たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

必要にかられ井戸を掘る

2013年10月23日 | 井戸を掘る
実験的に水耕栽培をしていた時からずっと気になっていたのが、養液の水温管理でした。

去年秋に始めた頃、まだ暑かった事もあり、やはり水温が30度を超える日々が続きました。

その後段々涼しくなってきたので、今度は逆に水温をあげる事が必要になってきました。

最初は葉物野菜を作っていたので、成長のスピードが変わるくらいで今回のトマトのように実にダメージが出る事はありませんでした。
だけど、いつかはこの水温管理をきちんとする必要はあるだろうと考えていました。

それで、去年から考えていた事がありました。


それは井戸の水の利用です。

いまや水温を上げ下げするには、チラーやヒーターがあり、そういう設備を整えれば水温管理は思いのままです。
ただ、こういう物はいつも稼働させる必要がある為、非常に光熱費がかかります。

それに何よりももったいない・・。


そこで夏も冬も常に20度前後の温度を保っている井戸水をどうにかして使えないかと、常々思っていました。

もちろん農家ではすでに導入されている方は沢山います。

ただウチは一般家庭なので、どうするかずっと調べていました。

すると、ウェブ上で自分で井戸を掘ったという人達のサイトを沢山見つけました。

これを見たらもうジッとしていられません!

気が付いたらもう長靴を履いてスコップを持っていました(笑

根腐れ病を見つけた6月21日の次の日、22日のことでした。




場所は水耕栽培の養液タンクがあるすぐ横。



以前も1m50cmほど掘った事があるので分かっていましたが、家を建ててから入れた真砂土の下は造成した時、改良で使ったコンクリートが混ざった土で、スコップでは掘れません。




コンクリートとグリ石が混ざった層

スコップでは刃が立たないので、振動ドリルのキリをカット。



3分筋を溶接して。




ハツリます。


その層は10センチ程なので、その下は粘土層。



どこかのサイトで見た、塩ビ管の先に100均のスコップを付けてほぐしていくやり方でほぐしなら剣スコで掘っていきます。




もう結構掘れる深さでは無くなってきたので、この日は終了。


初日は1m余り









6月23日


多分、スコップでは掘れないので道具を製作。


朝一でコーナンに行って2.3mmの鉄の板を購入。
サンダーで丸く削り出しました。


真ん中に穴を空けて、カットし力技でヒネル。


ビニールハウスのパイプ(25.4mm)の先をカット


そこにイメージとしてはこんな感じ。




実際に溶接





さっそく試用

おお~、なかなか良いぞ



赤粘土から白粘土に変わり、その後土に。
ここ(約1.8m)で少し出水。

なんか早すぎる・・。


その後、砂も混ざってくる。



そして2.3mから砂利が混ざり、よくよく見ると

ん? 丸い石が混ざってる!


 川やん!



確かにこの辺りは海に近く、それがどの位前だか分からないが、年配の人の話だとウチよりほんの1kmちょっとの所が海岸線であったとよく聞く。
地層を調べても、沖積層で後背地と載っていた。
後背地と言う表現は、非常に曖昧なのだけれど、その中には川の土手の反対側や海岸線より8km以内っていうのも含まれ、ここはまさに、海に注ぎ込む川があったような場所で、その上に堆積物である粘土が乗っている状態なのでしょうか。


まあいずれにしても、このまあるい石は上流から長い年月をかけて流れて来た石なのでしょう。


その後、また2.3mで水が大量に湧き始め、水深が地上から1.8mの所まで来た状態です。
ただ、砂利に阻まれ一進一退を繰り返し、2.6mでこの日は終了しました。




ところで水が出た時、ホントにそんなに簡単に出るものなのか疑問でしたが、よくよく考えてみるとまだまだこの辺は昔ながらの用水路のようなものがあちこちにあり、もともと川だと言う事もあって、すぐ下に地下水があってもおかしくない土地だったみたいです。


