上海と無錫比べ

日本の友人たちが上海に着いたので、迎えかたがた上海の様子を見に行く。
　
無錫から動車（新幹線）に乗る。
日本のグリーン車の座席といわれる「軟坐」・・・待合所はゆったりしてるが、電車が来る10分前ぐらいに改札は開くので、急ぎ足で歩く。
すぐに一般席の人たちの人混みと合流してホームを目指す。
ホームへ降りると、なんと「軟坐」の車両は電車の一番前のほう。
ホームに動くたくさんの人、人の中を息切れするほど急いで歩いていく。
やっと、電車に乗れて、やれやれ、

上海駅は工事中で、真っ赤な塗料で塗られたトタン塀の脇を歩いて出口へ向かう。
歩くところも、でこぼこで土のままのところも。
万博へ向けての工事が、ここでも行われてるのか。

街の建物は、以前行った時（半年ほど前）より綺麗になってる。
古そうなマンションも、壁が爽やかな色に。
クラクッションを鳴らす車が無錫よりは少ない。

ただ、水の臭いは無錫よりも酷く感じた。
うがいをするのも、水道水では、できない味だ。

上海ホテルの五星ホテルと、無錫の五星ホテル。
どちらも入っていくところの豪華さ雰囲気はよく似てる。
バスタブやシャワー場の作り方も。
その上、トイレにはドアが無いことも。
ガウンがあるけど、パジャマ（浴衣）が無いことも。（あたりまえ？）
水周りの蛇口類の複雑さも。

無錫の使い慣れたマンションにもどって、ほっとしている。
相変わらず、車のブーブー、ピっピー、鳴らされるけたたましさは凄いけど。

霞むビル

本日の空。
今まで見た空よりも、さらにさらに白い。

この白さはいったいどこから来てるんだろう？
太湖の蒸気という人もいるけど、本当なのだろうか？

高層ビルたちが霞んで見える
摩天楼も、白の世界の中に佇んでるみたいだ。

親子どんぶり

授業中に「親子どんぶり」のレシピを勉強。

日本語のレシピなので、材料、分量、調味料、食器名などなど、
中国の学生さんたちには意味不明なこと多し。
質問が飛ぶこと、飛ぶこと。
「大さじ」って、なんですか～？
「みず菜」ってなんですか～？
「フライパン」って、なんですか～？


絵に描いて、ゼスチャー交えて説明するのが、一番、解りやすいみたい。

これでは、日本語の会話の勉強には、ちょっとずれるんだけど・・・・

それでも、皆、目を輝かして、日本の料理の作り方を聞いてました。

家で作ってみる人が、何人居るかな～？

「親子どんぶり」って名前の由来を話したら、みんな大笑いして納得してました。

やっぱり、食べ物の話は万国共通で楽しいね～

快晴

朝から太陽があたってる。
窓越しの日差しが部屋の中を暖かくしてる。
　
日本で見てた冬の青空とはだいぶ違うけど・・・・
この、薄白く霞んでいるのに、広くてまぶしい空も良いもんだ。

窓を開けると、異様な臭いも工事音もクラクションも中国であることを実感させるけど・・・・・
爽やかな秋の日である事は間違いない。

さあ、街へ出て、動いてこよう～！
なにか良いモノ見つかるかも・・・・・
雑踏の中へ、いざ出発だー！

リーフー公園・美術館

久しぶりにリーフー公園に行く。
寒さが和らいだので、みんな、公園をゆっくり歩いてる。

ところどころにあるベンチで何やら食べてる人もたくさん居る。
　
スイカの種（？）を食べてる人たちは、なぜ、あの殻を食べ散らかして平気なんだろう？
（これは中国に来て、いつも感じる事）

まあ、そのことは目をつむって、公園内の美術館に入る。

たまたま、一人も入館者が居なかったので、ゆっくり見入る事ができた。

素敵だ～！
とても綺麗で、静かな絵が、いくつも展示されてる。
無錫の自然風景、太湖付近の情景、竹林や梅林など・・・

こころが優しくなるような絵だと思う。

無錫の街中の騒々しさを、全く忘れさせてくれる空間であった。

上海のホテルと北京のホテルと無錫のホテル

上海のホテルと無錫のホテルに泊まることがおきて、ネット検索を一日中してた。
ついでに12月予定の北京のホテルも。

意外だと思ったことは、上海のホテルは五星でも90ドルぐらいがたくさんある。
無錫は、五星は上海より若干高い。
（もちろん最高級（森ビルなど）は、比べてないけど・・・・）

料金は一部屋あたりの値段だし、90ドルって現在8100円ぐらいですって。
ツインに二人で泊まって朝食付き、税、サービス料込。
それも、プール付きの高層ホテル。
一人あたり4000円ぐらいですものね。

日本の何処に泊まってるよりも、お得な感じですね～。

でも、でも、北京は違いました。
ほとんどの五星ホテルは135ドル以上～
その上、サービス料は別でした。
やっぱり北京は首都なんですね～。
寒い地方だから～、冬は上海より安いんだろうと思ってた私、甘かった！
それでも日本より割安ですよね～

