眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

2010年に観た映画 (オフシアター日本映画編)

2011-02-20 19:12:08 | 映画1年分の「ひとこと感想」2006~

【2010年オフシアターで観た日本映画】


『不灯港』

ホンの一瞬、主人公の万造サンを「2010年のベスト・キャラ」に選ぼうか・・・とも(笑)。

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/b08fc8c7e6db7c96f098d7c894a758eb

『日本列島』1965

「戦後のアメリカ・日本間の"スパイ合戦"も、凄かったんだなあ。」というのが正直な感想。そういえば昔(私が中高生くらい)は、こういう題材の映画(TVドラマでも)が確かにあったと思う。(長い間忘れていた。)
公開前、監督に警視庁から電話があって、「6カ所"考慮"(カット)してもらえませんか。」。言い方は丁寧でも要するに「検閲」が入っていたのだ・・・という文章(監督のエッセイより)が、上映会を主催された方の手作りのチラシに載っていた。戦後20年といっても、世の中はまだそうだったのだという意味でも、それくらい本気の社会派作品が作られていたのだという意味でも、観ながら色々考えさせられる映画だった。
(文章には続きがあって、結局『日本列島』は「修正」を加えずそのまま公開されたのだけれど、その裏にはプロデューサー大塚和("かの"と読むのだとのこと)の手腕・姿勢があったのだと。主催者が「最も尊敬する高知県映画人」だという大塚和の名前を知ったのと、亡くなった熊井啓監督の名前と作品が初めて一致したのと・・・今はもう「何も覚えない」私だけれど、二人の名前は頭にインプットされた気がする。)

『いのちの山河~日本の青空II~』

私にとっては「雪」(と貧困)が主役だったかも。

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/f2befe13632e973837ec4f510f9af21c

『人情紙風船』1937 「山中貞雄パラパラ漫画アニメ2分30秒」

高知県立美術館の「生誕百年記念 山中貞雄監督特集」で初めて観たもの。有名なタイトルだけは知っていたけれど、こういう内容だったとは! 作中にも登場する「紙風船」のあどけなさ(儚さ?)と、鬼気迫るものを感じさせる物語・映像とのギャップが凄い。現存する作品は3本だけというこの人が、「夭折の天才監督」とまで書かれている理由がよくわかった。
「パラパラ漫画アニメ」は、監督が学生時代に使用した辞書に描かれたパラパラ漫画とのこと。私が観られたのは3篇の中1篇だけだけれど、その疾走感!が素晴らしい。昭和初期にも、コンナモノを「辞書(厚みがあって、しかもパラパラし易いから素材としては最高かも(笑))」に書いてる学生さんがいたんだ・・・という驚きもあるけれど、辞書の端にも才能は宿る?というか、若くして亡くなった(28歳で中国戦線に病死)のが本当に惜しまれる人なんだな~と一観客の私でさえ思った。(今回も結局観に行けなかった『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』、いつか絶対観たい!)

『のんちゃんのり弁』

「キャリアなし。資格なし。」で「ただのほほんと生きてきた」31歳のバツイチ子連れママ・・・20数年前の自分も(バツイチじゃなかっただけで)全く同じ立場だったので、なんだか身につまされる?思いで観ていた。
自分の好きなこと、ほんの少しだけ得意なこと程度では、それで「お金を稼ぐ」のが難しいのは当たり前のことだ。アマからプロへは、高~い段差があると、私でも思う。だから、いくら就職口がないとはいえ、「自営業」を始めるのは大変なことなんだと思う。
それでも、私がこのヒロインを見ていて思ったのは、「子どもと2人、なんとしても食べて行かなきゃ!」だけでは、彼女は「前向きな人生」には目覚めなかったのかもしれない・・・ということだった。それだけでは足りないというか、ただ単に「食べていくための仕事」というだけではダメで、「もっと真剣になれる何か」が必要なのだと、言われているような気がしたのだと思う。そこが今の時代に生きることのシンドさでもあるし、こういう映画が作られる理由でもあるのだろう。
(小西真奈美さん演じるヒロインの、一生懸命さは魅力的。でも・・・物語の中とはいえ、私は子どもが親の都合で放って置かれる(親の視野に入らなくなる)のを見るのは、やっぱり苦手なんだな~と。現実では自分も、親の立場でさんざんしてきたことなのにね(苦笑)。)

