たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

根を快適にしてあげたい!2014  制御編 【トマトの栽培漕にセンサーを付ける】

2014年06月29日 | 水耕栽培の記録
【トマトの栽培漕にセンサーを付ける】


なんとか、冷却水の配管は終わりました。

去年でしたら、この井戸水を溜めた容器にじゃんじゃん水を入れる所ですが、去年からの経験値で今年はもうちょっと踏み込んで行きます。

実は去年トマトを枯らした後、色んなパターンを仮想して、タイマーを買って実験したり、冬にも使えないものかと考えてました。


それで、今回デジ物を制御に入れる事にしました。

出来るだけ簡素にする為色々考えましたが、私の今の知識ではどうにもならないので、とりあえず勉強しながら今回はキットでまかなう事に・・。

それでも、どうしても二つ入れないとダメでしたが、一応シュミレーションでは上手く行きそうです。

あくまでも勝手な思い込みですが・・(苦笑




まだ井戸の電動ポンプを据えていた3月の中頃、日本橋の電気街へ行き、堺筋沿いにある<シリコンハウス>で、こんな物を見つけてきました。


温度でリレーをオンオフ出来る電子回路です。
説明書を見ながら組み立てるだけで出来ます。



やけど、半田付け久し振りやな~( ̄∇ ̄;)



ちなみに動作として、例えば25℃でリレーをオンしたいとします。
だけど実際は微妙に24.9℃と25℃、25℃と24.9℃の間を限りなく行ったり来たりしながら温度変化していくので、そのままダイレクトにリレーに信号を伝えると、物理的にオンオフしているリレーはすぐに壊れてしまいます。
そこで、ヒステリシス制御と言って、25.0℃になった瞬間にリレーはオンするけど、オフするのは24.0℃になった瞬間ですよ、みたいなあらかじめ幅を持たせた動きをするようにプログラムされてます。


あと、このキットはデータログを残す機能もあるみたいです。


使ってはいませんが・・(^_^;)



とにもかくにも、使いやすいようにちょっと改造を加えて、

(家にあった昔のIDEのケーブルバラしました。)



組み立てて、EC計で温度合わせ。




100円ショップでケースを買ってきて入れ、最終調整。




大玉トマトの根付近にセンサーをセットします。

目的は、大玉トマトの栽培漕の温度制御、リレーは前回の<配管編>で紹介した、水の循環ポンプに繋がっています。
このセンサーは25℃になった瞬間にリレーをオンし、21℃まで温度が下がるとオフになります。
だから、温度が高いうちはずっとポンプが回り続け、養液の温度を下げるという目的で動作をしますが、例えば夜の温度が下がりすぎたときに、冷却水(井戸水)や外気の温度を必要以上に伝えないようにポンプを止めます。


そんな上手い事行くかはとりあえずやってみないと分からないですが・・・(^_^;)


アナログってほんと難しいですね。
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水耕栽培 苗床の工夫

2014年06月27日 | 水耕栽培の記録
自作で水耕やってる人はどんな苗床を使ってますか?

うちはみんなよく使ってるスポンジです。



100円ショップでいつもまとめて買って来ます。


いつも、これで何個取れるだろうか?
一つのコストはいくらだろうか?
とか、セコセコ考えながら買っています(笑



そして、苗の容器はホームセンターなどでよく見かける、苗ケース。

店員の方に貰っていいですか?と、言うとまず「どうぞ。」と言ってくれます(^^)



それをやはり100円ショップのハサミで切り離し、




ケースの深さに合わせて根気よく作っていきます。

なんせタダやからね。



スポンジを入れるとこんな感じです。

これは3個、100円で売ってた洗車用のスポンジ。
だけど、3個だとちょっとコスト高・・。
せめて10個は取れないとね。




定植するとこんな感じになります。



菜っ葉系の物にはスポンジの画像の左側の小さい物を3つにカットして使います。

定植した画像




これには種を3つくらい蒔いて育てます。
育つと、スーパーで売ってる菜っ葉くらいの量になります。



容器ですが、やはり100円ショップで5個一組で売ってる密閉容器。





それの底を半田ごてのホットカッターや普通のカッターでくり抜き使います。





使い勝手良いですよ。(^^)

あっ ちなみにハイポニカの純正のスポンジもコスト安でとっても使いやすいですね。
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根を快適にしてあげたい!2014  配管編

2014年06月19日 | 水耕栽培の記録
夏の高温期に、どう根にストレスをかけないように一定の温度の範囲の中で保つか?

