中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

無錫に戻ってきて

2009年08月31日 | 日記
一か月間の日本生活を終えて無錫へ戻ってきた。

霞のかかったような空も、じっとりとした蒸し暑さも、賑やかな看板もなつかしい。
24時間うなり続けている工事現場の騒々しい音も。
好き勝手に鳴らされるクラクションの音も。
間違いなく、ここは無錫だ~!

中心部には高いビルが次々と建築予定。
わがマンションの目の前も60階以上の高層ビルができるとか。
日夜を問わずの地下整備工事が続けられてる。
毎日毎日、工事音は静まることが無い。
少し離れた所にも、更に大きな高層ホテルの工事現場あり。
はたまた、近くを地下鉄工事が始まっているとか・・・

その市内中心部に集まってくる人たちの数。
昨年にも増して増えてるような気がする。
一つ良いことは、広場や歩行街の掃除をする人が頻繁になったようだ。
ゴミを散らかす人も、少しは減ったような・・・・

日本を味わってきた身には、ウッ!と思うことも多いが、なぜか愛着を感じる。

それは、この無錫で知った人たちが好きだから・・・・だと、思う。

日本とか中国とか・・・・人類は何故「国家」という境界を作ってしまったんだろう。

中国人も日本人も、人は人。
発展して生活が豊かになって幸せに暮らしていきたいと思うのは同じだもんね~

発展途上を暖かく見守るのは当然だよね。
(そう思って、騒々しい工事音を我慢する私(笑))

東京の残暑

2009年08月28日 | 日記
日本に居る最後の日…晴天。

朝から日差しがカンカン。
雲ひとつない青空にカラッと乾燥した風が吹いている。
気持ちいいけど、気温はウナギ登り。
蝉のなき声がけたたましく聞こえてくる。
8月も後半となると、まさに残り少ない残暑だ。

この厳しい残暑も、日本の残暑だと思うと、そんなには辛くない。
木陰を歩くと、とても気持ちが良い。
東京には、大きく育った街路樹が沢山あるなぁ~・・・・。
もちろん、ここは武蔵野だから・・・・?



さて、明日からの無錫は、どんな気温なのだろうか~?
願わくば、涼しくなっててほしいな。

新潟、過疎村のきれいな公園

2009年08月26日 | 日記

胎内フラワーパーク。
日曜日というのに、誰も居なかった。
中心部は綺麗に手入れされてる。
林の中に立ててある野草などの看板が草に埋もれてて残念。
最盛期は見事だったのだろう~・・・・と、思う。
しかし、村の予算が無くなって縮小しているのだろうか・・・・

見に来る人もほとんど無く、静かに山の中に咲いてる花たち。
山に咲いてる高山植物よりも、華やかなのに・・・空虚に寂しげだ。

入場料無料ではなくて、わずかな料金(250円)を徴収してるから個人は敬遠してるのだろうか?
きっと、幼稚園や小学校の団体さんに利用されてるんだろうな~?
村の中の公園。
日本の少子化・・・・・・
今後はどうなっていくのだろう?
高齢者が集まってくるような雰囲気ではなかった。

今、中国にどんどん作られている公園を思い浮かべた。

「栄華盛衰」・・・いつの世もどの国もこれを繰り返しているのだろうか。

東京西部・・・隅っこで思うこと

2009年08月21日 | 日記
東京へ戻ってくる。
東京といっても、ここは静かな西部地域。
今の時期は、玉川上水沿いのこんもりした木々が涼しさを作ってくれてる。
住宅地に開発された町の間に、ぽこぽこと畑が残っている。
宅地開発のバブル時に売りそこなってしまったものか・・・・

しかし、一軒一軒の宅地面積と比較すると、畑の面積は大きいなぁ~。

あの畑一反分ぐらいで、悠々と、一軒家を建てて暮らせたら・・・・・
天国見たいかな~・・・・・・・と、思ったりする。

近くの、昔からの街道沿いには、そういう大きな家屋敷がある、
きっと、江戸時代から住んでいたんだろうな~と、眺める。

うらやましいと思う気の持ちの中に、あそこに住むのは大変そう~と、同情の気持ちが湧いてくる。

いろんな人が住んでる。
小さなアパートから、団地住まいの人、今にも潰れそうな店の人、どこに寝ているのか分らないくらい大きな屋敷に住んでる人・・・・・・・
日本もかなり格差があるな~・・・・・と、思う。
(中国の格差ばかり、みてるけど・・・・)




朝晩は涼しい~、そこに鶴が。

2009年08月18日 | 日記
昼間のキラキラ輝くよな炎天が嘘のように、朝晩は涼しい。
裏が田圃のせいなのか?
この爽やかな冷気は・・・・

田んぼの畦道に鶴か一羽、来てた。
緑のつづく草道の中で、真白で細長い姿。
首を伸ばしたり、ちぢめたり・・・・やけに優雅なノンビリさ。

いつのまにか、また、どこかへ飛んで行ってしまうのだが、この景色はいいね。

以前、脇の川にガチョウだかアヒルだかが住み着いて、卵をたくさん川の草むらに産んだ。
毎日、雛が生まれるかと楽しみにしてたのだが・・・・
ある日台風接近。川の水が増水し始め、卵が流され始めた。
みすみす流され割れてしまうのももったいない。
網ですくって、じっと見てたが、仕方ない。。。。割ってみた。
それは綺麗な卵色。

意を決して焼いてみた・・・・・・卵焼きの好い匂い。
すばらしく美味しかった~(*^_^*)

今年の鶴は、どんなドラマを残して去っていくのかな~?