『名もなく貧しく美しく』1961

昔、家に住み込みで働いていた10代の看護婦さんが、この映画のことをちょっと涙ぐんで話していた記憶がある。(当時、映画はごくごく普通の庶民の娯楽で、お休みの日には彼女たちが近くの映画館に観に行って、帰ってくるとあーだこーだと感想を言い合っていた。)リアリストを地でいく母はヤレヤレ~といった表情を一瞬見せたけれど、さすがに口に出しては何も言わなかった。
でも今回この映画を観て、あのときの看護婦さんの気持ちがわかる気がした。私もあの年齢でこの映画を観ていたら、やっぱり彼女のように感動しただろうと思う。
今観ても、(聴覚障碍者と呼ばれる人たちの生活をどの程度リアルに描いているかは別としても)全編手話と字幕だけで構成されたこの作品で、作り手が表現したいと願った「何か」は、私にもちゃんと伝わってきた。ほとんど教科書?のようにキレイな物語に見えるかというと、案外そうでもなく、「キレイ」だけじゃない(例えば空襲の場面の生々しさ・・・)当時の人々の実生活を思い起こさせるものが随所にあって、私自身もさまざまなことを思い出しながら観ていた。(真面目な映画に不謹慎なこと言うと言われるかもしれないけれど、なんだか美しいモノクロのミュージカル?を観たような印象が残っている。)

『ポチの告白』

チラシに曰く「この国には絶対逆らえないものが2つある。天皇陛下と警察だ!」。(「警察犯罪というタブーに挑む、社会派エンターテインメント大作」という宣伝文句も。)こういう「警察の内部事情」についてどの程度前もって知識があるかによっても、感想や評価が違ってきそうな映画だった。例によって「(現実世界を)あんまり知らない」私としては、主人公の実直な警官がだんだん深みにはまっていくのを見ているのは、当然の成り行きと判っていてもツライものがあった。(「組織」に生きる「個人」のあり方としても、「組織」自体のあり方としても、私にとって複雑な気持ちになる映画だったのは本当。)

『しあわせのかおり』

中谷美紀さんはキライじゃないけど、この映画のヒロインを演じている彼女はなぜかちょっと苦手みたい。なぜなんだろ・・・とか、八千草薫さんの着物いいな~さすがだな~とか、なんとなく見覚えのある風景やわ~(金沢市の一部で海に近い所)とか、とにかく妙な雑念ばかりで、物語自体を楽しんだ気がしなかったのが不思議といえば不思議。でも、「小上海飯店」のお料理は美味しそうで、海定食・山定食を食べる人たちも幸せそうで、中華料理の作り方指南みたいな場面もあって、なんとなく自分も美味しかったような気分になって家に帰ったのを覚えている(笑)。

『パレード』

若い男娼サトルを演じる林遣都クンの、いかにも自由を満喫しているようなアッケラカンとした風情が良かった♪(『バッテリー』や『風が強く吹いている』(の走る場面以外)より、なぜか自然~(笑)。)

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/4221f920f45e95d8bb6baf81a82ee1d9

『マイマイ新子と千年の魔法』

昭和30年代の地方都市(山口県防府市?)、青い麦畑の広がる田園風景を舞台に、千年の時を越える少女たちの交流を描く。チラシの絵だけ見ていると、子ども向けの可愛らしい(多少教育的な?)アニメーションのようだけれど、実際は・・・ちょっと違う趣の作品だった。
「芥川賞作家・高樹のぶ子の自伝小説」原作で「文部科学省選定(家庭向き)」というこの映画が、一体どういう人を観客として想定していたのか、ちょっと考えてみた。昭和のその頃を実体験として知っている人。小さな子を育てる立場にいる人。美しい「手作り」という雰囲気を持つアニメーションが好きな人。或いは、単に10歳くらいの「元気な女の子」を見るのが好きな人。いや、女の子に限らず、子どもの世界を見るのが好きな人かな・・・などなど。そういう人にとっては、このアニメーションは強く印象に残ると思う。つまり、かなり高い年齢層か、或いはアニメーションというものにはっきり興味を持っている人向けの作品という気がした。
一緒に観に行った若い友人は、「子どもの描き方がいい。こんなに子どもの側の視点に立って作られてるアニメは、今でも少ないと思う。役割を振られた"キャラ"としての子どもじゃなくて、(一人一人違っているはずの)"現実の子ども"を描こうとしてると思う。」。私も同じことを思った。(終盤出てくる、新子ちゃんの「私、ほんとは走るの遅いの。」というセリフが好き♪ 新子ちゃんという女の子の気持ちの良さ!を締めくくるひと言だと思った。)

