中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

梅の実

2011年04月29日 | 日記
4月も下旬となると、初夏の陽差し。

気温も急に30度近くになったり。

間違いなく、無錫の夏が近付いてきてることを実感する。

散策中
梅の木に、丸い実が付いているのを発見。

この実は「梅干し」になるのだろうか?


白桜花

2011年04月29日 | 日記
人に知られてないような新しい公園で、今年最後の桜の花を発見。

やさしい色の、八重桜だ。

無錫で桜を見るのも、これが最後かも。
と、思うと、こんな知らないところで咲いてる桜が愛おしくなる。

運河公園で見た桜とは、微妙に違う。

「白桜花」・・・・中国らしい名前が付いていた。

新緑と一緒に咲く桜・・・・これも好いね。

日本の震災のこと

2011年04月21日 | 日記
こちらの学生さんたちから

「今の日本のことを話してほしい」と言われる。

精一杯、自分の知ってるかぎりの事を話す。

地震など一回も体験したことのない彼らは、
イマイチ実感としては感じられないようだが
真剣に聞き入ってる。
(もちろん、細かい日本語を理解することじたい難しいのだが)

地震、津波、原発事故対策。

テレビなどで大体の事は知ってて、放射性物質のことを
「核」「核は大丈夫ですか~?」と、質問してくる。
世界から支援の手や義援金が届いてることも。
風評被害のことも知ってる。

自分としては
こころからお礼の言葉と、
今も、辛いのを我慢して頑張ってる人たちが沢山居る事、
世界の人たちに迷惑をかけないように、原発事故現場で懸命に作業している人が居る事
話しきれないけど・・・・話す。

最後に、彼らは

「僕たちの気持ちです~・・・・」って

泥人形と、大きな花束を差し出してきた。

そして、あとは中国語の会話で盛り上がっていった。



彼らが、この人のブログを読んだら・・・・・・
あまりにも悲しすぎるだろうか。

http://blog.goo.ne.jp/flower-wing/e/94df7eade75508d8941e7b3c89203f57

この花は?

2011年04月19日 | 日記
名前を調べたが、見つからない。
いったい、なんて言う名前の木なんだろう・・・

アジサイにしては、木が大きすぎるし、開花が早すぎる。

でも、でも・・・・

紫陽花にそっくりな花なのよね~。
緑色のアジサイ。

日本の家の庭に、植えてみたくなる。
 

きれいな空気と花を求めて

2011年04月17日 | 日記
中心街を離れ、蠡園・双虹園・漁父島を歩く。

蠡園は花盛りだが、観光客が多すぎて空気悪し。

双虹園は、嘘のように人が少ない。
たくさんの花があるわけではないけど、ほっとする。

源平桃も綺麗に咲いているし・・・・
緑色のアジサイのような花も、綺麗。
漁父島までの通りは雲南黄梅が綺麗。


これで、蠡湖の水が綺麗だったら、どんなに好いだろう、と、思う。
いつか、無錫の湖が綺麗になる時が来るんだろうか?

琵琶湖の水だって、年月かけて綺麗になったんだから・・・
みんなが、その気になれば~・・・・
いつか、きっと。


不眠不休の工事現場

2011年04月16日 | 日記
地下鉄工事もさることながら、高層ホテルが建つ工事は大変~。

毎日、昼も夜も音をたてて、工事をしてる。


工事が始まってからもう一年以上経つが、まだ、地面下の工事だ。
地下を掘って、水を抜いて、基礎を作って・・・
地下三階分ぐらいが出来てきたようだ。

これから上に高く高く造って行くのだろうけど・・・・
とにかく、大掛かりな工事だ。

こんなに大きなものを簡単に造られてしまっても怖いけど・・・

工事音と埃は、早く解決してほしいよな~・・・と、思う。

この工事を見ながらも、日本の地震現場が頭に浮かぶ。
瓦礫を撤去して復興しなければならない人たちは
これから
あっちでも工事、こっちでも工事と、なるんだろうなぁ~。

被災地に「静かで平安の日々」が早く訪れますように~。


そう思うと、こちらの、この工事現場の音なんて我慢しなけりゃぁ。


運動会

2011年04月15日 | 日記
二日間にわたって学校の運動会。

気温の上がってきた校庭で繰り広げられる競技は熱気ムンムン。
短距離、長距離の徒競争、砲丸投げ、高跳び、やり投げなど、日本の高校とほとんど同じ。
ただし、あまりにも学生の数が多いので・・・・
なにも出場せずに、好き勝手にウロウロしたり、教室で雑談したりしてる学生も多い。
それでも、校庭の周りは夥しい応援団で歓声が上がる。

「キャー~」・・・「加油~!」{加油~!」

どこの国においても、運動会って楽しいものだな~・・・と、思った。

競技中でも、突如、学生たちは日本の地震、津波、原発の質問をしてくる。
被災された人たちの状態や放射能の不気味さを心配している。

国は違っても、人が人を心配するのは、どこも同じ感情なのだ。

無錫の若者たちよ
体を鍛えて強くなり、優しい精神力で、世界に羽ばたけよ~!

