『新しい低域増強アダプターを作ろう! vol.1』の続きです。
そもそも『低域増強アダプター』とはどのような仕組みで低域が増強されるのでしょうか?
小型スピーカーを再生するとき、低域不足で
迫力がない音になってしまうことがあります。
それを簡単なアダプターで解消することができるのか?

低域増強アダクターは低域を増幅するのではありません。
電源を使わない低域増強アダプターは『増幅』することはできません。
低域増強アダプターは中高域を減衰させることで
相対的に低域が増加したように聴こえるというシカケです。
下図の青線をご覧ください。

31Hzでは0.82、4KHzでは0.5になっています。
これは31Hzの信号を通すと1だったものが0.82になり、
4KHzの信号を通すと1だったものが0.5になることを示しています。
31Hzの信号は4KHzの信号に比べて0.82÷0.5=1.64倍です。
これをdBに換算すると4.3dBとなります。
4KHzの信号は0.5倍の信号ですので
ボリュームを従来の位置の2倍になるように上げると、
4KHzの音量は変化せず、31KHzは4.3dB増加したことになります。
つまり低域増強アダプターは利得を低域の増強に変えるアダプターなのです。
そのため利得の少ないシステムでは使用できません。
いつも聴いている音量から、まだ十分に音量を上げる余裕があるシステムで使用することができます。
とはいうものの、一般的なシステムであれば4.3dB程度の余裕はまったく問題ありません。
低域増強アダプターはこのような仕組みで低域を『増強』します。
・・・次回に続きます。
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日時 12月14日(土)18:30~
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11月
22日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
25日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。