『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』

映画としては「映画以前」?(ヒドイ言い方でゴメンナサイ)という感じだったけれど、ゲームを知っている人にとっては、観てそれなりに楽しめる作品なのかも。私はたまたま『Fate/Zero』という小説を読んだのがきっかけでゲームの「Fate / stay night」をするハメ?になり、その記憶がまだ新しかったので、もう絵(特に「背景」!)の美しさとキャラたちのカッコ良さ?に惹かれて観ていた(笑)。(でも・・・映画は別物とはいえ、ゲームの「Fate / stay night」も小説『Fate/Zero』も私にとっては面白い作品だったので、ちょっと残念~。)

『密約 外務省機密漏洩事件』1988

現実の事件(1971~72)当時、私は高校生だったけれど、この「密約」なるものの内容がなかなか理解できなかったのを覚えている。沖縄返還について、日本政府は何か秘密の約束をアメリカ側としたらしいのだけれど、それがどういうものなのか、新聞をざっと見たくらいでは解らなかったのだ。マスコミで踊っていたのは「情を通じ・・・」といった言葉だけで、「機密」の内容が頭に入らない私もヒドイけれど、「漏洩の仕方」ばかりを暴いているかのような報道の仕方が、若い私は単純にイヤでならなかった。その後、澤地久枝の原作を読み、経緯も理解したはずなのだけれど、それもなぜか頭に残らなかった。
今回この映画を観て、あの時の騒動は要するにこういうことだったのか・・・と、全貌がやっとアタマに入った。いかに上手く政府側が逃げ切ったかにも、改めて呆れた。
1978年に既に作られながら、公開は10年後。それもバブル真っ只中で、興業は振るわなかったという作品だけれど、映画としては「報道の責任」を真剣に受け止めている姿勢が明確。最近「密約」が話題になったことを受けて「緊急上映」された映画だけれど、私にとっては「勉強になった」1本だったと思う。

『太陽の子 てだのふあ』1980

公開当時、家族に連れられて観にいった覚えがある。今回再見して、後半の「お父さんの記憶」の部分だけが、きれいさっぱり私の記憶から消えてしまっていたのには驚いた。当時の私はまだ退院後それほど時間が経っていない病人状態?だったため、耐えられない映像として消されてしまったのか、或いは観ていられなくて途中で席を立ってしまったのか・・・どちらにせよ、「記憶」ってほんとに不思議(私の場合はエ~カゲン?)なものだと思う。
それほど、終盤の沖縄戦の映像は「容赦のない」ものがあった。それが沖縄の歴史であり現実でもあるのだと。「ふうちゃん」の清々しさは、それを描くために逆に必要なものだったんだろな・・・なんて、後から思ったりした。

『ヴァイブレータ』2003

観た後「優しさという本能」というタイトルで感想を書こうとして、そのままになっている。今振り返ってみても、この映画で一番強く印象に残っているのはやはり「この男の優しさは本能なのだ」というヒロインの独白の声だ。「優しさ」という言葉は曲者というか、結局の所「何も意味していない」ことが多かったりもするけれど、それでも凍えた人を暖めるのは、要するに「本能であるかのような優しさ」なのだと、私は今でも思っているのかも。(長距離トラックの運転手を演じる、大森南朋さんが良かった。こういう風に自然に振る舞う?この人を、もっと見られたらいいのにな~。寺島しのぶさんは痛々しさと図太さ?と色っぽさ!を同時に表現できる女優さんで、もう素直に凄いな~と。)

