たのしい もの つくり

毎日たのしい事探して生きてます。
さて、今日は何をしようかなぁ~。

はじめに

当ブログでは、その時々に思いついたまま色々書き込んで行こうと思っています。 当然備忘録なのですが、同時に、同じような趣味を持っておられる方々にも見て頂きたく、アップしております。 ただ内容によっては危険が伴う場合もあります、参考にする場合など、あくまで自己責任という事で、よろしくお願いします。

水耕栽培 苗床の工夫

2014年06月27日 | 水耕栽培の記録
自作で水耕やってる人はどんな苗床を使ってますか?

うちはみんなよく使ってるスポンジです。



100円ショップでいつもまとめて買って来ます。


いつも、これで何個取れるだろうか?
一つのコストはいくらだろうか?
とか、セコセコ考えながら買っています(笑



そして、苗の容器はホームセンターなどでよく見かける、苗ケース。

店員の方に貰っていいですか?と、言うとまず「どうぞ。」と言ってくれます(^^)



それをやはり100円ショップのハサミで切り離し、




ケースの深さに合わせて根気よく作っていきます。

なんせタダやからね。



スポンジを入れるとこんな感じです。

これは3個、100円で売ってた洗車用のスポンジ。
だけど、3個だとちょっとコスト高・・。
せめて10個は取れないとね。




定植するとこんな感じになります。



菜っ葉系の物にはスポンジの画像の左側の小さい物を3つにカットして使います。

定植した画像




これには種を3つくらい蒔いて育てます。
育つと、スーパーで売ってる菜っ葉くらいの量になります。



容器ですが、やはり100円ショップで5個一組で売ってる密閉容器。





それの底を半田ごてのホットカッターや普通のカッターでくり抜き使います。





使い勝手良いですよ。(^^)

あっ ちなみにハイポニカの純正のスポンジもコスト安でとっても使いやすいですね。
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根を快適にしてあげたい!2014  配管編

2014年06月19日 | 水耕栽培の記録
夏の高温期に、どう根にストレスをかけないように一定の温度の範囲の中で保つか?

それが去年の栽培から学んだ事でした。



まず、

1, 予防として、高温期に養液温度が気温の上昇と共に、同じように引っぱっていかれないように断熱に重点を置いた栽培地を作る。

2, 高温期までに十分大きく育てられるように、寒い間から苗を育てる。

3, 同じように高温期までに大きく育てられるように、栽培漕と棚との距離を縮める。

4, 高温期になる前に、養液の温度調整を始め、根をその環境に慣れさせておく。

5, 病気が出た時は農薬の散布にしろ、撤収にしろ早めに判断して行う。


1,2,3は、先日からアップしてきた記事で書いてきました。

今回は4の養液温度の調整をやっていきたいと思います。






まずは温度管理の方法として、去年やってみたラジエターを使ったやり方での完成度を上げていきたいと思います。




動作を簡単に言うと。



養液温度上昇

   ↓

井戸水を循環用容器に汲み上げ

   ↓

配管したラジエターの真水が循環開始

   ↓

養液容器内で冷却されたラジエターによって養液の冷却開始

   ↓

設定温度になるまで循環を続ける

   ↓

設定最低温度になれば停止、待機


みたいなイメージ。





今年は養液漕が3つあります。

トマトの養液漕、葉物野菜(大きい物と小さい物)が一つずつ




製作は今年の栽培地を作るときに、同じように進めてきました。


まずは実際に冷却する要のラジエターです。



合計4つ要るので、格安の物を探していました。
実際バイクに繋ぐわけでは無いので、どちらかというとホースの出ている位置とか、容器に入る大きさが選ぶ基準になります。




去年使っていた物も含めて、水漏れの検査をしています。

去年は循環する液体を、養液・井戸水・真水と色々試しましたが、冷える時間の問題、安全性の問題、ラジエターの耐久性の問題などから、今年は真水を循環させ、井戸水と養液の間にワンクッション置くようにしました。