それよりも、ちょっと現実に戻ったのがその深さってこの辺に埋設してある下水管より大分浅い深さで、それを考えると何が混ざってるか分からない水やな・・・怖(^_^;)



もっと下の方の、層を狙わないとコレは使えんやろな~。
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水耕栽培2012 秋 試験栽培

2013年10月13日 | 水耕栽培の記録
今日は去年初めて栽培した白菜、キャベツ、ブロッコリーの様子をアップします。




昨年の栽培開始は9月12日でした。

全く初めての試験栽培なので、ホームセンターで白菜とキャベツ、それにブロッコリーを買って来て定植。






もちろんまだまだ暑い時期なので、防虫網をかぶせます。

これは、アルミの薄い板が現場に捨ててあったのを拾ってきて丸めて即席で作りました。
苗用です。


1週間経った9月19日の様子。




結構、早い成長です。


10月15日

急激に大きくなり出したので、これはいけないと大きなプランターで使っている網に替えました。
白菜も、キャベツもしっかり結球し出しました。


10月21日

うーん、いつも畑で見ているのと違って、大きさの感覚が狂っているせいかこの網でも結構一杯になってきた・・


11月11日

庭の畑の大根はもう結構食べ頃なのに、どうも水耕栽培の野菜は成長が鈍ってきた・・。
やはり、水温が低くなったのと日当たりが悪いのが原因か?


ブロッコリーは主枝が出来てきていました。



白菜はどうも虫の被害がある・・とにかく糞が落ちている。

キャベツも小さいがしっかり巻いてます。(^^)




水温は?

やっぱり・・

やはりヒーター投入か。
26度の温度設定でヒーターを投入。

ところでこれ、今年の夏もやらかしたのですが、こんなに急に温度を変えるのは絶対タブーみたいです。 
根が死ぬ・・
おかげで少しの間元気がなくなりました。


11月24日

もうかなり良い線行ってます。
もうじき収穫ですね。


根はこんな感じ


12月2日
さあ、初収穫です。


この白菜から行きましょうか(^^)
ちょっと虫に食べられてましたが、充分葉も巻いて重たいです。

キャベツはもうちょっとですか。



12月16日
今日はキャベツの収穫をしました。
これは虫の害もなく、硬くしまった物になりました。

味は頗る甘い(^^)


年が明けて2013年1月2日

今日まで大事に置いていた白菜を鍋の為に収穫しました(笑


あと、ブロッコリーも順次収穫しています。


去年の試験栽培は最初にしては大成功でした。
また色々な課題も見つかったので、今年の栽培ではそれを生かして行きたいと思います。





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秋からの水耕栽培 2013

2013年10月10日 | 水耕栽培の記録
さて、リアルなアップです。

この時期、野菜は育ち盛りなので、葉っぱ物を中心に結球物も植えています。
実は、去年初めて栽培した時は知らなかったのですが、水耕栽培で結球系は難しいらしいですね。
収穫してから本で読んでビックリしましたが、でもあんまり何も考えなくても出来たので、今年も頑張って植えてみました。
今植えているのは4つの漕。


一つ目は

キャベツとレタス、バジルも挿し木しています。
気をよくして今年はレタスにも手を出してみました。



二つ目は白菜です。



あと、葉物系
これは、小さく育ててる漕とは違い、少し苗床を大きくして複数の種で大きく育てようと思って居ます。



そして、夏にピーマンを作っていた漕でブロッコリーも育てます。

昨年の試験栽培では、とりあえず作る事に主眼を置きましたが、今年はもちろん採算面も考えて栽培する事にしました。
それには、出来るだけ多くの作物を一緒に作る必要があります。
特に、結球物はスパンが長いのでなおさらです。

ただ今年は忙しかったせいで、栽培開始がまるまる一月ずれてしまっています。

さてさてどうなることやら(^^)
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