たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

掘った井戸はカナケ水

2014年05月31日 | 井戸を掘る
最近、井戸に関しての記事にアクセスが多いのと、水耕栽培で井戸水を使うので井戸ネタをアップします。


余りにも続きを書いてなかったので、もう忘れている人も多いと思いますが、去年の続きのような記事です。

初めての方は去年の記事を参照ください。

<必要にかられ井戸を掘る>

<必要にかられ井戸を掘る その2>

<必要にかられ井戸を掘る その3>

<必要にかられ井戸を掘る その4 完成編>






去年(2013年)の7月にとりあえず井戸を完成させ、水の濁りが無くなるまで約7日間、出勤前と帰宅後に毎日ひたすらガチャポンで水を汲み上げました。

水の濁りは日に日に無くなって行くわけですが、どうも匂いと気になることが・・

とても鉄臭い・・

これが井戸水のカナケなのか?


あちこち調べましたが、やはりカナケ水のようです。

溶解性の鉄分<第一鉄イオン>が井戸水に溶けているようです。

せっかく掘った井戸なのに・・・

途方に暮れていても仕方ないので、どうにか利用出来ないものか考えてみます。

とは言っても、普通の家で高額な水処理機を購入するわけにもいかないのでどうにか自作で出来ないものだろうか・・




2013/8/2撮影

右のバケツに入っているのは汲み上げてから3時間ほどたった井戸水です。
汲み上げたときは透明で綺麗な水なのですが、茶色に変色して表面には虹色に輝く皮膜が張っています。

一番左側のネットには炭が入っていて、濾したのが洗面器に入っています。
ん~、あまり代わり映えしないか。


親戚のおばさんの家には昔、井戸がありました。
小さい頃、おばさんがこの井戸の水で洗濯していたのを思い出し、さっそく聞いてみました。
やはりカナケを取ってしまうのは難しいようなので、今できる方法を考えてみます。

水耕栽培にはもちろんの事、庭の水やりに井戸水はほんと助かります。
とりあえず濾過器を作ってみます。




ホームセンターで樹脂製の会所と砂を買って来ました。



底に穴を空けます。



不織布をひき



シュロのようなものを見つけたので買って来ました。



それをひく



その上に砂をひく



そして不織布をひいて炭を割ってひく



またまたシュロのようなもの






さて、得意の実験開始(笑



井戸水を汲み上げ(バケツは今までの水で鉄色に染まっています。)



じゃんじゃん入れます。(^^)



すると、真っ黒の水が・・・たぶん炭でしょう。



まだまだ続けていると、透明になってきました。



使えるかどうかは別にして、庭用に雨水を溜めていたタンクにセット。



最上部に荒ゴミをとる石をひいて、ポンプで水をあげれるように改良。

さあ、これで庭用に水を溜めるぞ~。




と次の日、前の日に溜めた水を除くと・・・

ちょっとはましになったものの、やっぱり茶色の水(^_^;)


だけど、よく見るとあれ??

いままで虫も寄りつかなかったのに、蚊が卵を産みにきてます。

ん~、効果はあったのかな?

気を取り直して、どうにかならないか調べてみると、汲んですぐの鉄が溶け込んでいる水は鉄の粒子がとても細かいため、濾過するのは難しいが、時間を置くと鉄が酸化して固形になり沈殿すると言うことがわかりました。




さっそく汲み上げた水を溜めていた容器に、金魚のブクブクを放り込み、半日たってから濾過器を通すと何とか使えるような水準まできました。



一週間何回も酸化分離させ続けた容器内には、酸化した鉄が沈殿しています。









<番外>

井戸の楽しみ~




暑い時には最高の祝福!

