『疑似バックロードホーンで低域増強は可能か!? vol.1』の続きです。
エンクロージャー後面にあるバスレフポートから輻射される低域を
部屋の床や壁をホーンの延長として使用することで
疑似バックロードホーンの効果を作り出し、低域の増強に努める実験です。
前回はバックロードホーンの仕組みについてお話ししました。
今回は壁や床をどのようにホーンにするかを解説します。
ホーンには開口していく指数の違いによっていくつかの方式がありますが、
一番帯域が広く、一般的なのはエクスポーネンシャルホーンです。
このホーンの断面積Sは下記の式で表すことができますが、

(m=フレアコンスタント fc=カットオフ周波数Hz c=音速 34400 mm/sec)
むずかしいわりに、わかったところでご利益の少ない公式ですので
ばっさりと省略します。
判り易く言えば、
音の発生源からだんだん開口面積が大きくなっていくようなものであれば
それがホーンです。
オーディオ用のホーンだけでなく
トランペット等の楽器や、野球観戦にかかせないメガホン、
遠くの人を呼ぶときに手で口の前に円錐状の形を作るのもホーン効果を利用しているのです。
ところで、下の写真は私のデスク周りの写真なのですが、


部屋の隅の机と壁の三角錐の部分があります。
手で口に周りを覆っただけでもホーンになるのですから
写真のように部屋の隅の机と壁の三角錐の部分でりっぱなホーンを形成することができます。
この部分とスピーカーの位置を調整することによって
ホーン長やスロート径、開口面積を変えることができるのです。
具体的には・・・次回に続きます。
≪お知らせ1≫
ドイツ・クアドラル新製品 ARGENTUM 520 11月に納入可能なのはあと1台です。

詳細はこちら
≪お知らせ2≫
12月のイベント『オーディオ居酒屋』
今回のテーマは『懐かしのミュージシャン』。
子供の頃や学生の頃好きだったミュージシャンのお話を肴においしいお酒を!
お車でお越しの方はログハウスに無料で宿泊できます。(寝袋をご持参ください)
日時 12月14日(土)18:30~
場所 岐阜県大垣市上石津町一之瀬 ムジカ試聴室(ログハウス)
会費 500円(お酒とお食事がでます)
定員 15名
事前申し込みが必要です。申込期限は12月10日。お名前、電話番号、参加人数、宿泊の有無をメールでご連絡ください。
詳細はムジカWEBサイトのイベントのページをご覧ください。
≪お知らせ3≫
11月のイベント
『ドイツ・クアドラル新製品で聴く YouTube ミュージックビデオ・コンサート』
日時 11月10日(日) 第1部 10:00~11:30 第2部 14:30~16:00
(第1部と第2部は同じ内容です)
場所 岐阜県大垣市上石津町一之瀬 ムジカ試聴室(ログハウス)
入場無料、事前申し込みもありません。
お気軽にどうぞ!
≪お知らせ4≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
11月
5日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
6日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×
6日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ×
15:00~17:00 ×
◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。