それが去年の栽培から学んだ事でした。



まず、

1, 予防として、高温期に養液温度が気温の上昇と共に、同じように引っぱっていかれないように断熱に重点を置いた栽培地を作る。

2, 高温期までに十分大きく育てられるように、寒い間から苗を育てる。

3, 同じように高温期までに大きく育てられるように、栽培漕と棚との距離を縮める。

4, 高温期になる前に、養液の温度調整を始め、根をその環境に慣れさせておく。

5, 病気が出た時は農薬の散布にしろ、撤収にしろ早めに判断して行う。


1,2,3は、先日からアップしてきた記事で書いてきました。

今回は4の養液温度の調整をやっていきたいと思います。






まずは温度管理の方法として、去年やってみたラジエターを使ったやり方での完成度を上げていきたいと思います。




動作を簡単に言うと。



養液温度上昇

   ↓

井戸水を循環用容器に汲み上げ

   ↓

配管したラジエターの真水が循環開始

   ↓

養液容器内で冷却されたラジエターによって養液の冷却開始

   ↓

設定温度になるまで循環を続ける

   ↓

設定最低温度になれば停止、待機


みたいなイメージ。





今年は養液漕が3つあります。

トマトの養液漕、葉物野菜(大きい物と小さい物)が一つずつ




製作は今年の栽培地を作るときに、同じように進めてきました。


まずは実際に冷却する要のラジエターです。



合計4つ要るので、格安の物を探していました。
実際バイクに繋ぐわけでは無いので、どちらかというとホースの出ている位置とか、容器に入る大きさが選ぶ基準になります。




去年使っていた物も含めて、水漏れの検査をしています。

去年は循環する液体を、養液・井戸水・真水と色々試しましたが、冷える時間の問題、安全性の問題、ラジエターの耐久性の問題などから、今年は真水を循環させ、井戸水と養液の間にワンクッション置くようにしました。




ラジエターはそのままでは使いづらいので、台を付けて養液漕の中に立て、冷却効果を高めます。




さて、冷却パイプの配管です。


少々ゴチャついてますが、まずは全体画像。




上の画像の右側の二つの青い容器の間、出発点はこのバケツ(100円ショップ製です)
蓋を切りかぎホースを出します。





ポンプはカミハタrio+1100です。

出た水は右のパイプを通り、そのまま地中へ入り、全体画像の左側の温室へ。




奥の地中左側から来た水は、小温室へ。

横の配管は別配管。



小温室へ入り、養液漕を冷やした後、右の井戸水の漕へ。





ここで、パイプ内を通ってきた水は井戸水で冷やされます。




中はこんな感じです。
外気の影響が受けにくいように、ウレタンで断熱しています。
上下層で温度の偏りを出にくくする為、ポンプで水を撹拌させています。
もちろんラジエターのフィンを効率よく冷やす為でもあります。
ちなみに、ここのラジエターを一番大きな物にしました。(Kawasaki ZX-10の物を使用しています、バイク乗りは知ってますよね。(^^)




再び右側のパイプから全体画像の右のサイドに戻ります。





戻ってきた水は、まず右のトマトの養液漕から左の大温室の養液漕に行きます。




そしてここから振り出しに戻ります。





ところで、ここで少々誤算が出ました。

思ったより配管の距離が伸びた為、ポンプの力が追いつかないみたいで、最初繋いだばかりの時は全く水を送る事が出来ませんでした。

仕方ないので、水道を直接配管に繋ぎ、勢いよく水を出して空気抜き(空気がパイプ内にあるとポンプに負担を掛け、冷却効率もさがります。)を完了させてからポンプを繋ぐと弱々しいですが、何とか循環することが出来ました。

