たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

必要にかられ井戸を掘る その4 完成編

2013年11月19日 | 井戸を掘る
7月21日


この日ついに恐れていた事が起こりました。
何か大きな物に突き当たって、もうそれ以上どうしてもパイプが下がらなくなりました。
ガチャポンで砂は揚がってくるのですが、どうも何かに乗っているような感じです。
いつもなら、砂を揚げた後パイプをハンドルで回すと少しずつ入っていくのですが、全く下がりません。
明日、もう一度チャレンジしてみます。




7月22日


暑いので、朝早くから昨日の再チャレンジをしてみますが、やっぱりダメです。
少し悩みましたが、また違うところで掘ればいい事なので、今回の最重要課題の為にここで止めます。

なお、水質はともかく、水量は充分出ています。



とにかく完成させます。




深さは結局、4.65m
悔やまれますが、とりあえずここで堀止。





砂礫層になってからはずっと苦しみました。
ある意味開放された訳です。(苦笑





最初揚がってきた粘土で隙間を埋めたあと、真砂土で埋め戻します。





土間レベルより20㎝程残しカットします。





先日作った台の下の部分は30㎝程埋め込み、このタイミングで水をなじませながら水平を出し、パイプのセンターを下げ振りで合わせて微調整。
パイプの蓋に印をしておきます。





埋め戻した所です。





30Aのパイプを連結するので、パイプの外径の38mmの穴を空けます。





丁度の寸法っていうのは、まず入らないので、裏技のヒートガンです。



柔らかくなるまで暖めると



通ります(^^)







ガチャポンとの接合部分の完成とホースの連結で4.15m。

井戸の最下部(穴の底)より50㎝上げています。

地上部より2mまで水があるので、これでも充分です。
もちろん本設なので、接着します。

ただし、しばらくは濁った水を揚げなくてはいけないので、最下部にフート弁は取り付けしません。





さてさて、井戸に挿入します。

まず、仮止めの台を外します。






さきほど作ったパイプを挿入





蓋をして、元にもどしてポンプを連結すればぁ



完成です!



その勢いで、汲み上げます。



先に付いているパイプは、樋です。

ちょっと水を溜めるケースまで遠いので、ホームセンターで買って来ました。


ちょうどイイ!


水の濁りはこんな感じです。



今日から毎日何回か汲み上げ、濁りをとっていきます。

どれくらい汲み上げると透明な水になるのかなぁ~





※なお、1週間あまりで濁りはほぼ取れました。

ただ、この水はすごいカナケ水だったのです。

つづく  つもり(^_^;)
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必要にかられ井戸を掘る その3

2013年11月13日 | 井戸を掘る

7月2日

仕事が午前中のやり仕舞いだったので、帰って来てから色々小物の製作をしました。




ブロックを引っかけるベルトにフックを付け、しっかりブロックを吊り下げれるように




もう掘り機を連結しないと作業できなくなったので、ビニールハウスのパイプを接続する為に接続部分の整備




パイプをねじ込む為のハンドルの製作




等々、段取りをしました。

でも、こんな日は色々と考えが膨らんで結構楽しいものです(^_^




7月7日

昨日の夜、WEBで手動式の井戸水ポンプをついに注文しました。

それで色々考えて、今日はポンプ台の製作にとりかかりました。


これはもちろん井戸の完成後に使う為でもあるのですが、今の地層の感じでは、いつまで砂礫層が続くか分からないので、少なくとも砂の部分はポンプで汲み上げようと思ったからです。
だから、砂の汲み上げ用の仮設台も兼用です。




ポンプの取り付け架台はコーナンで鉄板を買ってきて加工しました。





7月8日
7月9日


この二日間はどうにか石を揚げる事が出来ないかと石揚げ機の製作をしていました。

こんな感じで溶接で製作





いつものビニールハウスのパイプに差し込み、ハンマーで叩き潰します。



だけど、頑張った割にはたいしたことはありませんでした(苦笑
こういうことはよくありますね、イメージ通りにはいかないものです。(-_-)



さて、仮に組み上げたポンプ台に今日来たばかりのガチャポンを組み上げました。




う~ん、懐かしい~

私の小さい頃は、まだあちこちにこれがありました。
まさか、自分の家に据える事になるとは思ってもいませんでしたが(^^)



完成後は汲み上げのパイプを繋ぐ所に、砂の吸い上げ用のホースを繋ぎます。





これがそのサクションホース。

吸い上げ時のホースの潰れがない、しっかりした物です。
これは、なかなか良かったですよ。

しっかり砂を吸い上げました。
ガチャポンを掃除するのが大変でしたが・・。

ただ、このホースは定期的に井戸内の清掃にも使えます。
惜しくない買い物でした。




7月15日

前回うまくいかなかった上塗りで今回も改良版を作ってみましたが、やっぱり・・・

苦笑




7月19日

だけど、石を割る為に鏨を取り付けたのは結構効果ありました。


どうしても掬えない石を割る事に成功!