これでアイスを頬張れば、一気に汗が引きます(笑




暑そうな犬に試したら・・





速攻逃亡・・

犬には迷惑なだけ(苦笑
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ピーマンとパプリカの水耕栽培地2014

2014年05月28日 | 水耕栽培の記録
さて、ピーマンとパプリカの栽培地です。

もう作り方は今までと一緒ですし、養液漕は大きな温室と共有しますので、大幅に色んな所は割愛しています。





前回同様、温度対策の為にスタイロを栽培漕に貼りました。
実はこれ一昨年初めて自作で水耕栽培を始めた容器で、RV車用のトランクボックス<アイリスオーヤマ1150F>です。
ハイポニカ型の水気耕栽培は、エアレーションしながら養液を循環させるという特徴がありますが、このとき栽培漕の深さがあまり深いと養液中に空気の混入が上手く出来ないみたいで、実際ハイポニカの温室で栽培しているのを見ても、どれもとっても浅い栽培漕で栽培されていました。



画像では4個穴を空けて、最大4つの栽培を出来るようにしていますが、今回は2個だけ使います。
左の端の小さめの穴から養液を入れます。
配水管は一番奥に設置。
前回と配置が変わったため、前回の配管の穴をプラスチックのプレートで補修。





蓋を閉めるとこんな感じ。
蓋の上にもスタイロを貼りました。





もちろん水張り試験も。





後日の5月11日に定植。
左がパプリカ、右がピーマンです。


この二つは温度が高くなってくれば十分育つので、ホームセンターで苗を買ってきて植えました。


買ってきた苗は、栽培容器から取り出し、バケツの水の中に浸け十分ほぐしたあと、根を出来るだけ傷つけないように土を洗い流します。
でも、どうしてもある程度はダメージを与えてしまうので定植してから何日かは成長が停滞します。





それでも昨日、ピーマンの一番花が咲きました。





パプリカももう蕾を持っています。


去年はこのあと放任しすぎて脇芽が脇芽を生み、エライ事になったので今年は少しセーブしながら育てます。



ちなみに、去年はトマトと同じように温度管理が難しかったですが、ピーマンは109個 パプリカは31個採れました。


さて今年はどれくらい採れるでしょうか?

楽しみです(^^)
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巨木になるであろうトマトの水耕栽培地を作る 2014

2014年05月22日 | 水耕栽培の記録
もう栽培地も3種類目なので、細かい所は省いています。
初めてごらんになられる方は下のリンク記事を参照ください。

<水耕栽培装置の改良2014 小型温室 その1>

<水耕栽培装置の改良2014 小型温室 その2>

<水耕栽培装置の改良2014 小型温室 完成編>






巨木トマトに憧れて去年から栽培を始めましたが、去年は思わぬ結果。

尻腐れ病や養液温度の管理失敗などなどあって、結局大玉トマトは収穫3個!!だけ・・(T_T)

ミニトマトは135個採れたものの、結局温度管理失敗で枯らしてしまいました。




もちろん最初から上手くいくなんて思っていなかったですが、こういう事で自然の営みの大切さをより教えられました。

それで去年至らなかった所を見直し、今年こそ大きく育てる為に色んな工夫を考えてみました。

作り出したのは、3月25日。


以前からある単管で組んだ屋根の下に高さ1.5mの吊り棚を作り始めました。
この辺は職業柄です。

ただ、葉物野菜を優先していたのでなかなか進まず、栽培漕を作り出したのは4月の半ばでした。
今回も前回同様、大玉のトマトとミニトマトを一つずつ栽培します。



容器は葉物野菜でも使った容器

去年痛い目にあったので、スタイロを全体に貼って温度管理を出来るようにします。
排水パイプの加工も済んでいます。
これは大玉のトマト用です。



次に、ミニトマトも去年使った工具入れの容器(45リットル)です。
もちろん水を85m余りしか張らないので、そんなに入りません。

これにもスタイロを貼っていきます。


さて、栽培漕や養液漕の蓋の部分ですが、配管を通すために穴加工が結構必要になり、去年も強度と保温の両立がなかなか
難しかったので、去年の夏に近所の現場のバッカン(ゴミ捨て用コンテナ)から良い物を見つけてきていました。

これは外壁材なのですが、ガルバリウム鋼板(トタンのような金属の板に表面処理した物)内部にスタイロとアルミ箔で断熱も兼ねている壁です。
都合の良いことに嵌め込み式になっているので使えそうと判断して貰ってきました。

