昨年、10月22日に新千歳空港で撮影した 香港航空 A330-300 B-LNP機 です。
香港発 HX692便 A330-343X 香港航空は、香港の航空会社ですが親会社は中国本土の会社(海航集団)で、中共の要人のバックにいないと大きな会社は成り立たないといいます。
この写真を撮った頃にはすでに経営破綻が秒読み段階と囁かられていて、12月から年初に破綻し現在は再建中で細々?と国際線の運行を続けています。今年になって香港国案法を制定したりで、
習近平が香港の価値を貶めてしまい、英国からの香港返還時、香港の政治体制を50年保持する英国との協定を中共は反故にしてしまいました。
米中貿易戦争の最中で、中共は香港の協定破りで、さらに中国本土では景気の悪化が襲ってきています、武漢肺炎ので物流の低下や貿易戦争での輸出入の不振などがあって、
中国経済は、行き先がなくなりつつありますが、あまりそういう問題は日本のオールドマスコミは報道しません、中国は人口も多く市場が大きいなどと言う戯言をまだ報道してもいます。
中国は、中共の大物幹部が富の殆ど全てを収奪して、末端の大多数の人民は市場の外に置かれていることを、日本のマスコミは報じないです。
香港行き HX693便 そんな中で経営が破綻し、ようやく再建に向けてスタートを切った香港航空ですが、バックの中共の要人が誰なのかがよく判らない(中国通の人は多分知っている)ので、
もしその人物が、誰の派閥であるのかが、こういう大会社の行方を左右します。習近平は、外交でも経済でも武漢肺炎でも治水でも失敗続きなので権力基盤が揺らいでいます。
中共は水面下で、序列1位の習近平と、序列No.2の李克強が、暗闘を繰り広げていると言われていて、最近の洪水対応では、環球時報(中共の宣伝媒体)李克強の扱いが良くなったという噂が、
出ていて、これからどちらが勝つのか判らないです、米大統領選もトランプ大統領とバイデン氏が接戦を噂されていますし、その影響で中国も習近平と李克強のどちらが勝つのか判らないです。
また中共の内部事情は専門の中国ウォッチャーですら判らない事が多いので、第3の人物が浮上したり、妥協が成立したり何が起こるのか、日本の私などには全く予想が付かないです。
ただ、習近平は暴れすぎたという印象を私は抱いているので、それよりも弱い指導者に交代するなりを希望的観測ながら思ってしまいます。