まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

劣等感

2024-09-22 | 受け止め方
私は子どもの頃から劣等感が強い。
学校の勉強も自分なりにはよくやってきたつもりだが
要領が悪いのかぜんぜん成績には反映されず
いつも残されて勉強させられたり、補習補講の対象になってきた。
それでも成績はいっこうに振るわず
高校1年生の時の成績は、学年のワースト3のひとりとして
3月31日まで学校に通わされてきたし、
忘れ物ばかりしていつも立たされてきた。

そんな私にも得意科目はあって数学がとにかく好きで
苦手な社会科の5倍以上の成績でありながらも
大学で社会福祉を学び、卒業証書に社会学士と書かれているのを見て
この国はどうかしていると思ったのを覚えている。

あれから40年が経ち、今では得意だった数学もボロボロだが
テレビのクイズ番組を見たり、実際に現地を旅行したりして
一般教養もかなり身についたと感じてきた。
中でも大学時代にサークル活動で始めた手話のおかげで
さまざまな人たちと接し、劣等感さえもいつしか消えるほど
今日まで充実した毎日が送れている。

そんな中、たまたまスマホでネットサーフィンしていて
学歴に関係なく本当に頭のいい人の特徴6選(えらせん)を読んだ時、
決して自分が頭がいいなんて思ったことはないが
自身にピッタリと当てはまると感じた。

①人間観察が好き
   電車に乗ると一斉にスマホを開く、
   人間の生態を観察を愉しみながら生きている。
②暗記科目が嫌い
   とにかく歴史が苦手で、歴史好きな人とは一緒に居たくない   
   旅行先で案内人から歴史上の人物の話が出るたびに
   「ここの地はあの時代以降、立派な人が輩出していないのか」と思っている。
③だらしない一面がある
   片付けができず、今もPCの周囲は物であふれている。
④初対面の人とのコミュ力が高い
   デジタルコミュニケーションは苦手だが、アナログでの世間話は得意。
⑤ただの作業は嫌い
   ひとつのことをずっとしておられず、常に効果的な方法を考えてしまう。  
⑥0を1よりも1を100にする能力が高い
   下書きした文章も、清書する時には必ず内容が変わってしまう。

そんな自分が「自分の短所」だと思ってきたが
生まれて初めて褒められた気持ちになった。
俺って頭がいいんだと有頂天になっているから
またどこかで失敗してしまうのだろう。