本年、6月6日に新千歳空港で撮影した 伝統の鶴丸 B767-300/ER JA603J機 です。
東京発 517便 B767-346/ER JAL や ANA にとって、東京便はドル箱路線なので、大型の B777 で運行することが殆どなのですが、この時はそれも少なく寂しさを感じました。
武漢肺炎の影響で JAL は、1680億の資金調達を新たにするという報道が流れています、前に JAL の経営は少し保守的な感じがすると批判を書いた記憶があるのですが、
今、この武漢肺炎の影響をモロに受けて国際線がほぼ壊滅状態の中では、その保守的で冒険をしない戦略が当たっていたようにも思えてきます。
リストラは止むなしという感じなのですが、減らす機材も古い B777 からということで、ANA のような A380 みたいなバケモノが無くて良かったように感じます。
それでも、古い機材から減らしていくと言っても、まだ飛べる機材を減らすこともあるのですから、私が観ていても不本意な気持ちが感じます。
東京行き JL516便 日本だけの状況ではなく、これが世界中のでのことなので、減らした機体は直ぐに買い手もつかないでしょうし、安く買い叩かれるのかなとも思います。
航空会社はせっかく機体に投資したのに悔しいですよね。航空会社だけではなくて全ての産業において、武漢肺炎によって同じことが発生しています。
景気にたいして、非常な縮小圧力が働いていて7-9月のGDPは前期比-7%らしいです、これはリーマンショックの時の-5%を上回る縮小だそうです。大きな金融緩和や景気の刺激策が、
一刻も早く必要になっているような事態です。政府は補正予算を組んで国債を発行するような方向ですが、短期の国債で誤魔化すような意見が多いとか…、10年や20年の長期の国債を発行しても、
私は良いと思うんです、その国債を買うのは今生きている人ですから。
中国発の武漢肺炎で世界的な大不況が既に始まっていて、その対策を今すぐにでも取らないといけないと感じます。消費税減税のような大きなことをして、不況に備えないといけないと考えます。