中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

今年の無錫は暖かい(11月)

2010年11月24日 | 日記
無錫へ戻ってから、連日暖かい日が続いている。
気温は下がっているのだろうが・・・・
昨年の異常に寒かった11月を思い出すと格段の差だ。

昨年11月10日頃からは真冬並みの寒さだったことを思い出す。

念の為、三年日記を見返したら、昨年の11月13・14・15日が気温摂氏4度。
16日摂氏2度。17日摂氏0度。18日摂氏4度。と、記入されてる。
21日以降は少し寒さが緩んできたようだが・・・・
ダウンコートをしっかり着込んでいた記憶がある。

今年の無錫は11月中旬過ぎても、昼間15度か・16度は間違いなくある。
過ごしやすい。

騒音や埃やゴミを気にしなければ、とても好い処だと思う。

崇安寺の公園にはたくさんの老人たちが集まってきて「ひなたぼっこ」してる。
マイクを持って歌を唄う人、楽器を弾く人、トランプしてる人、ボーっとしてる人・・・

中国も高齢者が増えてきてるのは間違いなさそうだ。
みんな、時間をもてあまし一日一日、少しでも楽しい事を求めて日をおくってるようだ。

もし、これが日本なら、私もこの仲間に入って楽しんでいるのだろうか。

そんな中を、公園の池の汚泥を清掃する作業が行われていた。
ドロドロに真っ黒になった汚泥を、スコップですくって一輪車に積んで運んでいく。
もの凄い異臭を放っているし、積まれた汚泥がポタポタと公園内に垂れてる。

異常な臭さに鼻をふさがねば居られないほどなのに・・・・

なんと、ここの老人たちは平然と、その傍で歌を歌ったり手拍子したり楽しんでいる。

臭いなんて、なんてことない。
汚いものなんて、なんてことない。
うるささなんて、なんてことない。

そういう、平然さ、強さだ。

この強さの違いは何なんだろう・・・・?

自分の弱さが、ちょっと情けなくなる今日この頃だ。