『Ibuki4発表前にちょっとだけ公開! vol.4』の続きです。
今日はパッシブアッテネーター Ibuki4-attをご紹介します。
そもそも、パッシブアッテネーターという造語を作ったのはもしかしたら当社かもしれません。
パッシブは受動的の意で、対義語はアクティブです。
電子回路の世界ではフィルターなどでよく使われる言葉です。
パッシブフィルターとは抵抗、コンデンサー、コイルだけで構成されたフィルターで
アクティブフィルターとは増幅素子を使用したフィルターを指します。
ここから転じて電源を使用する回路をアクティブ、電源が必要ない回路をパッシブという言い方をします。
アッテネーターは減衰器ですので
『パッシブアッテネーター』とは『電源を使用しない減衰器』ということになります。
これはプリアンプに電源が必要であることに対して
電源が必要でないことを強調するために『パッシブアッテネーター』と命名したような覚えがあります。
それまでは、単に『アッテネーター』や『フェーダー』と呼ばれていたと思います。
パッシブアッテネーターはプリアンプとほぼ同等の機能でありながら
(1)回路がシンプルなので音質の劣化がプリアンプより少ない
(2)使用されているボリュームが高品位
(3)プリアンプより安価
ということがないアイテムですが、
デメリットもあります。
(イ)接続する機器との間に相性がある
(ロ)インピーダンスが高いのでピンケーブルを選ぶ
(ハ)出力側のピンケーブルは1m以下が望ましい
つまり、安くて高音質だけど、玄人向けアイテムということになります。
(イ)に関してはやってみるしかありませんが、
モノラルアンプとの相性は抜群です。
当社でもいくつかモノラルアンプがありますが、
パッシブアッテネーターと組み合わせて成功されたお客様はたくさんお見えです。
(ロ)と(ハ)の対策は静電容量の少ないケーブルを選んでください。
パッシブアッテネーターはプリアンプに比べて出力インピーダンスが高いため
高域が減衰しやすい傾向があります。
一般論ですが、単純な構造のケーブルをできるだけ短い長さで使用するとうまくいきます。
次に使用方法ですが・・・次回に続きます。
≪お知らせ1≫
お盆中の試聴室公開について
8月15日(木)~8月17日(土)10:00~12:00、13:00~16:00は試聴室公開が行われます。
上記の時間は担当者が交代で詰め、オーディオ機器の試聴とログハウス見学、アウトレット品や軍用時計の販売を行います。
名神高速・関ケ原ICから10分です。帰省の途中にお寄りいただければと思います。お待ちしています!
≪お知らせ2≫
50年前のシーメンスのフルレンジスピーカーが8月初頭まで置いてあります。
価格は56000円(ペア・税込)です。ご興味のある方はぜひお越しください。
≪お知らせ3≫
おまたせしました!毎年恒例の『オーディオ居酒屋』を8月10日(土) 18:00から開催します。
オーディオ&音楽大好き人間がお酒を呑みながらワイワイガヤガヤする会です。
会場は当社試聴室のログハウス。お酒と軽食がでます。会費は500円です。
イベント後はログハウスで朝まで仮眠OK。詳しくはこちらから。
≪お知らせ4≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
7月
25日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 〇
26日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 〇
29日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。
当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。