『ニューヨーク 親切なロシア料理店』(監督・脚本:ロネ・シェルフィグ 2019 デンマーク=カナダ=スェーデン=ドイツ=フランス)
こういう「見知らぬ者同士の間での親切心」が、自分はほんとに好きなんだろうな~と。
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/39eb2c069e8ca1068f2d83464ab5bac3
『ノマドランド』(監督・脚本・共同製作:クロエ・ジャオ 原作:ジェシカ・ブルーダー 2020 アメリカ)
自分の受け取り方に自信が持てなくて、細部を少しでも確かめたくて2回観にいった作品。
(アカデミー賞受賞式でのF・マクド-マンドの黒い衣装と「ウルフの遠吠え」も忘れられない)
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/062b3ca156ae5ce92fb3c098c8451386
『ミナリ』(監督・脚本:リー・アイザック・チョン 2020 アメリカ)
ラスト近く、祖母を引き留めた男の子と、一緒に両親の所へ戻った女の子のシーンが忘れられない。設定がどうであれ、この映画で描かれたのは「家族」、それそのものだったんだと思った一瞬。
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/2cd6d88d3eb24fb2b52784dc584ad371
『82年生まれ、キム・ジヨン』(監督:キム・ドヨン 原作:チョ・ナムジュ 2019 韓国)
原作があると知って、図書館で借りて読み始めたら… そもそもヒロインが夫に連れられて相談に行った先の精神科医は男性でビックリ。そしてそのことが、小説のラストでは痛烈な皮肉(というか作者の現状認識)となって返ってくる。
映画の方では夫の努力も見えてきて、私はちょっと痛々しい?気もしたけれど(この人の方がうつになったりしないといいな~とか)、それは一般的に受け入れられやすいよう、ややマイルドに脚色されたのだと思う。
それでも、韓国での女性差別の歴史を3代にわたって描いているこの作品は、韓国との文化の違いと女性差別の普遍性、その両方を描きながら、しかもしっかり「エンタメ作品」になっていて、韓国映画ってすごいなあ…と(いつもながらに)思った。(原作はもっと凄いのだけど、読むのは結構大変だったので(^^;)
『世界で一番しあわせな食堂』(監督・製作:ミカ・カウリスマキ 2019 フィンランド=イギリス=中国)
あの湖畔、トナカイたちの歩く森…「静謐」という言葉が浮かぶラップランドの風景は忘れられない(今の私の記憶力では珍しいこと(^^;)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/55840080.html
『プロミシング・ヤング・ウーマン』(監督・脚本:エメラルド・フェネル 2021 アメリカ)
鮮やかでポップな色彩に溢れた元気さで、ジェンダーによる痛み・苦しみ(それがリベンジの形を借りていても)を描いていて、これまで観たことがなかったような作品だった。(もろ手を挙げて歓迎できない、自分の老いと体力の無さがサビシイ)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/55962549.html
『ブータン 山の教室』(監督:パオ・チョニン・ドルジ 2019 ブータン)
主人公が山を下りるときに聞こえてきた、村長の歌声に驚かされた(村長の言葉の数々…その本体はこういうものだったのか…と)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/56106036.html
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 2021 イギリス=アメリカ)
今回の映画の内容にはあまり触れてない、個人的な感想が残っていたのを載せておきます。
(その後、前4作も家で観ました。懐かしかった~(^^))
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/56178564.html
『リスペクト』(監督:リーズル・トミー 2021 アメリカ)
少女時代のアレサが印象的だった(その歌声もだけれど、あまりに可哀想な気がして)
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/769bd42732acbd2d0a678547c8806a23
(9本)
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