こんなアナログな所はやはり経験値で、最初はなかなか上手くいきません。

だけど、運良く今回は動く所まで来ました。




水の表面が若干うねっているのが分かるでしょうか?
何とか循環しています。

これでどうなるかは、とりあえず完成させてみないとわかりません。


つづく
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水耕栽培2014 6月16日号

2014年06月16日 | 水耕栽培の記録
4月に定植したトマトとパプリカ、ピーマンは今年は今の所順調に育っています。




去年のこの時期はとても暑かったので、養液温度は毎日とうに30℃を超えていました。

そして、昨年の6月22日に尻腐れ病を見つける事になります。



今年は葉色も良く伸び伸びしています。

ミニトマト


大玉トマト

ただ、養液漕を共有している関係上、大玉トマトの葉は窒素過多の傾向が出ているように思います。
去年もそうでしたが、大玉トマトは養液濃度を少し下げる方が良いみたいです。


ちなみについ最近まで、ECは1.2ms/cm辺りで管理していましたが、ミニトマトの実が出来ない物が多い為、1.3ms/cmまであげました。
すると、ほぼ全ての房が実るようになってきました。





一番最初についた実が色づいて来ました。



大玉トマトも順調に大きくなって来ています。




ピーマンは約70㎝余り、パプリカは60㎝位です。





花も沢山付けています。

なお、ピーマンは初採りしました。

今は、2番花が大きくなって来ています。
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栽培漕の反乱!   いや、氾濫  (; ̄ー ̄A

2014年06月14日 | 水耕栽培の記録
小ネタです。

水耕栽培の栽培漕が溢れた事ありますか?

私はあります。

養液漕がカラカラになるので、めっちゃ焦ります。

下手をするとポンプも逝きます。





栽培をしていると、野菜が大きくなるにつれ栽培漕の中は根で一杯になってきます。

ある日養液漕を開けると、栽培漕からの排水管から根がチョロッと出ていました。

「あっ上から根が伸びてきたな。」と思った程度でしたが、その何日か後に養液漕から養液が溢れ、大慌て・・・



この画像の物は、まだ詰まる所までは行ってませんが、いくらか根が排水管に入り込んでいます。



そんな大それた事にならないように考えたのが。



ホームセンターで水の妨げにならないくらいの目の金網を購入。

ブリキ鋏でカットして使います。

丸めて番線で括るだけです。





根をよけて

こんな感じで排水管を囲います。


これで時々、金網の隙間から入り込んだ根を除くだけで大丈夫。


気になる方はやってみて下さい。(^^)
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根を快適にしてあげたい!

2014年06月13日 | 水耕栽培の記録
一昨年秋、水耕栽培の甘いトマトに憧れて始めた水耕栽培の真似事。

そして、去年の春に念願のトマトの初植え。





2013/4/8定植



ところがです、色々改良の余地はありましたが、育ってきたトマトに尻腐れ病が発生します。



<水耕栽培 6月21日から現在まで 尻腐れ病発生!>



菜園をしていると、虫に食べられたり、病気を発症したりと言うことは良くありますし、あきらめなくてはいけない事も多いですが、どうにか出来る事は、出来るだけやってあげたい。

水耕栽培をするようになって特に思ったのは、もちろん露地栽培に負ける事も多いですが、植物の根にかかるストレスを出来るだけ軽減してあげると、どんどん育つという事です。

そして、そんな栽培地を用意出来るように試行錯誤して作って来たのですが、やはり根が地面の下にある露地栽培より夏の暑さがダイレクトに伝わったみたいです。




養液の温度上昇を出来るだけ抑えるために、45Lあるタンクを土に埋設していました。


だけど、栽培漕の断熱は全くしていませんでした。


WEBで調べてみても、個人での水耕栽培ではあまりそういう事を書いてる所は皆無で、私もそんなに気にしてはいませんでした。




井戸が完成した7月22日の午後、ホームハイポニカ花菜ちゃん501の養液タンク


35℃です。
これぐらいになると、手を浸けても温く感じます。(^_^;)


トマトもそうなのですが、養液の温度が27 8℃位から葉がダル~となって、成長も遅くなってきます。
根の色も黄色がかってきます。(それまでは白い綺麗な根でした。)


井戸を掘りながら、どう冷やすかずっと考えて、色々実験していましたが、一番良かったのがラジエターを使った物でした。




とりあえず中古のバイクのラジエターでした。



気持ち悪いので何度となく洗い、一つには常温の水、もう一つには冷水を入れ。
常温の方にラジエター、冷水の方にはポンプを繋ぎ、循環します。

すると、5分も経たない間に両方の水の温度が同じレベルになります!