ただし金属部分を上にすると、日光で表面温度が上がり苗を痛めかねないので、今回は裏側を上にして使います。




ちょっと手間仕事ですが、蓋に使うために隙間を埋めています。




画像は養液漕に蓋をして配管を通した所です。
基本金属板なので、ドリルで穴あけします。
そして表面になっている所はスタイロなので、アルミアングルを挟み込んで箱にビス止め。
普段、肥料を追加する部分だけは固定していません。




上の画像から立ち上がってきた配管が栽培漕に入っている所、これはミニトマトの栽培漕です。



内部の様子。
空気のrio付属の空気の混合器です。



できあがった栽培漕を地上1.5mの台の上に置き、地上60㎝の養液漕からポンプで水が揚がってくるか実験している所です。
当然力がある、rio+800のポンプを使っています。



栽培漕から養液漕に戻ってくる配管です。
上の画像奥手の排水口から出た所。



反対側から撮った画像。
左手のミニトマトは垂直に、右手の大玉トマトは斜めに養液漕の蓋まで導きます。



そして定植

地上1.7m余りの高さからの栽培です。
トマトが這う棚は2mで組みました。
4月21日の事です。



ミニトマトの栽培地は工具箱の蓋にスタイロを貼って使っています。



大玉トマトは先ほどの外壁材を使いました。
強度もあり、しっかりしています。




昨日の様子


大玉トマトは3つの花の房があり最初のは肥大もしてきています。




ミニトマトは棚に這い出しました。
花も多数咲いています。


今の所、イメージ通り大きくなってくれています。






さて、あともう一つ。

ピーマンとパプリカの栽培地を作らないといけません。

この二つは良く育って、経費の償却にはもってこいです。
家庭菜園には難しい、元を取るのも目標のひとつです(笑

あと一息がんばります。
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家庭用にしてはそこそこ大型の水耕栽培地の製作 防虫ネット編

2014年05月20日 | 水耕栽培の記録
前回の続きです、今回は防虫ネットを張っていきます。



少し細い目の材料、2.5×4㎝の角材で枠を組みました。

土台と違ってそんなに強度は要らないし、土台に出来るだけ荷重をかけたくなかったからです。
その代わり補強を少し入れないとヨレてしまいます。
幅1.9m 高さ85㎝ 奥行き70㎝
結構大きな温室(防虫ネット室?)です。

ちなみにネットを張る前に野菜の定植は終わっています(3/31)




防虫ネットの押さえは1㎝角の細い木で釘打ち。
大きなネットを被せて、交わる所を切り取るのがちょっと難しい・・。


だけど木は加工が楽で良いですね。




出来上がりの画像







前は開閉式、材料はもちろん現場の不要材調達(アルミアングル)




ホームセンターで、昔ながらの脱着が出来るタイプの蝶番を見つけてきました。
水替えや大きな作業をするときは、網戸を外して作業しやすいようにしています。



それにカンヌキ




網戸を閉じたときに出来る隙間は、サッシの隙間塞ぎを貼りました。
網戸の取り付け位置と、この隙間塞ぎが非常に重要です。
青虫ってほんとに少しの隙間でも入ってきます。
無農薬で栽培するなら避けては通れません。




そして5/11現在

一般の葉物


キャベツとレタスです。


背面からの様子。

一週間程前から、液体肥料の減りが速くなってきました。
一日に3L程のスピードです。

だけど、ちょっとだけネットの無かった期間に蝶か何かに卵を産み付けられていたようで、小さな青虫を毎日少しずつ退治していました。
苗が小さかったので気にしてませんでしたが・・油断は禁物だなぁ~(^_^;)


さぁて、キャベツが楽しみです。
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家庭用にしてはそこそこ大型の水耕栽培地の製作

2014年05月16日 | 水耕栽培の記録
今日の露地栽培の野菜達

にんにくです、とってもよく太ってます。
今年は例年に比べて涼しいせいか、まだ花が出て来ません。
こうなるとちょっと収穫時期がむずかしいぞ(^^;)



ズッキーニ
去年暑いときにとっても美味しかったので今年初植えです。種から育ててます。



食用ほおづき
ホームセンターで苗を見つけて飛びつきました。
前々からテレビで見て、一度味わってみたかったのです。
楽しみです(^^)



