眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

クリストファー・ノーランの世界 ・・・・・ 『ダークナイト・ライジング』

2013-05-10 17:25:35 | 映画・本
ちょっと長い「ひとこと感想」その11。前作『ダークナイト』があまりに印象的な作品だったせいで、この『ダークナイト・ライジング』はちょっと散漫というか、作品としての完成度がやや低く見えてしまうのは、仕方ないんだろうと思った。でも、私はこの監督さんが創り出したこのシリーズの世界が、やっぱり好きなんだとも思う。この暗さ、冷たい色調、抑制された表現の仕方・・・「ユーモアの欠如が好きになれない」という感想も . . . 本文を読む
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『シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語』(3D版)

2013-05-10 13:12:00 | 映画・本
映画とあまり関係のない「ひとこと感想」その10。メモにあった断片的な言葉を、膨らませて書いてみる。ちょっとヤヤコシイ「感覚」の話になりそうだけど。  私は子どもの頃から、サーカスはあまり好きじゃなかった。生身の人間や動物の生々しさが、もともと好みに合わなかったのかもしれない。TVで観る外国のサーカスは大好きだったのに。シルク・ドゥ・ソレイユの公演をTVで観たときも、「生き物としての人間 . . . 本文を読む
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『最強のふたり』

2013-05-10 11:51:57 | 映画・本
ちょっとだけ長い「ひとこと感想」その9。 メモには、「介護人役のアフリカ系の俳優さん(オマール・シー)が、とてもとても魅力的な瞳の持ち主。これって心底フランスの映画やなあ。アメリカ的にハジケて見せてるのは表面だけで・・・なんて思いながら、介護する者とされる者のその後を、自分の現実を忘れて観ていた」一番記憶に残っていること・・・本人の誕生日、楽団を招いて舞踏会が催され、家族や招待客が皆楽し . . . 本文を読む
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