今年の運動会も、すごく思い出に残る運動会であった。


八重桜はもうすぐ咲きそう

2011年04月10日 | 日記
運河公園はソメイヨシノよりも八重桜が多く植えられてる。

今は、まだ二分咲きぐらい。

この八重桜が満開に咲いたら~・・・・・
華やかな気分になれそう。


運河の水は、決して綺麗だとは言えないけど、
植樹された木々が大きくなって・・・・・・
いろいろな花が綺麗に咲いてくれたら・・・
明るい気持ちになれそう。


日本の東北地方のあちこちで、この八重桜を見たことを思い出す。
被災地でも、蕾が膨らんできてると思う。
この花は、咲くまでは地味だが咲いた途端に華やかになる。

被災地にも早く咲いてくれる事を願う。

運河公園をぶらぶら歩く

2011年04月10日 | 日記
暖かさにつられて、近くの運河公園に。

運河に浮かんでいる泥汚れた船を見ながら・・・

ベンチで、知らなかった人たちと会話。
筆談と、無茶苦茶の中国語で。(苦笑)
楽しいひと時だった。

その後、公園近くの中華飯店で、無錫の若者と一緒に食事。
これもまた、チンプンカンな日本語で会話。
日本語が少しできる人との話も、また盛り上がる(笑)

みんな、日本の地震、津波、原発事故、放射能を心配してくれる。
ありがたいことだと思う。
感謝

無錫の桃源郷

2011年04月10日 | 日記
今年の桃源郷行きもバスは満員。
人、人、人。・・・・「人真多」

温泉休暇村みたいなもの(笑)が、広い範囲で造成中。

これが出来あがったら素敵だなと思う。

去年、桃の花の傍に白い梨の花が見事に咲いていたのに、なぜか今年は他の木に植え替えられていた。残念。

桃農家の○○さん夫婦の家に、着くことができた。
久しぶりに会って感激。
言葉はほとんど解らないんだけど・・・・
昔からの知人に会えたような。
とても、嬉しい気持ちになれた。




無錫の「お花見」

2011年04月04日 | 日記
鼈頭渚公園に、今年も「花見」に行く。

人出の凄さを予想はしてたけど・・・・・
予想なんてものではない。
ものすご~い、人、人、人。

中国でも、サクラの「お花見」が、こんなにも好かれるとは・・・
日本人の自分としては、とても嬉しくなる。

敷物を敷いてお弁当を食べてる人たちも去年より多くなったような。
日本のお花見の雰囲気とは、ちょっと違うけど・・・まあ~いいっか。

青空に 満開のサクラ。
桜の花びらのように、人もヒラヒラ。
花を見上げて、写真を撮ったり撮られたり。

桜の花って、やっぱり、いいね~。

道中、歩き疲れた「花見」ではあったが、「満足のサクラ」でした。

無錫に帰って

2011年04月01日 | 日記
一週間が経つ。

無錫は確実に春が来てる。
日に日に気温が上がってるようだ。

街の中はどこも工事中だから、土ぼこりが激しい。
 
日本の放射能を心配しながら、この街の大気も心配になる。

そんな中で、今日、桜を見つけた。

街の真ん中、店が連なってるところだから誰も見向きもしてないけど~・・・
桜は、桜。

誰にも見られてないところで綺麗に咲いてた。

桜って、いいね~。

この桜も日本から来たのかしら?

ほぼ満開の桜を、じ~っと眺めていたら、花びらが散った。

見上げる私の頬にも涙がこぼれた。


遠く離れた日本の被災地を想う。

東京タワーの下で開かれてると言う
「鎮魂と慈悲、ブッダ展」を見に行きたい・・・・。


しかし、自分は また、無錫の生活が始まったのだ。
この町で元気に生きていかなくちゃ~・・・いけないね。