプの担当者の方、ありがとうございました。
と言う事で、何時もは半日で終わるメンテもまるまる一日かかりました。
今年もトマトサビダニがやって来ました。
7月の初旬からちょっと気になっていたのですが、散発的なので様子を見ていました。
だけど、先日下葉付近が枯れ、中程のトマトの実にも被害が出始めたので、重い腰をようやくあげました。
<手前のピーマンの緑とは違い、奥の方の枯れが始まったミニトマト>
<実が成っている茎は褐色化、トマトもサビダニの影響で鮫肌になっています。>
トマトサビダニって、高温が大好きなダニですが、他の方々のブログを見ても、規則性は余り感じられません。
春から発生している所もあれば、決まって秋に発生すると言う人もいます。
0℃以下では生きることが出来ず、敷地内で越冬する場所を見つけて生き延びると言われています。
なぜかうちでは計っていたように、7月に入ると発生します。
さて駆除方法ですが、今まで色々試してきましたが、出来るだけ薬害の少ない物を試してきた結果、現在はイオウフロアブル剤を使用しています。
<とりあえず、混み合った葉や、枯れている葉を落としました。>
<イオウフロアブル剤です。>
このイオウフロアブル剤、農薬で昔は使用回数も制限されていましたが、人には影響が少ないため、有機農産物の日本農林規格(有機JAS)に適合する農薬になり、回数制限も無くなりました。
トマトサビダニに対しては、窒息させ死滅させるようです。
<うちでは電池式の噴霧器で撒きます。>
高温で無い限り(28℃以上)トマトにも影響を与えないみたいなので、複数回撒くことが出来ます。
<滴り落ちるほどしっかり撒きます。>
以前、何かの本で読んだのですが、3日ごとに3回散布することにより、完全に駆除出来ると書いてあったので、それにならい散布しています。
ちなみに今回、ブログに上げるのでちょっと調べると、納得出来るサイトを見つけました。
<トマトサビダニの【Aculops lycopersici (Massee)】生態と防除対策について>
3日サイクルの表を作ってみました。
当日産卵の卵 | 前日産卵の卵 | 2日前産卵の卵 | 3日前産卵の卵 | 4日前産卵の卵 | 5日前産卵の卵 | 6日前産卵の卵 | ||
初回散布 | 当日 | 産卵 | 卵 | 卵 | 1齢幼虫 | 2齢幼虫 | 2齢幼虫 | 成虫 |
1日後 | 卵 | 卵 | 1齢幼虫 | 2齢幼虫 | 2齢幼虫 | 成虫 | 成虫 | |
2日後 | 卵 | 1齢幼虫 | 2齢幼虫 | 2齢幼虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | |
2回目散布 | 3日後 | 1齢幼虫 | 2齢幼虫 | 2齢幼虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 |
4日後 | 2齢幼虫 | 2齢幼虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | |
5日後 | 2齢幼虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | |
3回目散布 | 6日後 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 産卵 |
7日後 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 産卵 | ||
8日後 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 産卵 | |||
9日後 | 成虫 | 成虫 | 成虫 | 産卵 | ||||
10日後 | 成虫 | 成虫 | 産卵 | |||||
11日後 | 成虫 | 産卵 | ||||||
12日後 | 産卵 |
↑ 環境に依っては全体が表示出来ない場合があるかも知れません。
成虫を窒息させることが出来ることとして、初回の散布では赤字の6日前に産卵され、成虫になったサビダニ以前の物を駆除に、2回目では青色の部分の成虫、そして3回目ではオレンジの部分の成虫を駆除し、もれなく全体を駆除出来るようになるみたいです。
実際、3日サイクルで、まず駆除出来ている様に見えます。
ただ、シーズン中にまたどこからかやってくるので、この駆除を2回ないし3回行っています。
さて、しばらくは安心です(^_^)
今日は暑かった~~
今日行った店舗の現場では、一服する時もずっと熱風の中で居るので、全く一服している感覚は無く、一日ホッとする間がありませんでした。
この暑さ、昨日から急に最高気温が上がりました。
ミニトマト(ピンキー)は完熟が進み、今日ちょっと採っただけで、70個ありましたが、全然減っているような気がしません。
画像は全て昨日の物です。
トマト(F1こくうまパーフェクトEX)はちょっと暑さに弱いみたいです。
葉は丸く捲れています。
去年もこの時期、余り実を付けてくれませんでした。
大きさも中玉トマト位になった時点で赤くなり始めます、ただ味は中々濃厚です。
ピーマンパプリカはちょっと根のトラブルで元気が無くなっていたので、水位の調整、誘引をしました。
ただ実は沢山付けています。
あと、根の温度ですが、液肥の酸素濃度を下げたくない為に、通常27度になると井戸水で冷却をしています。
ただ、栽培している場所が昨日や今日の様に38度を超えると、下げるどころかちょっとずつ引っ張られる形で、ジワジワ温度が上昇してしまいました。
<13時頃の画像>
右側の大きな数字、38.8度が気温(この場所での)です。
そして左側の黄色の丸印がトマトの液肥の温度、見えづらいですが27.2度になっています。
<18時頃の画像>
日が陰って来て、ようやく33.7度になり、液肥温度も下がり始めました、26.6度になっています。
結局昨日は22時を回ってようやく、冷却が止まる25度まで下がりました。
これからしばらくの間、注視が必要です。
前回はキュウリの撤収にあたり、根の画像を載せましたが、その後、他の根の点検もしました。
これはミニトマト(ピンキー)です。
容器全体に広がっていますが、まだキュウリの様に底まで厚くなっているわけでは無く、余裕があります。
色は少し茶色がかっていますが、機能が無くなるほど悪いようには見られません。
やはり表面の物や端で上に向かって生えている根は、よく酸素を吸っているようで、綺麗な白色をしています。
トマト(F1こくうまパーフェクトEX)はミニトマトよりかなり大きなケースですが、やはり全体に広がっています。
元々ミニトマトよりも深さもある関係で、層は薄く、もっと余裕があります。
根はミニトマトより茶色が濃いですが、例年の事や地上部の樹勢を考えると大丈夫だと思います。
ところが、ピーマンを見てビックリ!
あらら、酸素が足りなかったみたい・・(^_^;)
茶色だし、多分小さな根が死んで腐って、表面に膜を張っています。
去年もキュウリと一緒に植えた時に、同じ状態になっていたので、酸素不足を解決するために、別植えしたのですが、ダメだったみたいです。
慌てて、パプリカも見ましたが、やっぱり同じような状態。
色はもっと茶色やな(^_^;)
地上部を見てると、そんなに悪い印象は無かったので、ちょっとビックリです。
仕方ないのでとりあえず、液肥のレベルを半分以下まで下げ、根がいくらかでも酸素を吸えるようにしました。
ただこれだと、液肥に浸かっていない所は完全に乾燥状態なので、どうなるかは分かりません。
様子を見ます。