路地植えで野菜を育てているとよく分かりますが、日々の手入れがほんとに大切です。

だけど、普通仕事をしているとまず毎日手入れすることは不可能です。

そう思うとこの水耕栽培って言うのは自分の空いた時間で出来て、ちゃんと作れば毎日手入れすることも要らずとても助かります。
まさに実益を兼ねた趣味ですね。(^o^)




前回、番重を使った葉物野菜用の温室(防虫ネット室?)を作ってきました。

こうなってくると、充分元の取れる葉物野菜を自給出来ないか?と欲が出て来ます。

去年から思っていたのは、その中でも常に使う結球系の野菜です。

四季を通じて常に使うこの野菜、特に白菜 キャベツは家庭の必需品です。

今回、この結球野菜を作れる<家庭用にしてはそこそこ大型の水耕栽培地>を製作しました。




まず買ったのは、80Lのトロ箱。
この黒のトロ箱は金魚や鯉を育成するのによく使われる物です。
WEBのショップで4個一組で安く売ってたので購入。

だけど今までの経験上、これだとかなり使いづらいので、思い切って加工。




使っているのはマキタのマルチツール、ベビーサンダーと違い鋸刃で切るので溶けません。
もちろん好みの問題もありますが・・
しっかり寸法を罫書いて切りましょう。
道具は慣れるまで時間がかかりますが、慣れてくると綺麗な仕事が出来るようになります。




こんな感じで切断。




二つ作りました。
育てる野菜に合わせ、深さを変えてます。
結球野菜のは、栽培期間が長い分根が張るので、少し深めです。
ここでは11㎝と8センチを作りました。
実際水を張る深さは7cmと5cm程度でしょうか。




この間の<小さな温室の改良>でも載せてましたが、栽培地はスタイロフォームで。
ただし今回のは大きな穴(約5センチ)を空けたいので、石膏ボード用の細い鋸を使って丸く、くり抜きます。




もう一つの栽培地は少し小さめです。
3.8㎝。
セット売りで色んなサイズがくり抜ける、木工用のホールソーをチョイス。
中心に写っているプラスティック容器に合わせています。




これも前回同様、保温と反射用にアルミホイルを貼り付けます。




スプレーをした後、素早く貼り付け。




カッターで空けた穴に沿ってアルミホイルを切り取ります。




栽培漕にもスタイロフォームを貼り付けます。
忙しくて制作中の画像は残っていませんが、今回の土台は木製。
しっかりした2×4の材料にコンパネを底板として使っています。
二つ並べるとやはりかなり大きいな~(笑



全体の造りは前回作った物と同じなので省略します。

出来上がりはこういう感じです。


前回と違うパーツとして、ポンプはカミハタのrio+800。
あと、栽培漕から排出する為のパイプは25Aをチョイスです。

これは、養液漕が結構大きいので、地面に置いて養液を送るため少し力のあるポンプを使ったせいです。



ホームセンターで売ってる大きめのスチロール容器。
去年の冬野菜の栽培から使ってた物を改造。

容器内のポンプから塩ビ管で立ち上げ、


台の下を這わせ(下に見える塩ビ管は下の栽培漕から養液漕に戻ってくるパイプ)、

上段の栽培漕に入れてます。



さて次は防虫網をかけていきます。
もう一息で完成です。
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水耕栽培装置の改良2014 小型温室 完成編

2014年05月08日 | 水耕栽培の記録
前回のつづき



最下部、養液漕のポンプです、ハイポニカの純正品です。




そこから上段の栽培漕に出している所。

ここに写っているのはハイポニカの純正品ではなく、カミハタの混合器です。
鑑賞魚用のポンプに付属している物で、とても重宝しています。
ちょっとコツが要りますが、13Aの塩ビ管に差して使っています。

よくヒートガンでベンチュリー管を自作している人もいますが、これはもれなく付いて来ます。(笑

因みに家での趣味の栽培ぐらいだと、rio+800で充分でしょう。
10Wあまりで、1.3mまで押し上げ出来ます。

余裕のパワーを望んでいるのならrio+1100でしょうが、如何せん20W超えはキツイです(苦笑
しかし揚程は関西で2m、販売価格も数百円差です。




rio+800
一番左のが混合器



下のが、ハイポニカの純正品

ホームハイポニカ501花菜ちゃんに排出している様子です。


どちらも空気を混合して、水面が泡立っていますね。
良くできています。




これは下段の栽培漕です。
上段の養液が流れ込んでくるように作っています。

ここでも、泡立っているのがわかりますか?

