鈴鹿の秋

毎日、晴天が続いてる。
朝太陽があたってきても、陽が高くなってきても、実に静かな空だ。
少し紅葉が始まってきたモミジの葉さえ、動かない。
まったく無風状態な庭を見つめてる

こんなに静かな田舎の秋。

こんなに静かな秋を見つめていたら・・・・

やっぱり・・・・
先人は「何かしなくちゃぁ・・・」と立身出世を夢見て動いたのだろうか？
それとも、この静けさの中にどっぷり浸かったのだろうか？


この異様な静かさの中にいると、なんとも騒々しい無錫が懐かしい(*^。^*)

都民の森と奥多摩湖

秋晴れにつられて、青梅街道を奥多摩湖方面へ行こうと出発。
小学校の遠足で、確か、そちら方面に行ったことを思い出す。
くねくねくねくね曲がった道をバスで・・・・たしか曇った日だった。
乗り物酔い者続出で、バスの中は凄い状態だったことを思い出す。
途中、「鳩ノ巣」という看板が、なぜか記憶によぎる。
遠足だったと思うが、このあたりの社会見学だったのだろうか？
記憶があいまいになってくる。
（５０年前ぐらいの記憶だから～・・・・）

今更ながら、奥多摩湖がダムだったことを認識し（苦笑）、湖周りの道路をドライブする。
奥多摩湖周遊道路、この整備された道はいつできたのだろう？
格好のスリルあるカーブ続きで、オートバイ乗りが非常に多い。
この秋晴れの爽やかさ、確かに、車もオートバイも気持ちよいことは間違いないと思うが・・・・・
爆音轟くオートバイも四輪車も、同じカーブ道を走るのって危ないなぁと思う。

「都民の森」は、なかなか気持ち好いところだ。
東京に、こんなに自然的なところがあったとは感激だ。
駐車場から三頭大滝までの散策道も、森の中を歩きやすく木屑が敷いてある。
少し紅葉が始まってて、非常に気持ちよい。
三頭大滝も、水量はそれほど多くないが清楚な素晴らしい滝だ。
ただ、つり橋から見るだけではなくて滝つぼのほうまで歩いて行けて、あの清水に触れられたら素敵なのになぁ～・・・・・・・と、思った。　
まあ、都民の森と名づけては、やっぱり、危険防止が優先するのかもね～
三頭山頂上からは、綺麗に富士山が見えるようだ。
今回は登らなかったが、
ここは、まだまだ、歳をとっても歩きたい山の一つ、かも。（笑）


中国生活の日常では味わえない、日本の自然を満喫できる秋の一日であった。

東京で迷子

秋晴れの東京、少し遠くまで買い物に行こうと自転車で出かけた。
いくつか新しいデパート発見。
八階まで行き、中国の無錫にできた家具の店に入ってみる。
若い人たちの好みなのだろうか、台所用品や家庭雑貨が思ったより高値で売ってる。
中国への土産に、重くない雑貨を買ってみた。
これが日本で売ってる品で、この値段なのよ・・・・って言ってみたくて（笑）

そして、中国語の本も買う。
日本語の本も買おうとしたが、やけに高いし、適当なのが見つからない。

いろんな階でいろいろな物を見たり買ったりして、地下から地上の違った方向に出た。
来た方向とは違った方向から帰ろうなんて思ってことが大間違い。
どんどんどんどん、聞いたことの無い町名が電信柱に載ってくる。

そういえば、このあたりは一つの市が小さいので、頂いた市報を見てもほかの市
市の地図は出ていない。
自転車だったら、すぐに他の市内に入ってしまうのに・・・・

曇ってきたので、西か東か北かもわからなくなって来た。

走れども、走れども・・・・・

とうとう、恥ずかしながら・・・聞きました。（若い主婦に）

なんと、まったく、反対の方向に向かって走ってた私。

あきれたように、やさしく教えてくれた、あの彼女、どうもありがとう。

言葉が通じるって便利だけど・・・・・
迷ったら～・・・なんて思わないから・・・・
自分に隙ができて、間違いを起こしちゃうのかもね～？

もし、これが中国だったら～、どうしただろう？
中国語会話の本、迷子になったときの聞き方を覚えよう・・・っと。

日本は秋晴れ

台風が過ぎたら、さわやかな秋晴れだ。
この青い空と、眩しいほどの太陽と、静寂さは、無錫には無いなぁ。

東海地方から、東京に戻って来た。

中国に長年住んでる人が、なぜか、日本に帰ってくると体調を壊すと言っていた。
今回の一時帰国は、私もそうである。
日本の刺身や生ものを美味しい美味しいと食べてしまったせいだろうか？
ジンマシンはおこるし、お腹は調子悪くなるし・・・・
快適な空模様なのに、体調は最悪だ。
安全だと信じて食べた、食べ物の方が、おかしくなるなんて・・・・・・
いったい、自分の体はどうなってるのかと不思議に思えてくる。

今日は、夫まで腹壊したと言って帰って来た。

互いに「中国のあの臭い水や、怪しい食べ物のほうが体にあってきてしまったのかな～？」と苦笑い。

まいった、まいった、と日本の秋晴れの中に居る。

日本、台風接近

日本へ着いてから、あっという間に一週間が経ってしまった。
東京で4日、東海で3日・・・・
いくら夜中に走って移動したとしても、日の過ぎていくのはあっという間だ。
　
台風18号が近付いて来てる。
今夜は、この地域に上陸して列島を縦断する、との予報が出てる。
伊勢湾台風並みでコースもよく似てるとか・・・・・
ニュースを見れば見るほど不安がおきてくる。
　
隣の家の瓦が飛ぶことが、すごく心配。
そして、隣の家の、雨がモることが心配。
そして、停めてある車に瓦や樹木が飛んできて傷つくことが心配。

伊勢湾台風並みとなったら、この程度では済まないのかも知れない。

現在は不気味なほど静かに雨が降っている。

「嵐の前の静けさ」なのだろうか・・・・・

なんとか上陸しないで、勢力弱まって遠ざかってほしいな～。
切に願う。

国慶節に日本へ帰る

10/1朝早く上海の飛行場へ。
２時間前にチェックインはしてしまったけど、飛行機種の不備による遅れ。
出発まで２時間も遅れる。

おかげで、空港内のテレビで北京の国慶節式典の様子を見ることができた。

６０周年というこの式典。
すごいな～・・・・・・・と、感心する。
ものすごくきちんとしたパレードだ。
訓練された軍隊。
一列に並んだ海軍兵の姿・・・・まるで人間の壁みたいに見える。
一人一人の人間が、一つの大きな整列を作っている。
素晴らしいパレードが団結心を、思い知らされる。
やっぱり、中国という国は大きいな～・・・・

日本に着いたら青空が見える。
しかし、帰りの電車は「線路内に人が入ってしまった」とのことで発車せず。
　
なにか、日本と中国の差、感じるな～・・・・・