ラジエターはそのままでは使いづらいので、台を付けて養液漕の中に立て、冷却効果を高めます。




さて、冷却パイプの配管です。


少々ゴチャついてますが、まずは全体画像。




上の画像の右側の二つの青い容器の間、出発点はこのバケツ(100円ショップ製です)
蓋を切りかぎホースを出します。





ポンプはカミハタrio+1100です。

出た水は右のパイプを通り、そのまま地中へ入り、全体画像の左側の温室へ。




奥の地中左側から来た水は、小温室へ。

横の配管は別配管。



小温室へ入り、養液漕を冷やした後、右の井戸水の漕へ。





ここで、パイプ内を通ってきた水は井戸水で冷やされます。




中はこんな感じです。
外気の影響が受けにくいように、ウレタンで断熱しています。
上下層で温度の偏りを出にくくする為、ポンプで水を撹拌させています。
もちろんラジエターのフィンを効率よく冷やす為でもあります。
ちなみに、ここのラジエターを一番大きな物にしました。(Kawasaki ZX-10の物を使用しています、バイク乗りは知ってますよね。(^^)




再び右側のパイプから全体画像の右のサイドに戻ります。





戻ってきた水は、まず右のトマトの養液漕から左の大温室の養液漕に行きます。




そしてここから振り出しに戻ります。





ところで、ここで少々誤算が出ました。

思ったより配管の距離が伸びた為、ポンプの力が追いつかないみたいで、最初繋いだばかりの時は全く水を送る事が出来ませんでした。

仕方ないので、水道を直接配管に繋ぎ、勢いよく水を出して空気抜き(空気がパイプ内にあるとポンプに負担を掛け、冷却効率もさがります。)を完了させてからポンプを繋ぐと弱々しいですが、何とか循環することが出来ました。

こんなアナログな所はやはり経験値で、最初はなかなか上手くいきません。

だけど、運良く今回は動く所まで来ました。




水の表面が若干うねっているのが分かるでしょうか?
何とか循環しています。

これでどうなるかは、とりあえず完成させてみないとわかりません。


つづく
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水耕栽培2014 6月16日号

2014年06月16日 | 水耕栽培の記録
4月に定植したトマトとパプリカ、ピーマンは今年は今の所順調に育っています。




去年のこの時期はとても暑かったので、養液温度は毎日とうに30℃を超えていました。

そして、昨年の6月22日に尻腐れ病を見つける事になります。



今年は葉色も良く伸び伸びしています。

ミニトマト


大玉トマト

ただ、養液漕を共有している関係上、大玉トマトの葉は窒素過多の傾向が出ているように思います。
去年もそうでしたが、大玉トマトは養液濃度を少し下げる方が良いみたいです。


ちなみについ最近まで、ECは1.2ms/cm辺りで管理していましたが、ミニトマトの実が出来ない物が多い為、1.3ms/cmまであげました。
すると、ほぼ全ての房が実るようになってきました。





一番最初についた実が色づいて来ました。



大玉トマトも順調に大きくなって来ています。




ピーマンは約70㎝余り、パプリカは60㎝位です。





花も沢山付けています。

なお、ピーマンは初採りしました。

今は、2番花が大きくなって来ています。
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栽培漕の反乱!   いや、氾濫  (; ̄ー ̄A

2014年06月14日 | 水耕栽培の記録
小ネタです。

水耕栽培の栽培漕が溢れた事ありますか?

私はあります。

養液漕がカラカラになるので、めっちゃ焦ります。

下手をするとポンプも逝きます。





栽培をしていると、野菜が大きくなるにつれ栽培漕の中は根で一杯になってきます。

ある日養液漕を開けると、栽培漕からの排水管から根がチョロッと出ていました。

「あっ上から根が伸びてきたな。」と思った程度でしたが、その何日か後に養液漕から養液が溢れ、大慌て・・・



この画像の物は、まだ詰まる所までは行ってませんが、いくらか根が排水管に入り込んでいます。



そんな大それた事にならないように考えたのが。



ホームセンターで水の妨げにならないくらいの目の金網を購入。

ブリキ鋏でカットして使います。

丸めて番線で括るだけです。





根をよけて

こんな感じで排水管を囲います。


これで時々、金網の隙間から入り込んだ根を除くだけで大丈夫。


気になる方はやってみて下さい。(^^)
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根を快適にしてあげたい!