栽培漕の深さが浅く、パイプの挿入深さも浅いので空気を混合することが出来るのですね。
たぶんこれで酸素レベルは充分保たれると思います。



あと、各所をチェックしていると水漏れ部分も確認できました。



最下部、養液漕に戻る所のジョイントです。




同じく下段栽培漕排出部分のゴムシーラからも・・

締め直しと、塩ビのジョイント部分はもう一度パイプの角取りを行ない差し込み直します。

うちでは、塩ビのジョイント部分の接着はしません。
なぜなら、仕様変更をする度に塩ビパイプを総替えするのがもったいないからです。
だからその分水漏れのチェックは不可欠です。

だけど、落ち着いて作ればまず大丈夫です。
そんな圧力がかかるわけでもないですからね。


そして製作していた蓋をすれば出来上がりです。





この後、もう一日様子を見て肥料を混ぜ、発芽の済んでいる物から定植しました。



4月に入れば温度も上がるので、そのまま種から育てることも出来ます。(^^)
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水耕栽培装置の改良2014 小型温室 その2

2014年05月05日 | 水耕栽培の記録
さて、いよいよ組み立てていきます。


この栽培装置では20Aの排水パイプを使っています。
これは、循環ポンプの水量の兼ね合いで変えています。
ちなみにここで使うポンプは、ホームハイポニカに付属していた物で、そんなに水量は多くありません。
電力は6Wと超経済的です。
一ヶ月点けっぱなしでも、100円余りの電気料金です。
その代わり注意しなければならないのが、栽培漕の高さです。
私も何回か失敗してますが、60センチぐらいが限度ですか・・
もちろん、市販の鑑賞魚用のポンプはバリエーションも豊富ですので、そちらの方も使っています。


上段


下段

水量(水のレベル)を調整します。

一つ目の画像はエルボーを切って調整しています、二つ目はヒートガンで塩ビ管を曲げて作っています。
加工にはパイプ用の鋸やベビーサンダーを使っています。


やっと水張り実験です。

全体が写っているので簡単に説明しますと、まず一番下の白い発泡スチロールの中にポンプを据えて、上の栽培漕に送っています。
そして今年は、上の漕で排水した養液をそのまま下の栽培漕に流しています。
これは去年見学に行ったハイポニカの温室で感じたことなのですが、そこではこの栽培漕が非常に広く、深さも5センチ程度のものでした。


(2013/06/20 ハイポニカの温室にて)

上の画像でも分かるように、これだけの栽培漕の中でたった一つのパイプで養液を循環させています。
この排出口に付いている白い物は、ハイポニカオリジナルの空気の混合器です。
ハイポニカが水気耕栽培技術と自社の栽培技術を呼ぶ所以がこれです。

これで感じたのが、これだけ広い栽培漕で一つの排出口でいけるのであれば、家の物ぐらいではなんの問題もないのではないかと言うことです。
今までは、一つの栽培漕に付き一つずつ循環ポンプを付けて、一番多いときは計8個を稼働させていましたが、二個一 三個一でも大丈夫のような気がします。
それで、今年は一つのポンプでやってみようと思います。

あと、この栽培装置の製作で一番大事なこと。
それは、栽培漕の水平レベルを出来るだけ正確に出すと言うことです。
水張りの画像が小さいので分かりにくいですが、番重に葉物野菜を10種程常に栽培することになりますので、どの培地にも均等に養液を行き渡らせるため、この水出し(水平レベル)が非常に大事になります。
それと水の高さですが、25mm角のスポンジを培地に押し込んで培地の底から5mm程度出すようにした状態で養液がスポンジに触れる高さに調整しています。
こうすることで、別の場所で苗を作らなくても直接種を植えることが出来ます。

ここは時間をかけて作っていきます。

つづく
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