☆『川の底からこんにちは』

今年のオフシアター・ベストテン選考会で、見事1位に選ばれた作品。チラシには26歳の石井裕也監督初めての商業映画で、「第60回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に招待を受け・・・」などとある。若い監督の若い作品・・・という雰囲気が映画全体から感じられ、ベストテン選考会では、とにかくヒロイン佐和子を演じる満島ひかりさんが輝いている!という点で、出席者の意見が一致・・・。
とはいうものの、佐和子は「どうせワタシ中の下ですから。」が口癖のような派遣OL。「上京5年。仕事は5つ目。彼氏は5人目」というダラダラな?生活が、突然の父親の死で家業のシジミ工場を継ぐことになり・・・というストーリー(笑)。
従業員たちにはそっぽを向かれ、彼氏には逃げられ、「どん底」に落ちた結果、意を決した彼女が工場の従業員たちの団結を促し、やる気を出させるためにと作る「社歌」が凄い!(なんと歌詞には「政府を倒せ~」)今の日本の苦しい状況の中から、「もうどん底なんだから・・・頑張るしかないっしょ!」と走り出すヒロインとそれを取り巻くオバチャン・オジサンを独特のユーモアで描いて、「とにかく面白かった!」作品。

『TRIGUN Badlands Rumble』

私は「トライガン」という名前も知らなかったけれど、原作コミックやTVアニメで有名な作品なんだとか。若い友人曰く「2009年に原作の方が完結してから、改めて日本SF大会で星雲賞もらったんだよ。」チラシには「国際的な人気を得ている作品でもあり、特にアメリカでの人気は根強いものがある。」などなど。人気があるのも当然!と思うくらい、面白いアニメーションだった。
主人公ヴァッシュの設定がユニークと言うかなんというか(笑)。「伝説の超絶ガンマン」で「賞金首」なのに、何かというと「ラブ&ピース」を唱えてニッコリする「絶対的平和主義者」は、飄々として魅力的~♪(もっとお客さんが入ってたら良かったのにな~。)

『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』1985

チラシの紹介には「倍賞美津子演ずるドサ回りのストリッパーを中心に、不良中学生とダメ教師、原発ジプシー、娼婦、ヤクザ、悪徳刑事・・・」「非行、原発、沖縄、人間の生死といったさまざまなテーマ・・・」「ストーリーは喜劇でありメロドラマであり、青春映画でありアクションであり・・・」などなど。(で、これらが全部本当なんだから凄い!。)
タイトルの由縁は、監督によると「中国の文化大革命の頃、上海で"生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党"という紅衛兵のちっぽけな党が旗揚げした、という新聞記事を読んだのがキッカケ」とのこと。「そのちっぽけな一段記事から受けた或る感動がひたすらボクの中で増殖をつづけた結果・・・」この映画を作らなければならなくなったのだとも。
映画の中に出てくるトンデモナイようなエピソードも、監督が実際見聞きした実体験に基づいたものだったりして、とにかく「事実をスッキリはっきり認識」して描くと、当然のように「過激」な作品になって、でもその過激さは「でっち上げた」モノじゃないため、観ている者に直球で伝わってくるものがある・・・そんなことを、舞台上の(監督を交えた)パネルディスカッションを見ながら考えたのを思い出す。(森崎東監督は、ひと言ひと言考えながら必要十分な言葉だけを口にされる方で、80代の今もとてもカッコ良かった!)

『喜劇 女は度胸』1969

森崎東監督のデビュー作とか。メモには「初期の頃の寅さんを思い出させる、でももっと陽性で闊達な、渥美清のワンマンショーみたいな映画。」と書いてある。これほどポンポンものが言えたら、もうそれだけで(少なくとも本人は)爽快に人生送れるんじゃないかと、私は感心してしまったらしい(笑)。もっとも、物語の中では、周囲は当然迷惑も被る。終盤、それまで口数の少なかった母親役の清川虹子が、ひと言ひと言噛みしめるように言うセリフと、それ以上のモノを語る風情、目線が強く印象に残っている。

『スイートリトルライズ』

こういう「絵のように美しい」孤独を、私はなかなか想像できない。私が思い描ける「孤独」というのは、もっと荒れ果てた、殺伐とした世界なのだと思う。
映画の場合「孤独」を「美しく」描いているように見えることはあるけれど、それはその人を温かく見守る目線があって初めてできることなのかもしれない・・・と、今回初めて気がついた。(『ずっとあなたを愛している』のように。)この映画では、作り手のそういう温かさが、私にはあまり感じ取れなかったのかもしれない。