2014年06月13日 | 水耕栽培の記録
一昨年秋、水耕栽培の甘いトマトに憧れて始めた水耕栽培の真似事。

そして、去年の春に念願のトマトの初植え。





2013/4/8定植



ところがです、色々改良の余地はありましたが、育ってきたトマトに尻腐れ病が発生します。



<水耕栽培 6月21日から現在まで 尻腐れ病発生!>



菜園をしていると、虫に食べられたり、病気を発症したりと言うことは良くありますし、あきらめなくてはいけない事も多いですが、どうにか出来る事は、出来るだけやってあげたい。

水耕栽培をするようになって特に思ったのは、もちろん露地栽培に負ける事も多いですが、植物の根にかかるストレスを出来るだけ軽減してあげると、どんどん育つという事です。

そして、そんな栽培地を用意出来るように試行錯誤して作って来たのですが、やはり根が地面の下にある露地栽培より夏の暑さがダイレクトに伝わったみたいです。




養液の温度上昇を出来るだけ抑えるために、45Lあるタンクを土に埋設していました。


だけど、栽培漕の断熱は全くしていませんでした。


WEBで調べてみても、個人での水耕栽培ではあまりそういう事を書いてる所は皆無で、私もそんなに気にしてはいませんでした。




井戸が完成した7月22日の午後、ホームハイポニカ花菜ちゃん501の養液タンク


35℃です。
これぐらいになると、手を浸けても温く感じます。(^_^;)


トマトもそうなのですが、養液の温度が27 8℃位から葉がダル~となって、成長も遅くなってきます。
根の色も黄色がかってきます。(それまでは白い綺麗な根でした。)


井戸を掘りながら、どう冷やすかずっと考えて、色々実験していましたが、一番良かったのがラジエターを使った物でした。




とりあえず中古のバイクのラジエターでした。



気持ち悪いので何度となく洗い、一つには常温の水、もう一つには冷水を入れ。
常温の方にラジエター、冷水の方にはポンプを繋ぎ、循環します。

すると、5分も経たない間に両方の水の温度が同じレベルになります!

当たり前ですが、スゴイ(^^)


それで気を良くして、養液の冷却に取りかかります。




もう一つ買っていたラジエターをトマトの養液漕に入れ、配管しました。



毎日、気が付いたときにせっせとガチャポンでポンプの入っているタンクに水を入れ、冷やす毎日です。




ところが、10日程たった頃からトマトに異変が出始めます。


7月30日撮影


下の葉が少しずつ枯れ始めます。
ちょっと焦りましたがもう少し様子を見る事に、もしここでやめても結局、養液は高温状態に戻るだけです。




8月4日撮影

それでもそれは止まらず、どんどんと枯れていきます。



8月29日撮影

もう下葉から半分くらいは枯れました。
花は咲いても実を付ける事はありません。



9月15日撮影

半月ぐらい前から枯れはそんなに進んではいませんが、樹勢が弱ったのでどうもウィルス性の病気にかかったようで、残念ですが撤収。




根は7月末に確認した時は全体に茶色がかっていました。
ところが、その後から生えだした根は白くて綺麗です。

かわいそうな事をしました。



反省です。

最初からうっすらと気づいてましたが、35℃くらいの養液温度から井戸水で一気に25℃くらいまで冷却したおかげで根がショックを起こして壊死したようです。
やはり急激な温度変化には対応出来ないでしょう。
ただ、あの時点では一日に何回かそうするのが精一杯の状態でしたので仕方なかったと思っています。

そのあと、冬の栽培でも同じような経験をしたので、次こそ快適な根の環境を作りたいと思います。




2014年の水耕栽培に続く
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