当たり前ですが、スゴイ(^^)


それで気を良くして、養液の冷却に取りかかります。




もう一つ買っていたラジエターをトマトの養液漕に入れ、配管しました。



毎日、気が付いたときにせっせとガチャポンでポンプの入っているタンクに水を入れ、冷やす毎日です。




ところが、10日程たった頃からトマトに異変が出始めます。


7月30日撮影


下の葉が少しずつ枯れ始めます。
ちょっと焦りましたがもう少し様子を見る事に、もしここでやめても結局、養液は高温状態に戻るだけです。




8月4日撮影

それでもそれは止まらず、どんどんと枯れていきます。



8月29日撮影

もう下葉から半分くらいは枯れました。
花は咲いても実を付ける事はありません。



9月15日撮影

半月ぐらい前から枯れはそんなに進んではいませんが、樹勢が弱ったのでどうもウィルス性の病気にかかったようで、残念ですが撤収。




根は7月末に確認した時は全体に茶色がかっていました。
ところが、その後から生えだした根は白くて綺麗です。

かわいそうな事をしました。



反省です。

最初からうっすらと気づいてましたが、35℃くらいの養液温度から井戸水で一気に25℃くらいまで冷却したおかげで根がショックを起こして壊死したようです。
やはり急激な温度変化には対応出来ないでしょう。
ただ、あの時点では一日に何回かそうするのが精一杯の状態でしたので仕方なかったと思っています。

そのあと、冬の栽培でも同じような経験をしたので、次こそ快適な根の環境を作りたいと思います。




2014年の水耕栽培に続く
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【養液量の管理】  浮きを作る

2014年06月09日 | 水耕栽培の記録
小ネタです。


夜に仕事から帰ってきて、毎日養液の残量確認するのは大変なので(まあそれも楽しみなのですが・・

パッと確認が出来るようにしてみました。




養液タンクの蓋に穴を空け、塩ビ管を突っ込んで釣り用の浮きを入れるだけです。




シンプルで分かりやすい。





他にも





葉物野菜の養液タンクの浮き





浮き本体





塩ビ管




ホームセンターで、昔よく工作で使ったバルサ材を買って来ました。


タンクに合わせて長さをカットし、水が浸透しないようにペンキの厚塗りです。





乾いたら空のタンクに水を計りながら入れ、マジックで容量の印をすればとっても便利な容量計です。




一目で残量確認OK(^^)
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電動ポンプの据え付け

2014年06月08日 | 井戸を掘る
さて、必要にかられ井戸を掘り、一年越しで今年から水耕栽培に利用しようと電動ポンプを据え付けしました。

ポンプは、市販されているポンプの中でも安価で、信頼性も高いテラダの浅井戸用ホームポンプを購入。


型番 THP-150KS
吸い上げ高さ8m 押し上げ高さ8m 揚水量21L/min(全揚程12mの場合)
消費電力 325W(60Hz)

この手のポンプは蛇口の開放と共にポンプが回り、井戸水を汲み上げます。
音も非常に静かで、住宅地でも気になりません。




去年の7月、据え付けたばかりの手動のポンプ。
このあと夏の暑い間中、庭の水やりに活躍しました。



ポンプを接続するために、とりあえずポンプの撤去。
蓋に、電動ポンプ用の穴加工をします。

真ん中のは手動ポンプ、ガチャポンと接続しているパイプ。
横の穴が今回接続するためのパイプ穴


とりあえず、レイアウトを決定してから溝掘りします。



画像はポンプに井戸からの引き込み用のパイプを接続した所。
土を踏み固めて、駐車場の車止めブロックをホームセンターで買って、水平を出して据えました。
その上にポンプを置き、配管します。