『電信柱エレミの恋』

電信柱エレミが、修理に来た電力会社の「タカハシ」さんに恋をする・・・という発想自体に、私などは驚いてしまう。一途なところのあるエレミは、回線を使って?タカハシさんに電話をかける。でも、どうしたら「わたしはここよ。」って、彼に気づいてもらえるのかしら・・・。
「手作業にこだわって8年かけて完成された」というストップモーションアニメーションは、洗練された素朴さ?とでもいうような、美しい淡い色彩とレトロな雰囲気を持った作品だった。

『春との旅』

私の場合、俳優さんの演技がいいと大抵のことはどうでも良くなるのだけれど・・・。

http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/ca06095809f74746a1475c8c6c3aebc6



・・・・・計21本





【2010年高知オフシアター・ベストテン選考会の結果】

2010年に県内で自主上映された、外国映画69本と日本映画123本の中から選ばれた1位~10位を載せておきます。

◇外国映画ベストテン        

    ① カティンの森             

    ② 戦場でワルツを           

    ③ オーケストラ!           

    ④ ずっとあなたを愛してる        

    ⑤ あの日、欲望の大地で         

    ⑥ アンナと過ごした4日間        

    ⑦ 海の沈黙              
   
    ⑧ 正義のゆくえ            

    ⑨ シャネル&ストラビンスキー      

    ⑩ フローズン・リバー        


◇日本映画ベストテン

    ① 川の底からこんにちは    

    ② 愛のむきだし         

    ③ パレード         

    ④ ヴァイブレータ        

    ⑤ ポチの告白  

    ⑥ のんちゃんのり弁        

    ⑦ 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言       

    ⑦ 不灯港                
   
    ⑨ 紀子の食卓                   

    ⑩ 春との旅    

          



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4 コメント

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観てないのがいっぱい(ToT) (お茶屋)
2011-02-20 21:04:34
ムーマさんの感想を読ませてもらって、ますます観たいと思ったのが『人情紙風船』『電信柱エレミの恋』です。

観ればよかったと思ったのが『パレード』。

万造はヤマちゃんが投票すると思ってたけどなー(笑)。
ほんの一瞬入れようと思われたとは、ムーマさんの面白いところです(^_^)。
返信する
私は映画館の新作が・・・(ToT) (ムーマ)
2011-02-21 00:21:49
>お茶屋さ~ん

早々に読んで下さって、ありがとうございます(感謝感謝)。

『人情紙風船』と『電信柱エレミの恋』、偶然とはいえ対照的な2本ですね。
映画って、新旧、実写とアニメーション、さまざまなジャンルなどなど、多岐にわたって楽しみが尽きない感じがします。
こういう幅広さって、高知の場合は自主上映されるからこそ味わえるものなので、いつも感謝しています(本当)。

『パレード』は、観た直後よりも時間が経った今の方が、個人的に考えさせられるものがあった作品でした。(お茶屋さんがご覧になったら、なんて言われるかなあ。)

>万造はヤマちゃんが投票すると・・・

あはは、私もチラッと(自分とは別に)ヤマさんが投票されるかと(笑)。

でもね、実は私『ゴールデン・スランバー』のお父さん(一平さん?)も、ベスト・キャラの候補に挙げてたんですよ。
話がどんどんズレますが、『川の底からこんにちは』の佐和子さんも候補に入ってたし、どちらかを選んでれば「3票ゲットでダントツ1位!」だったんだ~って、後から思いました。
『バーレスク』のアギレラさん(この人も候補。候補多すぎ?)を選んでれば、お茶屋さんと一緒に1位でしたね~(笑)

なんだか「自分次第で結果は変わってたんだ~」なんて思うと、ちょっとだけエラくなったみたい(笑)、ほんとに楽しい企画だと思いました。
返信する
Unknown (お茶屋)
2011-02-21 20:19:30
>どちらかを選んでれば「3票ゲットでダントツ1位!」だったんだ~って、後から思いました。

わお!それは、すごい!
しかも、どちらも人間だし(^o^)。
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とはいうものの・・・ (ムーマ)
2011-02-21 23:17:02
>しかも、どちらも人間だし(^o^)。

そう・・・そこが中々ハードルが高くて(笑)。

返信する

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