揚がってきた石は、割った後の片割れでも80mmありました。
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必要にかられ井戸を掘る その2

2013年11月01日 | 井戸を掘る
6月26日


砂と砂利の層に当たり、掘っても掘ってもどうも雪崩のように崩れてくるようで、なかなか進まない。

やっぱりこういう層では井戸枠を入れて掘らないとダメなのか?・・

という事で、早速ホームセンターに塩ビ管を買いに行きました。


売り場で規格の4m物を1人で持ち上げながら、どうにか作業できる重さかな?と選んだのがVU125のサイズ。
これだとどうにか1人でも立てて接続出来るだろう~。

Web上でよくVU75やVP75を使って掘られている方が多いですが、実際掘ってみないとどれくらいの水量が出るか分からないので、自分の出来る範囲で出来るだけ大きなサイズを選んでみました。

さて、今日は雨模様なのでカーポートの下で工作です。

まず、井戸枠の底になる部分から1.5mまで2.5mmの穴を2㎝ピッチでひたすら空けます。



それと、これもWebでよく皆さんが作っている塩ビ管の掘り機を参考に、うちの井戸枠は125mmなので75mmの太さをチョイス。

砂が入る所は75mm、その上の異径ソケットは75から40、40から20です。
したがって、取っ手部分は20mmを使いました。


と、ここまではそのまま参考で作ってみましたが、問題は先端の掘削部分です。

うちの今の砂と砂利(少し大きめの石も結構出る。)では普通のゴム弁だと石の取り込み効率が悪そうなので、ちょっと一工夫してみました。

まず弁を作ります。

これは下部から見たところ。
75の継ぎ手とVU75の間に同じ大きさのアルポリックパネルを切り抜き挟みます。
そこに一回り小さい穴を空け、2mmのゴム板をブリキ板で縫い合わせます。


これは上部、ケース内から見たところです。

少し深くなりますが、継ぎ手を使ったのは、先に爪を付ける為です。


1.6mmの板を切り出します。


板金屋さんみたいに良い道具はありませんが、ひたすらハンマーと力技(笑)で円形に加工していきます。


仮止めして具合を見ながらパイプに沿わしていきます。


底の部分の切り出し


溶接で付けました。


このあと井戸枠4mを挿入、大きめに掘っていたのですんなり底に尽きます。
1.5m余り地上に出ています。


さて、実際に掘ってみましたが、この掘り機良いです。
コツは回しながら押し込んで、砂を爪の中に溜め素早く上げ下げすると結構な量がパイプ内に入ります。

ただ、スピードはなかなか上がりません。
井戸枠パイプの先に常に多くの小石が当たり、少しずつしか入っていかないからです。

本日、地上から3mで終了。



6月27日


今日も朝から井戸掘りです。

仕事?
聞かないで下さい、今暇なんです。
職人ですから、仕事が無い日が休日・・とほほっ

と言う訳で?はりきって掘ります。


昨日、3mに達しましたので規格の4mの塩ビ管が地上から1m余り立ち上がっています。

前日作った掘り機で朝から半日程掘りましたが、どうも大きなサイズの石が出て来だして、井戸枠の中に残っています。
そしてそれが邪魔をして今までのように、砂と小石が上がってこなくなりました。


そこで、粘土層を掘っていたスクリューの掘り機を一回り小さく切断して、サイズの大きな石を上げようと考えました。

井戸枠の内部を傷つけないように、異径ソケットでガイドを作りました。


だけど、これがなかなか難しい・・コツが必要でかなり底の手応えを探りながらの作業になります。

それでも、3回に1回位は大きめの石が乗ってきます。

地道な作業です。

結局、この日は30㎝程しか掘る事が出来ませんでした。

本日、地上から3.27m




6月28日


今日も朝から一日井戸掘りです。

台風後、少し涼しい日が続いていましたが、日に日に暑くなってきました。

今日も昨日と一緒で、塩ビ管とスクリューの掘り機を交互に使いながら掘り進みます。

途中でパイプをカットしてこんな物を作ってみましたが、ただの気休めでした・・(苦笑


やっぱり地道に頑張るしかありません。

だけど、砂の比率が上がってきて、重りを付けたパイプでねじ込むだけではなかなか入っていかないので、途中からハンマーで叩きながらの作業になりました。

おかげでこの日は4.2mまで到達し、4mのパイプがすっかり地面から隠れました。



6月30日



前回ここまで掘りましたが、どうも無理矢理 力技を使ったせいでパイプが微妙に曲がって入っている様子です。

色々悩みましたが、これ以上そのまま掘ると直せなくなると思い、パイプを1m余り引き抜き、穴を広げながら真っ直ぐにすることにしました。

今日はこのやり直しの作業にほぼ一日とられてしまいました。

だけど、夕方には追加で買って来たパイプを連結しこのような状態で今日の作業終了です。






前回と同じく4.2mで掘り始めてから一週間、なかなかよくやってます(^^)
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