井戸へのパイプの入れ方には少し悩みましたが、結局一度立ち上げてメンテナンスを出来るようネジで連結することにします。




今度は汲み上げてきた水を送る配管二本、左側で立ち上がって居るのは冷却用の物でポンプとは関係有りません。

このあと、埋め戻しして説明書を見ながら試運転しました。




送り先には三つの容器

一番向こうの黄色いのが貯水タンクで500L。
真ん中が井戸水をとりあえず汲み上げ、貯水タンクに移すための容器75Lあまり。
一番左が、別のパイプで汲み上げている冷却用容器45Lです。



画像中央の緑色のレバーがボールバルブ、横になっているレバーを縦に捻ると水が流れます。




水が出ている所です。




何日か後には雨、日よけも作りました(外部から)




内部(屋根の下)側は開けています。




手動ポンプの台も塗り直し、元に戻します。
井戸からのパイプの右側はガチャポン、左側は電動ポンプです。
これでバケツなどに汲み上げるときはガチャポンも使えます。


さて、ポンプの準備も出来たのでやっと水耕栽培に力を注げます。
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カナケ水が????

2014年06月04日 | 井戸を掘る
去年の夏が終わる頃、いままで朝夕庭に水をやっていたのが、夕方に一度でも良くなりました。

当然毎日井戸水を汲んで、タンクに濾過するという作業から少しずつ開放されるようになってきました。



10月の中旬、ある異変に気が付きました。

いままで、1 2時間もすると赤く変色していた水の色が透明なのです。



?? どういう事か全くわかりません。

確かに少し前から濁りは少なくはなって来ていましたが、それでも綺麗というレベルではなく、錆が出ていました。

外気温が下がったので、酸化速度が落ちたのか?



とりあえず、様子を見るために丸一日そのままにしておきました。



(底に溜まっている錆は以前から有るもの)

やっぱり透明です。

う~ん、結構複雑な気持ちです。

このまま綺麗な水であれば嬉しいのですが、そんな確証は当然ありません。



何日間か様子を見ても変化が無かったので、前から気になっていた水質検査に出そうと思い立ち、保健所に行ってみました。

事情を説明すると、検査項目と金額を書いた紙を出してくれましたが・・・・たか~い!!


色々やろうとすると、10諭吉さまぁ~ を超えまする・・(T_T)




あきらめて帰って来てからWebで調べてみますと、「ええ~、ホンマ!?」と言うほど安い所があります。

その中でも、そんなに検査項目が多いわけではありませんが、12,000円の金額に引かれ申し込みをしました。

送られてきた検査セットはとってもきちんとしたもので、いくつかのケースに別れており、好感の持てるものでした。

画像を取り忘れたのは残念でしたが、検査結果をアップしておきます。



(クリックすると大きな画像で見ることが出来ます。)


最初一般細菌から始まるのですが、次の項目の大腸菌が検出されなかったのは奇跡のような気持ちです。

本編にもアップしましたが、実際掘った深さは5m足らずでしたので、下水管の深さを考えるととても浅い井戸になるわけで、この深さでは当然汚水が混ざっていて当たり前だと思っていました。

そしてその次に驚かされたのは、『鉄及びその化合物』と言う項目、以前の錆の出ている水を見ていれば信じられない数値です。

ただ、マンガンは基準値よりも若干ですが多く、確かに容器の内壁に黒いシミが目立ちます。

だけど、それ以外は思いもよらぬ良い結果でした。

とにもかくにも、やはり検査に出したことで気持ちがすっきりしました。



そして、最近の様子。

6月2日の夕方、バケツに汲み上げた所です。
少し黄ばんで見えるのはバケツの黄ばみで、ほぼ透明の水です。


一日置いて、もう一度撮影。

どうですか?
黄ばみが出てますね。
表面には幾分か皮膜も見られます。

やはり季節で水質が変わるのでしょうか?

ただ、去年の物とは比べものにならないくらい綺麗になっています。




一応、去年のように濾過装置を段取りしましたが、錆の具合が気にならない程度なので左の赤い容器に汲み上げたあと、そのまま庭に撒いています。



このような寺田のファミリーポンプです。


もう少し経過を観察しながら、暑い時期に再度水質検査に出してみようと思います。

つづく
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