ただ、中国の五星・・・今まで泊まったところは、いつも、なにか一つは欠陥あったなぁ。

まあ、オリンピックもあったことだし、万博も近いんだから～、今度は大丈夫でしょ。

やっぱり寒い

今朝は寒さが緩んで暖かくなるのかなぁ～、と、思ったのに。

やっぱり、寒い。

日本から買ってきたダウンジャケット・・・・まさか、こんなに早く使うとは思ってなかったんだけど。
11月からダウンを着てしまって
1月、2月は何を着るんだろう？

昼間の気温が1度とか4度とか。
これって北海道のほうに住んでる気分かな？

家に居ると、一日中、エアコンつけてストーブつけて・・・・
光熱費いくらかかってるのか心配になってくる。

あ～、は～やく来い！　　は～るよ、来い！　（今から？）

中心部のろのろ慢性渋滞

近頃の無錫中心地の道路は、朝夕の渋滞がひどい。
信号は多いし、車の量が日増しに多くなってきてるような・・・・
気温が下がって、普段は乗らない人も乗り出したということなのか。
夕刻の道路の上には車とバスが、ところせましと連なって動いてる状態。
その中を、果敢に横断してる人がアチコチで発生。
交通整理のお巡りさんが、増えても増えても、混雑状況は変わらず。

今日の夕方、郊外から中心地にタクシーで帰ってきた。
中心地に近づくに従い、車は止まったりトロトロ動いたり、しかし料金メーターは動く。
運転手さんは何かブツブツ怒ってるらしいけど、意味解らず。
どんどん夕闇が迫ってくる中を、ただ黙って乗ってるより仕方なかった。
事故が起きないだけでもありがたい。
そう思う現在の無錫交通事情・・・・・・なんとかならないのかなぁ～。

茶楼閣

市内の古い茶楼に、久しぶりに行く。
いろいろな種類の中国茶がある。

お茶一人分で値段が決まる。
一人60元ぐらいから、上は驚くほど高い！
プーアル茶と鉄観音茶を一人づつ頼む。
バイキング式にいろいろな食べ物が付いてるので持ってくる。
ラーメンや、うどんも注文できる。
しかし、あまり食べ慣れない中国独特の味のものが多いけどね～。
できたての温かい豆腐は、いけるかな？（笑）

食べるものはともかく、お茶は昔からの由緒あるらしき茶楼。
鉄観音の香りが良く美味しかった～。
プーアルチャも、まずまず、美味しい～。。

お茶を何杯も飲みながら、なにかを摘まんで食べては、おしゃべりする。
これって、まさに中国の喫茶店ですね～。

すっきりと近代的な「スターバックス」も、何軒もあるけど、昔ながらの茶楼もいいもんだね。
ただし、バイキング用のお皿類、もう少し清潔な感じにしておいてほしいな。

栗ご飯の素

無錫のデパ地下スーパー（？）で、日本で見たことがあるような、栗ご飯の素を買ってきた。
日ごろ、このスーパーは日本から輸入したような商品が多いので信頼してた。
日本で使ってる調味料が、三倍ぐらいするが・・・・
安心いちばん、値段にはかえられない、と。

昨日も、砂糖一キロ600円とは高いな～・・・と。思いながら、ついでに栗ご飯の素を買った。

なんと、この栗ご飯の素の「賞味期間」
箱に印刷されてる日本語の賞味期間は「6カ月」
その横に大きく張られてる中国語のシールには「保質期　12个月」
そして大きく中国独特の商品生産日20090215シールが貼られてる。

これは、なに？
どういうふうに解釈すればいいのだろう？

日本では6か月しか持たないものが、中国では12カ月持つ・・・って？

しばらく考えていたが、栗と豆は洗って調味料は自家製をつかい作ってしまった。

ま～、なんとか。・・・・おいしかった。別に異常なし！

でも、もう買わない！

無錫の雨

毎日、雨が降ったりやんだり。
こちらへ来てからカラッと晴れた日が無い。

しかし、雨のおかげで空気が少し綺麗な気がする。
いがらっぽい喉が落ち着いて、しっとりしてる。
雨が降ると
道路は工事の泥などでグチャグチャだけど、気をつけて歩きさえすれば我慢できる

空気のいいほうがいいな。

空が晴れてて、道路が埃立たず、空気が澄んでる・・・・
青空を見ながら、信号任せに安心して横断できる。
こんな日が早く来て欲しい。

私が無錫に住んでる間に、そんな日は来るのだろうか？
今は、ただ、雨が降って、空気の汚れを落としてくれるのだけが頼りだ。

無錫の雨・・・・・雨に感謝。

無錫に戻る

東京より懐かしの無錫に戻る。

しかし、一番初めに感じたことは
やっぱり空気が悪いな～・・・・・ってこと。
上海から無錫に移動する車の中で、窓を閉めているのに、どこからもなく異様な空気が入ってくる。
高速道路の排気ガスなのだろうか？

いや、それだけではない。
マンションに着いても、窓を開ければ・・・・
なんとも、埃っぽい、む～っと濁った大気だ。
思いっきり深呼吸するなんて、とてもできない気分。
日本の空気に慣れてしまったから、こんなことを感じるのだろうか？
昨夜は、少々憂鬱になってしまった。

今日も朝から、どんよりと薄白い空だったが雨が降ってきた。
この大気の中を、クラクションの音と、工事音が鳴り続いてる。

みんな、一生懸命行動してる。
みんな、一生懸命働いてる。
みんな、一生懸命生きてるんだ～。

そう思ってあきらめてはみたが、この工事音、なんとか静かになってほしいな。

東京・・・・寒～い！

今日の東京、どんどん気温が下がってきました。
枯葉がくるくる回って、道路は木枯らし模様。

夜になって、都心でも気温５度・・・・との、ニュース。

え～っ？
２・３日前には昼間の気温２５度とか言ってなかったかしら？

東京も、どよんと曇った寒空は、無錫と変わらないなぁ。
出歩く人が少ない分、無錫よりも寂しいわぁ～