忘却の彼方

先日、近所のハンバーガーショップで
サルサバーガーをパクつきながら
クラムチャウダーを飲んでいた。
ふと気が付くと店内の音楽はジャズだった。
昨今、バーは勿論、カフェ、デパ地下、スーパー等、
街中いたる所でジャズを耳にする。
ジャズに接する事が生業の僕としては
うれしい時もあるが、今はヤメテくれという時もある。
久しぶりのクラムチャウダーに夢中になっていると
聞き覚えのある曲が流れてきた。
何だっけコレ？と思ったがタイトルが出てこない。
こんなことは誰にでもあると思うけど、
気になって仕方がないというか、気持悪いものだ。
しばらくして、レッスンの合間に
さっきの、どんなんだっけ？と、弾いてみた。
曲自体は、ほぼ正確に再現できたが
それでもタイトルは思い出さない。
このままだとイライラして次のレッスンの生徒さんに
八つ当たりしちゃいそうだから（笑）
楽譜をペラペラめくって探してみたら
やっと見つかった。
あ～スッキリした。
とココで文章を止めると、
今度は読んでいる人が
‘その曲は一体ナンだったんだ？と
眠れなくなっちゃうだろう。
なわけで、その曲は‘スターアイズ’だったのだ。