日本の地方都市(?)鈴鹿

2009年08月16日 | 日記
ただいま三重県鈴鹿市に滞在中。
第二の故郷として長年、住んでたところ。
離れて早六年経過してるが、6年前と何も変わらない全体像(笑)
のんびり~、ほっとする街だ。
友達や、顔見知りも、いっぱい居るし。
まさに古巣に帰ってきた感じ。

しかし、一人になると、やけに静かな空気。
耳をすましても、冷蔵庫の音と、セミの声しか聞こえない。
住宅街なのに、人の声やクラクションの音など全くない。

今、カラスが鳴いた。

そして、また静寂・・・・

鈴鹿市は中心市街地が三つあるところ。
神戸、白子、平田と三角形にポイントがあってその周りを街づくってる。
その三地域をつなごうと道の整備がおこなわれてきた結果、近年はその道路沿線がにぎやかになってる。
それに加え大型ショッピングセンター周りの賑わい。

「F1」や「8耐」などの人気レースがあると長蛇の人波ができた鈴鹿サーキット。
西に行けば、渓流もある鈴鹿山脈。
東に行けば、海、海、海の伊勢湾。
総合してみれば、ほんとにいいところだと思う。

しかし、子どもたちは東京へ出て行ってしまった。
決して、戻る気配は無い。

都会には無い、この地方都市の良さがわかるのは年齢かな?
年齢も、とり過ぎると地方都市に住む不安はいっぱい出てくるだろう。
まず、自分で車を運転できることは、必要不可欠。

75歳になったときの自分を想像してみると・・・・・
困った、困った

期間前免許更新

2009年08月14日 | 日記
海外に居る間に、免許更新期間が過ぎてしまうことになりそうなので「期間前更新」をしてきました。
色々な証明書などが必要なのかと躊躇っていましたが、パスポートを提示するだけでいつものようにできました。
ただし、期間が一年間短くなってしまうのがネックですね~。

まあ、更新期間の二か月間の間に、必ず帰国しなければならないよりは助かりますけど・・・・・

日本の川越。日本の東京

2009年08月05日 | 日記
埼玉県川越は何年か前には「小江戸川越」と名打って少し歴史の町風情で盛り上がってたが、今年はNHKドラマ{つばさ」で盛り上げたい様子。
街角のお菓子や、ホテルなどでも「つばさ」関連があり、ほほえましい。
青春時代を過ごしたこの街は、やはり愛着を感じる。

東京の郊外(?)板橋では、埼玉県と東京の県境になる荒川沿いで花火大会を見物。
中国春節の連日花火とは違った、こだわり花火が夜空を輝かしてた。
それにしても、花火を見に河川敷に集まってきた人のすごい人数。
幸い、今年は突然の雨や雷に襲われなくて良かったな~と、思う(笑)

東京都心に近付く。
赤坂、六本木・・・・・電車と徒歩であちこち散策してみた
アカサカサカス・・・・・面白い名前をつけたものだ。
雨のせいなのかどうか、人は多いけどとっても静かで綺麗。
歩いて回ったら、ほんとうに「坂」が多いことを実感。

六本木も洒落たビルが、きれいにデザインされた緑の植物と調和してる。
人が居るのに、やっぱり静か。

中国の、高層ビルが次々と建築されてるあの都会状況とはまた違う。
やはり東京都心近くの空間は洗練された魅力がある。

三日目、東京駅よりハトバスに乗り、さらに東京観光をしてみる。
おのぼりさん的に、皇居、浅草仲見世、東京タワーを楽しむ。
皇居広場はきれいに剪定された「松」と緑の芝が印象的。
二重橋の奥のさらに奥の方の佇まいを見ながら、皇室の雅子様の心理を思いやる。

浅草は、まず、お寺さんにお参りして仲見世をぶらつく。
いろんな小さなお土産物屋が続くところは無錫や上海と同じ。
食べ散らかす人がいな点は、無錫も早くそうなってほしいなぁ。

東京タワーは、昔,階段登って歩いた記憶があるけど、今回は超わかりきったようなエレベーター移動。
スリルも何にもないから・・・
大展望台で東京の360度ビル群を確認。
何回もお金かけて昇るところでもないなぁ~。。。。と、心でブツブツ。

バス移動で楽だったけど・・・・・
う~ん・・・・やっぱり足が丈夫なうちは自分で移動するべきね。
ガイドさんの説明には、ちょっと「物知り」になったけど(苦笑)
友人たちとの逢瀬のおしゃべり時間が少なくなってしまいました。

最後、東京駅丸ビルは地下1、5・6階、35・36偕が食堂街。
美味しそうに洒落た高級そうなお店がいっぱい。
久しぶりに焼酎など飲みながら美味しい寿司て盛り上がりました。
相席となった日本の二人の企業マン、日本の会社員人生を映し出してたな(笑)
これが、日本の東京だわぁ