たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

精神衛生向上作戦

2014年08月16日 | 水耕栽培の記録
ちょっとマニアックな実験に走っているので、根を快適に・・・の冠をはずしました(笑



前回とちょっと話は逸れますが同じ時期、気になっている事が他にもありました。

それは、冷水を循環させているラジエターの循環水のことでした。

昨年は井戸を掘ったばかりで、どういう風に水耕栽培の養液を冷やしていくか決めてなかったので、とりあえず実験的に色んな事をしていました。


その中でも、

1、各養液漕にラジエターを配置してホースで接続し、汲んだ井戸水を直接ポンプで循環させる。

2、全く反対に、養液をポンプでラジエター内を循環させ、その行程内に井戸水を汲み上げたタンクで冷やす。


の二つがホントにみるみるうちに温度が下がります。

5℃ 6℃は一気です。(笑


ただ、この頃は今年の今と同じように、非常にカナケがきつく、水質検査もしてませんでしたので、この水に一体何が混ざっているかも解らない恐ろしい状況でした。

よって、ラジエターの漏水試験、ホースの接続には細心の注意を払い、何回も試験をした後、使用すると言う事を繰り返してました。


上の冷却方法での問題点として

1の方法
何日か井戸水を循環させていると、ラジエターとホース内に溢れるほどの錆が溜まり、掃除が大変です。
おまけに、溶解している物によってはラジエターを腐食させかねません。

2の方法
水耕栽培をされている方は知っていると思いますが、栽培していると養液の中に根の老廃物などのゴミが混ざります。
あと、温度変化に弱い養液中の物質(特にカルシウムなど)がこの冷やされるラジエターやホースに付着して、ヌルヌルの被膜を作ります。
こういった物が、パイプ内に沢山付着する事になります。


そしてなんといっても試験しているとはいえ、養液と井戸水が隣同士で居る事が精神衛生上よくない!(笑


そういう事を踏まえ、今年はその辺の問題を解消する為に冷却効率はグッと下がりますが、養液と井戸水の間に真水をカマす方法でやる事にしました。

※参考・・・根を快適にしてあげたい!2014 配管編




さて、以上の事を踏まえての話です。

ある日のメンテ




前回の記事と同じ7月4日撮影

ラジエターに繋いでいるホースは安物を使っていた為、中が見えます。

これはこれで良いのですが、少し経つと藻が繁殖してきます。

定期的に水を交換、ホースを掃除します。

いつもそんな時、頭をよぎる不安・・



上のラジエター画像で解るように、ラジエターにはバイクと接続するセンサーやホースと接続するような不安定な接続部分があります。




おまけに、これはあくまでバイク用のラジエター、ホースの規格が一般の水やりホースとは規格が合いません。
この画像の接続部分は内径25mmのホースをホットガンで伸ばして、無理矢理接続してます。
ただ、その分しっかり噛み込んではいます。
あと、止水と抜け防止の為のホースバンドは、ワンシーズンで養液と井戸水の酸で溶けて無くなるくらい腐食します。

もしかしたら、ここから井戸水が混入しないとは言い切れません。


綺麗な水の頃はあまり気にも止めませんでしたが、この季節のカナケが沢山混じった水の頃は非常に気になります。


ということで



精神衛生向上作戦開始です(笑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根を快適にしてあげたい!2014 【ラジエターとカナケ水】

2014年08月14日 | 水耕栽培の記録
今回は、どちらかというと井戸ネタに近いのですが、問題は水耕栽培の設備に起こっている事なので、カテゴリーは水耕栽培になっています。


前回の井戸ネタ → <カナケ水が????>


関連記事 → <根を快適にしてあげたい!2014  配管編>


上記、関連記事でアップしていた井戸水をポンプアップして貯水している容器です。


6月16日の画像



前回の井戸ネタでも画像をアップしていますが、去年の秋から赤鉄の錆と思われる濁りが無くなってきて喜んでいました。

ただ、その時の記事でも書いていたとおり、この綺麗さは季節的なものではないのか?と言う事でした。

そしてこの予想は的中する事になります。

実はあの記事の後、7月に入った頃から水の濁りがひどくなってきます。

それも毎日目に見えるように・・


井戸水の温度が上がらないように、普段はスタイロの蓋をしているのですが、様子を見ようと開けた時はとても綺麗な水です。

温度制御の関係で23℃に温度が上がると、とにかく冷たい井戸水を汲み上げますので、一見水は澄んでいます。

ところが、ラジエターを掃除しようとブラシで掃き、水の流れを変えると・・




7月4日撮影


ラジエターの隙間から、なんやゴミのような錆がウヨウヨと出て来ます。(^_^;)

最初見た時は結構ショックですね(苦笑

やっぱり来たかって言う感じです。




反対側からブラシで叩きます。




そのうちこんなになってしまいます。

どうですか?
スゴイでしょ




そして水を抜いた後、容器の内側にはべったりと錆のようなものが付着します。
毎日掃除すると、ブラシでなぞるだけで取れます。



問題はラジエターです。


水に浸かった所に、色んな不純物が結晶化して付着します。




ラジエターを取り出した所ですが、冷却フィンの中にもびっしりと不純物が貼り付いています。
少し擦ったり、クエン酸に付けたり、アルミの汚れ落としなどで落とそうとしましたが、なんせフィンは非常に繊細で柔らかい物なので少しの力でも曲がってしまいます。



う~ん・・困った(-_-)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根を快適にしてあげたい!2014 【養液温度制御は上手くいったのか??】

2014年08月10日 | 水耕栽培の記録
夏の暑さを見越して、根の温度が上がらないように色々と工夫してきました。

やってみると色々な課題は出て来ているものの、温度の制御の部分ではホントに出来すぎと言っても良いほど上手くいってます。


例えば7月17日、この日の夕方の気温は31℃




日陰に置いて、塩素を抜いている水は昼間の温度の関係で、33℃近くまで上がっています。




だけど、温度管理しているトマトの漕では、


25℃になっています。
(ダイナミック点灯制御の関係で、撮影では一桁目だけが写っていますが、肉眼では25に見えます。)


なんと、8℃も温度を下げています!


その後日、やはり日中の気温が37℃近くまで上がった7月26日でも、26℃スレスレまで上がる程度でした。

去年、養液の温度が35℃まで普通に上がっていたことを考えると、大成功と言えるでしょう。


ほんとにたまたまですが、井戸水を溜めて置く容器の量、一度に汲み上げる事が出来る井戸水の量、冷却する養液の総量、冷却水を循環させるポンプの能力、ラジエーターの冷却能力等が、上手くかみ合ったのだと思います。

アナログっていうものは非常に難しいものなので、初めて作ってここまで上手くいく事はまず無いと思います。

幸運でした(^^)



前回は大雑把な説明でしたので、少し詳しく・・


井戸水をポンプアップした容器に入れてる温度センサー。
これで井戸水の温度を測っています。



制御部分


下部左から出ている線がセンサーに繋がっています。
現在の温度22.4℃になっています。

これが設定温度の23℃になると、リレーが作動して左側から出ている配線に100Vが流れます。




井戸ポンプからのパイプに接続した電磁弁が開放され、井戸水の貯水容器に水が入り温度を下げます。


90秒井戸水を出し続けた後、温度センサーが作動し22.9℃以下になっていれば、リレーがオフし水の供給がストップされます。

なお、オーバーフローした井戸水はラジエーターの手前に写っているパイプより排出されます。

このパイプの太さもたまたま上手くいきました(笑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする